貴ノ岩が日馬富士に賠償を求める意味を考える

貴ノ岩が日馬富士に賠償を求める意味を考えるアイキャッチ相撲ニュース

スコゲワブロガーのペパーミントあいです。

貴乃花親方が相撲協会を退職後、
貴ノ岩が暴力事件の賠償を求めて
日馬富士を提訴する
との報道が出ました。

その意味を改めて考えたいと思います。

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貴ノ岩が日馬富士を提訴

貴ノ岩が日馬富士に賠償を求めて
提訴するそうです。

現時点ではまだ確定ではありませんが、
そんな流れになっているとのこと。

日馬富士はすでに書類送検されているのに、
何で今更?と思いましたが、

水面下では双方の代理人による
話し合いが続いていたようですね。

でも、
結局話し合いでは解決出来なかったため、
提訴に踏み切る流れになっているようです。

損害賠償の内訳

昨日の報道では、
日馬富士側の代理人弁護士の
「あまりにも法外な金額」という
コメントが紹介されていました。

でも今日の報道で、
賠償金額の内訳が紹介されていました。

請求金額は2413万5256円の内訳

●積極損害

入院治療費等…合計435万9302円

●逸失利益

<1>給与差額…148万1840円

<2>懸賞金の逸失…900万円

<3>巡業手当の逸失…38万円

<4>退職時の幕内養老金等の減…172万円

合計1258万1840円

●慰謝料…500万円

●弁護士費用…219万4114円

参照元:貴ノ岩、慰謝料など2413万円 日馬富士関を提訴

まあ数字を見ても、
私のような素人には全然
ピンときません(;^_^A

慰謝料の相場とか全然分からないし。

ただ、貴ノ岩側の弁護士の言い分は
分かりました。

こういう理由でこの金額を算出しました、
ということは分かりました。

ざっくり言うと、
こういうことですよね。

  • 怪我の治療費
  • 休場しなければ得られたであろうお金(懸賞金など)
  • 慰謝料
  • 弁護士費用

これに対して、
きっと専門知識のある弁護士さんでも
様々な意見があると思います。

日馬富士側の弁護士さんの言い分も
あると思います。

双方の言い分を聞いたうえで、
判事さんが然るべき判決を
下してくれればいい
と思います。

暴力による指導は、 相手をこれだけ痛めつけている!

上記の金額が妥当なのかは、
私には分かりません。

ただ、この内訳を見て、
相手を殴るってこれだけ相手を
傷つける行為なんだな
と思いました。

殴られて怪我をすれば、
当然怪我の治療費がかかります。

その怪我によって仕事が出来なければ、
そこで得られるはずだったお金も
得られなくなります。

心にも傷を負います。

暴力による指導は相撲に限らず、
スポーツのあらゆる現場で
行なわれているものと思われますが、

暴力は本来、
それだけの痛手を相手に
負わせる行為なんですよね。

ただ、そこに「指導」という名目がつくと
正しくなってしまう。

相撲でもその他のスポーツでも
これが伝統的に行われていると思うと、
根深い問題ですよね。

人格者で知られる日馬富士

日馬富士の人柄は、
相撲ファンなら多くの人が
分かっています。

悪い人間ではないこと、
むしろすごくいい人だと、
多くの相撲ファンは思っています。

貴ノ岩を殴ったのも、
ただ気に入らないからという感情だけで
殴ったのではなく、

良くない振舞を正したいという
心からのものであった
と思います。

ただ、それでも殴ったのは
やりすぎ
でした。

口で注意しても聞かなかったから
殴ったにしても、
暴力を振るっていい理由にはなりません。

日馬富士もある意味では被害者

とはいえ、
日馬富士もある意味では被害者です。

さきほど、
多くのスポーツ界で暴力による指導が
伝統的に行われていると言いましたが、
相撲ももちろん例外ではありません。

大相撲の世界で暴力による指導が
日常的に行われていること
は、

暴力事件発覚後、
白鵬や伊勢ヶ濱親方が
「どうしてこんなことに」
話していたことから伺えます。

この「どうしてこんなことに」の意味は、
おそらくこうです。

「先輩が態度の悪い後輩力士を
殴って指導するのはふつうのことなのに、
何で日馬富士だけが『加害者』に
されているのか?」

そんな世界で、日馬富士も育ちました。

きっと若いころは、
先輩から同じことをされてきたと
思います。

それが正しいことだと思って
育ってきた
ことと思います。

貴ノ岩に対しても、
自分が先輩方から教わったことを
先輩方からされたのと同じ方法で
伝えようとした
ものと思います。

でもこれが、
貴乃花親方の逆鱗に触れて
「暴力事件」として世に出ることに
なってしまいました。

そう考えると、
日馬富士は加害者だけど、
大きな目で見たら被害者である
と思います。

なぜ暴力がダメな時代になったのか、考えてほしい

第二の日馬富士や貴ノ岩を
出さないためには、やはり、
相撲界全体が変わる必要があると思います。

言うのは簡単だけど、
現実にはとても大変なことです。

そしてそのためには、
「時代に合わせて変わる」のではなく、
「どうして暴力がダメな時代になったのか」

を、指導者たちがしっかりと向き合って
考えないといけません。

末端の人がどれだけ
暴力による指導の悪いところを
理解したところで、
上の人が暴力を振るうのを止めることは
出来ません。

上の人から
「後輩を殴って指導するように」
と言われたら、逆らえません。

だから組織のトップ、
特に影響力のある人たちから
変わっていく必要があると思います。

そういう人たちが
「時代が時代だから仕方なく」
という意識では、周りには伝わりません。

まずは指導者にあたる人たちから、
暴力による指導は上記のような
痛手を与える行為であることを
理解してほしいです。

そして暴力による指導に変わるものを
見つけてほしい
と、
ただただ願うばかりです。

暴力による指導に変わるものを見つけてほしい

以上、貴ノ岩が日馬富士を提訴するという
報道を受けて思ったことを
まとめてみました。

いかがでしたでしょうか?

損害賠償の内訳を見て、
暴力による指導って、
本当はこれだけの痛手を相手に
負わせている
んだなと思いました。

この提訴をきっかけに、
相撲でも他のスポーツの指導現場でも、
暴力による指導に変わるものを
見つけてほしい
と願わずにはいられません。

以上、ペパーミントあいが
お届けいたしました。

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