大関昇進の年長記録

大関昇進の年長記録アイキャッチ 大相撲の記録

NHK大相撲の細かすぎる記録が
大好きなペパーミントあいです。

2018(平成30)年夏場所13日目の
NHK大相撲中継にて、
昭和33年以降の大関昇進年長記録
紹介されていました。

本記事は当該の夏場所13日目に
書いた記事をリメイクしたものです。

昭和33年以降の大関昇進年長記録

昭和33年以降の大関昇進年長記録は、
以下の通りです。

大関昇進の年長記録
(昭和33年以降)
1位 琴光喜 31歳3ヶ月
2位 増井山(2代目) 31歳2ヶ月
3位 霧島 30歳11ヵ月
4位 栃ノ心 30歳7ヵ月

記録が紹介された
2018年夏場所13日目時点では、
まだ栃ノ心の大関昇進は
決定していなかったので、

4位の栃ノ心の記録はカッコつき、
場所後に大関昇進を決めればという
条件付きでの紹介でした。

場所後、栃ノ心は無事に大関昇進を果たし、
昭和33年以降
4番目に年長の大関
となりました。

30歳を超えて大関に昇進したのは3人だけ

2018年夏場所13日目時点では、
30歳を超えて大関に昇進したのは、
昭和33年以降ではここにランクイン
している琴光喜、2代目増井山、霧島の
3人のみでした。

栃ノ心が夏場所後に大関に昇進したことで、
4人目の30歳を超えての昇進となりました。

元霧島のコメント

この日の解説は、
大関昇進の年長記録3位の
元霧島の陸奥親方でした。

陸奥親方は栃ノ心の大関昇進について
このように話していました。

「怪我さえなければ
もっと早く上がっていただろう。

ここ最近は怪我が良くなって
稽古が出来るようになったと聞いている。

稽古が出来るようになったことが
今の強さに繋がっているのだろう」

一言一句正確には覚えていないですが、
だいたいこんなようなことを
コメントしていました。

怪我を治すこと、
稽古が出来ることって、
大事なんですね。。。

元栃乃花のコメント

この日の向正面の解説は、
栃ノ心の所属する春日野部屋付きの
二十山親方(元栃乃花)でした。

二十山親方は栃ノ心について、

「夏巡業から帰ってきたら
体つきが変わっていた。
どんな稽古をしたのかと思った。

師匠(春日野親方=元栃乃和歌)も
一番いい稽古をしていたと言っていた」

と話していました。

2018年の夏巡業では
栃ノ心の師匠の春日野親方が
巡業部長代行となり、
その後正式に巡業部長となりました。

師匠が巡業部長となって
巡業での稽古を見るようになったことで、
栃ノ心のモチベーションがあがったことは、
当時の栃ノ心の躍進に
繋がってたものと思います。

この時の栃ノ心、
本っっっ当に強かったですからねぇ。。。

大関昇進後の栃ノ心

以上、大関昇進の年長記録について
お伝えいたしました。

その後栃ノ心は大関に昇進し、
昭和33年以降4番目に年長の大関となるも、
新大関の場所で怪我をして途中休場。

一度はカド番を脱出するものの、
その後も怪我の回復が思わしくなく、
新たな怪我もあって大関を陥落。

この時は大関昇進を目指す貴景勝と
大関の地位をかけた栃ノ心の
事実上の大関入れ替え戦となり、
ファンにとっても
忘れられない一番となりました><

その後、栃ノ心は一度は大関復帰を果たすも、
怪我に苦しんで再び陥落しています。

怪我で苦しんで
やっと大関になったと思ったのに、
また怪我をして大関から落ちてしまうとは。

でも大関に駆け上がった頃の栃ノ心は、
本当に強かったです!

またあの頃の強い栃ノ心が観たいですね。

以上、ペパーミントあいが
お届けいたしました。