カイルがバルバトスを憎まない理由

カイルがバルバトスを憎まない理由テイルズオブデスティニー2

テイルズシリーズが大好きな
ペパーミントあいです。

TOD2で、カイルがバルバトスを憎まない理由を
考察してみました。

※本記事にはTOD2のネタバレが含まれます。
TOD2を最後までプレイした人向けの記事です。

未プレイだけど情報を得たい方も、
どうぞご覧ください^^

なお、TOD2を最後にプレイしてから
そこそこ時間が経っているので、
多少の記憶違いはご容赦ください。

カイルがバルバトスを憎まない理由は、
第一に、ストーリー全体の整合性の問題があると
想像します。

そして最終的には、
ロニが救われるためだと思っています。

カイルは親の仇のバルバトスを憎んでいない

原作ゲームTOD2の中で、
カイルはバルバトスを憎んでいません。

幼い時に目の前で父親を
殺されているにも関わらず、
憎んでいる様子が全くと言っていいほど
描かれていません。

それどころか、
バルバトスの断末魔には
彼を助けようとする素振りさえありました。

バルバトスは敵キャラなので
何度となく戦いはしますが、
あくまでも「襲ってくるから迎え撃つ」、
「悪いことをしようとしているから阻止する」
というスタンスなんです。

テイルズシリーズをいくつか
プレイしたことのある方なら、
不思議に思うのではないでしょうか?

なぜなら、

テイルズシリーズはシリーズ全体を通して
敵討ちの概念を否定していない

からです。

カイルは特別心がきれいな人なのか?

父親を殺されても殺した相手を憎まないなんて、
カイルは特別心がきれいな人なのでしょうか?

私は、そうではないと思っています。

カイルは心がきれいな人ではあるけど、
特別というレベルではないと思っています。

年相応に未熟な一面もあるし、
人並みに自己中な心も持っています。

ストーリー中盤で
ジューダスに叱られるシーンでは、
まさにそれが現れてますよね。

それに、もし特別心がきれいな人なら、
そこを強調するシーンが描かれると思います。

原作にも

「お前は何で父親を殺されたのに
あいつを憎まないんだ?」

みたいな会話が出てきてもいいと思うし、

ザレイズで他作品の復讐に生きるキャラから
同じような問いかけが描かれても
いいと思うんです。

でもそんなシーンは
原作にもザレイズにも描かれていません。

むしろ原作では、
バルバトスが親の仇であることは
全く強調されていないんです。

あくまでも「父親が亡くなっている」
という事実が重要で、
殺した相手はそんなに重要じゃない、
という描かれ方というか……

とにかくさらっと描かれていて
それが当たり前です、みたいな感じなんですよね。

スタンはあくまでも「取り戻す人」

カイルが親の仇であるバルバトスを憎まない理由。

その第一は、
TOD2のストーリー全体の整合性の問題があると
思います。

というのも、
TOD2のストーリー全体を通して見ると、
スタンはあくまでも「殺された人」ではなく
「取り戻す人」だからなのです。

フォルトゥナが介入して歴史が改変した世界では、
スタンはバルバトスに殺されていますが、
カイルたちの活躍によって
本来の歴史に戻った世界では生きています。

だから全体を通して見ると「殺された人」ではなく
「取り戻す人」なんです。

取り戻す人の仇を撃つのは、変ですよね。

だからTOD2のストーリーでは、
カイルがバルバトスを親の仇と認識する描写は
一切ないものと想像します。

ロニが救われるため

でもそれだけだと、
ちょっとストーリー全体の重みとしては
弱いですよね。

確かに「取り戻す人」の敵討ちはおかしいので、
そこは整合性を保たなければ違和感が残ります。

かと言って、
完全に親の仇の要素がスルーされ過ぎるのも
それはそれで違和感です。

ストーリー中のカイルたちは
エンディングでスタンが生きている世界を
取り戻すことなど知らないのですから。

でもよくよく振り返ってみると、
ストーリー中でも違和感が残らないシーンが
ちゃんと描かれています。

それは、カイルが幼い時に
目の前で父親を殺されたことを思い出した場面。

幼いカイルにとって
目の前で父親を殺されたことは
とても受け止めきれないほどショックでした。

ゆえにその瞬間の記憶を失います。

物語開始時のカイルは、
「父さんは冒険の旅に出かけた」と
思い込んでいました。

でも冒険の途中で、
それを思い出す出来事があります。

その時のカイルの反応は、
実にあっさりしたものでした。

「なんだ、やっぱり父さん、いなかったんだ。
父さんいないのは残念だけど、でも、
オレにはロニがいるから、大丈夫」

一言一句合ってはいないけど、
こんなようなことを言っているんです。

このシーン、私すごく好きなんです!

きっとロニは、
カイルのこの一言で救われたと思います。

スタンがバルバトスに殺されたのは、
幼いロニが人質になってしまい、
戦うことが出来なかったからでした。

だからロニは、
ずっと自分を責めていました。

自分のせいでスタンさんは殺された、
自分がカイルから父親を奪ってしまった、
だから自分が父親の代わりにならなければ、
と思いながら生きていました。

そんなロニが
「オレにはロニがいるから大丈夫」と
カイルに言われたら……

救われるに決まってますよね(´;ω;`)ウゥゥ

カイルは父の死をずっと忘れていたけど、
本当は心のどこかで分かっていました。

そして、ロニやルーティや
たくさんの人たちの愛情を受けて育って、
父親の死を乗り越えていました。

だから、父親を殺した相手を憎んでいないんです。

憎むのは、
大事な人の死を受け入れられないからです。

現実を受け入れて乗り越えている人は、
憎んだりしません。

……現実にはそう簡単に
受け入れられるものでもないだろうけど、
一応これで、ストーリー中の整合性も保たれたと
思います^^

ザレイズのカイルとロニとバルバトス

シリーズ集合ゲームのテイルズオブザレイズでは、
カイルがバルバトスを憎む様子は描かれていません。

ザレイズに登場する歴代キャラは、
みんな原作の世界からやってきています。

ゆえに原作で父の死を乗り越えているカイルは、
ザレイズの世界でもバルバトスに憎しみを
抱くことはないんですね。

でも一方で、
ロニがバルバトスを赦せないと思っている様子
描かれています。

これは原作にはなかった描写です。

原作で敵討ちの概念を描いてしまうと
ストーリーの整合性が崩れてしまうから
描けなかったことが、ザレイズの世界では
描かれているのだろうと想像します。

でもあくまでも原作では「描けなかった」だけで、
ロニはずっと、親子に対する贖罪の思いと同時に
バルバトスへの憎しみも抱えていたんだろうな、
と思います。

原作で見られなかった原作の要素が見られるもの
ザレイズの面白いところですよね!

ちなみにザレイズのバルバトスは、
エルレインが生き返らせたバルバトスではなく、
天地戦争時代のバルバトスです。

つまり、スタンを手にかける以前のバルバトス、
ということになります。

いくらカイルが
父の死を乗り越えているとはいっても、
親の仇と仲間になって共に戦うのは
酷ですもんね。。。

ずっと語りたかったことを書きました

以上が、
私の思うカイルがバルバトスを憎まない理由です。
いかがでしたでしょうか?

あくまでも私の解釈で、
公式さんがそう言っているわけではありません。

でも、私はこういう理由なんじゃないかと
想像しています。

だからどうしたって言われたら
それまでなんですが、、、

ずっとこの話をしたくてたまらなかったので、
ブログに書いてみました(笑)

読んでくれた方に
少しでも楽しんでいただけていれば、
嬉しく思います^^

この記事書いてたら、
またTOD2やりたくなってきました><

カイルがジューダスに叱られるシーンと、
「オレにはロニがいるから大丈夫」
って言うシーンが見たい!

ちょっとPS2引っ張り出すのは大変だから、
ザレイズでロニがバルバトスを助けたシングに
突っかかるシーン
だけでも見ようかな?笑

以上、ペパーミントあいがお届けいたしました。

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