全日本フィギュア2018男子SPの感想

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相撲と紅茶とゲームが大好きだけど、
フィギュアスケートも大好きな
ペパーミントあいです。

2018年の全日本フィギュア男子SPを
テレビ観戦した感想
をまとめています。

印象に残った選手のこと、
解説が良かったこと、
あとBSの鈴木芳彦アナの実況がよかった
という話をしています。

とても見ごたえのあるテレビ中継でした!

印象に残った選手

怪我?を乗り越えた宇野昌磨

6分間練習中に怪我?

本大会でSP首位に立ったのは、
予想通り宇野昌磨選手でした。

順当にいけばほぼ彼の優勝は
約束されていると言ってもいい大会。

当然といえば当然の結果かもしれません。

でもSP開始直前の6分間練習では、
アクシデントもありました。

詳しい状況は分かりませんが、
恐らく、足を怪我したのだと思います。

6分間練習の終盤と演技開始直前まで、
足を引きずっている様子が見られました。

それでも本番で完璧な演技を見せたのは
さすがです!

それこそジャンプ1本も決まらないんじゃ
ないかとハラハラするくらい
心配していましたが、冒頭の4Fを着氷!

続く4T-2Tのコンボも決め、
最後イーグルからの3Aも着氷。

スピン、ステップはオールレベル4!

何て本番に強い人なんだと思います!

インタビューでは相変わらずな一面も

演技後のインタビューでは、

「精神力で乗り切ることが出来た」

と話していた宇野昌磨選手。

痛みを堪えての演技であったことが伺えます。

でも怪我についての質問が及ぶと、

「今の状況を言い訳にしたくないので、
フリーが終わるまでは
コメントは控えさせていただきます」

とのこと。

そこでインタビューアーは話題を変え、
憧れの高橋大輔選手のことを振ります。

すると

「高橋大輔選手に
注目が集まってくれたおかげで、
プレッシャーを感じずにすみました」

と答えました。

ここ最近は心境の変化があったのか、
「楽しむより結果を求める」と
明言している宇野昌磨選手ですが、

こういうところは相変わらずです(笑)

少しホッとしますね。

とはいえ、怪我の状態が心配です。。。

フリーには出るつもりのようなので、
棄権するほどの大怪我ではないようですが…

フリーまで中一日あるので、
その間に少しでも痛みが引いてくれることを
祈るばかりです。。。

帰ってきた高橋大輔

情感あふれる演技でSP2位!

そして2位になったのは、
今季から現役復帰した高橋大輔選手でした。

全日本予選の近畿選手権は3位、
西日本選手権は優勝と、
少しずつボルテージをあげていることが
伺える高橋大輔選手。

4Fにも取り組んでいるとの話もあり、
4年のブランクを経て、どれだけ
戻っているのかは正直未知数
でした。

でも結果はSP2位!

それこそ4回転ジャンプは
なかったけれど、

3回転ジャンプとレベル3の構成のスピンで
確実に加点を稼ぎました。

でも高橋大輔選手といえば、
やはり情感あふれるステップ!

技術面がどうのということは関係なく、
一つ一つの動きに情感がこもっていて
引き付けられます。

一時期は目標に迷っていたのか、
時々アイスショーで見かけても
いまいち演技に覇気を感じないことも
ありましたが、

ここまで戻してきたんですね!

なにぶん怪我の多い選手なので、
怪我のないよう気を付けて、
フリーも悔いなく演じ切ってほしいです!

おっさんになった高橋大輔

演技中はかっこよかった
高橋大輔選手ですが、

演技後のインタビューでは
「おっさんになったなぁ」と思いました(笑)

インタビューアーのアナウンサーも
周囲のカメラマンやスタッフさんたちも
どことなく祝杯ムードで、
笑い声が上がっていました。

去年の高橋大輔さんは、
フジテレビの実況チームの一員として
選手のリポートやインタビューを務める
ナビゲーターをしていました。

いわば中継スタッフの方々は
チームメイトみたいなものですもんね(笑)

「インタビューされるのが変な感じ」
とも話していました。

何とも独特な雰囲気になっていました。

7位に沈んだ友野一希

一方でちょっと残念だったのが、
友野一希選手。

世界選手権の代表候補、
表彰台の候補ですが、結果は7位。

演技自体は良かったと思うのですが、
冒頭の4Sを回転不足で転倒したミスが
大きく響きました。

最初のジャンプでミスをした影響か、
その後のスピンでもレベルの取りこぼしが
多くありました。

解説の本田武史さんは

「スピンでのポジションの変更が早すぎて
回転数が足りていない」

と話していたので、
力みとか気負いが出たのでしょうかね?

スピンのレベルの取りこぼしって、
こういうところから起こるんですね。

出来栄え重視の今季からのルールは、
こういった小さなミスの積み重ねが
点数に大きく響くから怖いですね。

とはいえ、友野選手の実力なら
フリー次第で表彰台まで挽回も
可能だと思います。

切り替えて頑張ってほしいです!

解説が良かった!

本田武史さんの解説が良かった

今大会全日本フィギュア男子SPは、
本田武史さんの解説も良かったです^^

本田武史さんの解説は、
織田信成さんほど多くは語らないのですが、
要所要所で的確な解説を入れてくれます。

今大会からフジテレビは、
アイスコープという独自のシステムを導入。

これによってジャンプの飛距離、高さ、
着氷速度を数字で見ることが出来ます!

ただ一方で、この3項目だけが加点の条件と
誤解されたらいやだなぁ、

という心配もありました。

でも本田さんは、
このアイスコープの数字と
実際のジャンプの映像を見ながら、

「着氷後の流れがあると
さらに加点につながりますね」

と解説。

さらっと
「この3項目だけが加点の要素ではない」
ことを教えてくれる解説!

素晴らしいです!

多くは語らないけれど、名解説者ですね!

無良崇人さんの解説が良かった

今大会からは、
昨季で引退した無良崇人さんも
実況チームに参加。

男子SPの全競技終了後には、
無良崇人さんの解説で宇野選手と高橋選手の
演技の振り返り
がありました。

生放送とは違う解説者での振り返りって、
斬新ですよね!

本田武史さんとは違う視点の解説が聞けて
面白かったです^^

無良さんは宇野選手の4Tについて、

「頭が左に傾いているのが気になる」

と話していました。

成功した今日の4Tでは
頭は真っすぐだったのですが、

ミスする時は左に傾いてしまっている
ことが多いみたいです。

ちょっと、以後は気をつけて
見てみようと思います。

無良君の解説は、
本田さんとも織田さんとも違う
独自の視点が面白かったです!

きっと彼もいい解説者になると思います^^

鈴木アナの実況が良かった!

ついトップ選手に注目が行きがちですが、
全日本フィギュアの面白いところは、
世界選手権の代表争いだけではありません。

トップ選手がグランプリシリーズに
出ているあいだに、
地区の予選を勝ち上がって
全日本出場を決めた選手もたくさんいます。

こういう選手たちの演技にも
いい演技がたくさんあります。

BSフジではそんな第1~第2グループの演技を
中継してくれていました。

その実況を担当したのは、
鈴木芳彦アナウンサー。

最近では大相撲トーナメントの実況も
されていましたが、

フィギュアスケートの熱のある実況に
定評のあるアナウンサーです。

とにかく第1~第2グループの選手の
情報に詳しく、そして思い入れが熱いです!

鈴木さんが熱心に語るものだから、
見ている方も自然とその選手に感情移入し、
演技に見入ってしまいます。

テレビ中継の実況や解説は、
こういう人にお願いしたいですね。

全日本2018男子SPの総括

以上、全日本フィギュア2018男子SPの感想を
長々と語らせていただきました。

印象に残った選手と
印象に残った解説、実況について
語らせていただきました。

いろいろ詰め込みまくっているけど、
これが私の率直な感想でございます。

素晴らしい選手がいることも大事だけど、
競技自体の素晴らしさを伝えてくれる
実況や解説も大切だと感じる今日この頃です。

フジテレビさんの全日本フィギュア、
とても楽しませていただきました。

フリーの放送も楽しみにしています!

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男子のフリー、女子シングル、
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あわせてご覧いただけると嬉しいです^^

全日本フィギュア2018のまとめ
全日本フィギュア2018に関する全記事を1ページにまとめました。男女のシングル、ペア、アイスダンス、世界選手権の代表、地上波及びBSの完全版のエキシビの記事をまとめています。ついでに各記事のハイライトなんかもつけています。全日本フィギュア2018の概要がこれだけでも分かるかと思います。

以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。