式秀部屋のおかみのモラハラがヤバすぎる件

アイキャッチ式秀部屋のおかみのモラハラがヤバすぎる件 モラハラDV

相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。

2020(令和2)年七月場所中には、
阿炎のキャバクラ通い、
田子ノ浦親方の泥酔事件に加え、

式秀部屋のおかみさんのモラハラによる
力士脱走事件

という残念な報道もありました。

親方が体調を崩し、
力士さんを指導出来なくなったことで
おかみの権限が強まり、
モラハラ事案に至ったとのこと。

七月場所後、
このおかみのモラハラについては
毎日のように新たな事案が
報道されていますが、
知れば知るほどヤバいです。

今後新たな事案が判明する可能性も
ありますが、とりあえず、
現時点で分かっている事案をまとめてみます。

式秀部屋おかみのヤバすぎるモラハラ事案

モラハラ事案①大部屋のコンセントは許可制

式秀部屋には関取はいません。

幕下以下の力士さんは皆、
大部屋で共同生活をしています。

親方が体調を崩し、
おかみさんが力士たちを指導するように
なって以降、

その大部屋のコンセントの使用が
許可制になったとのこと。

ちょっと携帯充電したり、
ちょっと扇風機回したり、
コンセントを使う機会って
いくらでもありますよね。

その度にいちいちおかみさんに
許可を取らなきゃいけないなんて、
バカバカしいですよね。

聞けば、

コンセントが許可制になったのは、

コロナで力士さんたちが一日中部屋で

過ごすことになり、

一日エアコンをつけっぱなしで過ごして

電気代がかかったことがおかみにとって

気に入らなかったから

とのこと。

この暑いのにエアコンをつけるなとは……

人権侵害も甚だしいです。

でも、こんなのはまだ、序ノ口です。

モラハラ事案②ラインへの返信強要

親方が体調を崩し、
おかみさんが力士たちを指導するように
なって以降、

式秀部屋のグループラインには
おかみの長文指示が毎日のように
送られるようになりました。

返信が遅い力士さんには物凄く怒って、
反省文を提出させていたようです。

ラインの返信が遅かったから
反省文提出、って……

ラインの返信が遅いから怒る、って……

中学生かよww
って感じです。

ていうか、一緒に生活してるんだから
朝礼でも開いて口頭で話せばいいのに、
わざわざラインに長文とは。

なんか変だなぁと感じます。

モラハラ事案③宅配便の回覧強要

さらにおかみは、
力士さんが通信販売で物を買ったり、
実家から仕送りが届くと、

写真を撮ってグループラインに
回覧することを強要していた
ようです。

完全にプライバシーの侵害ですよね。

いくら共同生活でも、
おかみがある程度力士さんのことを
把握していないといけなかったとしても、
やりすぎです。

過去に力士さんが通販でこっそり
爆発物でも購入して部屋がまるごと
吹っ飛んだ、なんて事件でもない限り、
やっちゃダメです。

たとえ見られて困るものでなくとも、
全部監視されるというのは嫌なものです。

まるで所有物のように支配し、
管理しようとしていますよね。

モラハラの典型的な事案と感じます。

モラハラ事案④思い通りにならないと脅す

このようなおかみのやり方には、
当然、力士さんから不満の声が上がります。

でも声をあげようものなら、

「やめさせるぞ」
「相撲協会に報告するぞ」

と脅されていたようです。

おかみに力士さんをやめさせる
権限なんてないし、
相撲協会に報告されたら困るのは
おかみの方なのですが……。

でも力士さんたちにとっては、
権限を持っている師匠の奥さんです。

その師匠から「師匠代行」を任命された
おかみの言うことは、
それなりに大きかったと思います。

モラハラ事案⑤力士に超古いお米を食わせる

そして今朝分かった新たな事案では、
このおかみ、力士さんたちに3~4年前の
古いお米を食べさせていたそうです。

お米に消費期限は特に設けられていませんが、
おいしく食べられるのはせいぜい
1~2ヶ月程度。

そこまで古いお米となると、
当然栄養価も落ちているし、
物凄くまずい
と聞きます。

まずくてとても食べられたものではないと
力士さんたちからは
不満の声が上がったようです。

その上、後援者から差し入れられた
新しいおいしいお米は、
全部おかみが自分の実家や知り合いに
送っていたとのこと。

これを報道した記事には

「悪意はなく、親方の代わりを務めようと
張り切りすぎた結果、
力士たちを苦しめてしまった」

と、物凄く優しい表現で書いていましたが、

悪意なく古くてまずい米食わせるわけねーだろ

と思います。

後援者さんが力士さんたちのために
差し入れたお米を、
自分が着服して力士さんに古くてまずい米
食わせるわけねーだろと思います。

モラハラ事案⑥靴下の着用強要

さらにこのおかみは、
先だって“靴下を履かない”石田純一さんが
コロナに感染したことから、

感染予防のために力士さんたちに
靴下の着用を義務付けたそうです。

もう意味が分かりませんm(__)m

「イソジン」の某知事も真っ青の
トンデモです!

コロナと靴下の着用には
何の因果関係もないことは、
わざわざ感染者に片っ端から
靴下を日ごろ着用していたかどうか
調査するまでもなく明らかです。

力士さんはふだん靴下を履く習慣がないから、
実家から靴下を送ってもらった力士さんも
いたとか。

いや靴下くらい買ってやれよ。

ただ、こういう意味不明な理屈を
振りかざしてくるところも、
モラハラする人にありがちなこと

感じました。

式秀親方は精神疾患?

以上が現在分かっている限りの
式秀部屋おかみのモラハラ事案です。

人を徹底管理しようとしたり、
意味不明な理屈を振りかざすところは、
典型的なモラハラ事案と感じました。

式秀部屋といえば、
「褒めて伸ばす」がモットーの
優しい親方が指導する、
明るくて楽しそうな部屋というイメージを
持っていました。

ゆえに実態を知り、
とても残念に感じています。

おかみのモラハラがエスカレートしだしたのは
親方が体調を崩して、
力士さんたちを指導出来なくなったから。

一部の報道では、
親方の病気は「精神疾患」とも
伝えられていました。

おかみは親方に対しても
高圧的な態度だったとも
報道されていました。

だから親方が病気になった原因も、
おかみのモラハラではないかと
想像しました。

ただ別の報道では、
親方の病気は別の病気とも伝えられていて、
本当のところは分かりません。

何にせよ、
親方が体調を崩して指導出来なくなったことが
原因で、

力士さんたちが脱走するほどに
モラハラがエスカレートしたことは
間違いありません。

助けてくれない相撲協会

脱走した力士さんたちは、
相撲協会に助けを求めたそうです。

でも対応した相撲協会は、
力士さんたちの訴えに
耳は傾けてくれたけれど、
結局、親方とおかみさんを注意だけして、
逃げた力士さんたちを部屋に帰しました。

七月場所後の理事会では、
阿炎のキャバクラ通いについては
2時間以上議論があったそうですが、

式秀部屋のモラハラに関しては
「部屋の中で調整しろ」の一言で
議題にも上らなかったとか。

相撲協会が式秀部屋を助けてくれない理由

相撲の世界は実に独特な世界です。

世間一般の方々は
相撲協会という組織のトップがあって、
各相撲部屋はその組織下にあると
思っていると思います。

実際、公益法人化して以降の相撲協会は
形式的にはその組織図で間違いないのですが、

元々の相撲協会は、
「独立した各相撲部屋の集合体」
という位置づけでした。

なので今もその感覚は
親方衆の中で強く残ってるいるのです。

今の式秀部屋に対する相撲協会は
「家庭内の問題に介入出来ない
児童相談所」みたいな状態ではないかと
想像します。

モラハラは病気みたいなもの

ただ現実問題、
モラハラは病気みたいなものなので、
式秀親方一人で何とか出来るものでも
ないと思います。

もし精神疾患と言うのが本当なら、
対応を親方一人に任せては、
親方が回復できないほどの重いうつ病に
なってしまう可能性もあります。

各報道機関が式秀部屋のおかみさんについて
「悪意はなかった」と書き立てています。

それは間違いではないけれど、
正しいとも言えないと思っています。

悪意がなかったにしては、
明らかにやりすぎですから。

ただ、私も身内にモラハラDVの
被害を受けた人間がいて、
少し知識が身についたので言いますが、

モラハラする人は、
それが行き過ぎた行為で、
相手を苦しめるだけのものであることを
自覚できないのです。

相手が支配され、管理されることで
人としての尊厳を傷つけられることを
少しも理解できないのです。

周りがいくら言っても理解できないのです。

どう見ても酷いことをしているのに、
「それが相手のためになることだ」と
本気で思っているのです。

自分にしか理解できない世界を
相手も理解して当然だと思っているのです。

それが一方的で身勝手であることを
欠片も理解することが出来ないのです。

騒ぎになったので、
おかみも一時的には力士さんたちに
優しくなるかもしれません。

でもほとぼりが冷めだしたら、
また同じことをするだろうと想像します。

モラハラする人は、
蓄積期と爆発期とハネムーン期を
繰り返します。

ハネムーン期には一時的に優しくなるけど、
モラハラ(モラハラDV)が
治ったわけではありません。

やがて蓄積期に入り、
爆発期へ向けて徐々に
モラハラがエスカレートしていきます。

私が考える解決方法

よって、モラハラは病気みたいなものなので、
相撲協会のお偉いさんが一言注意したくらいで
治るとは思えません。

出来ることなら、
力士さんとモラハラおかみを
完全に引き離すことが望ましいです。

でもそれが叶わなければ、
こんな方法もあると思います。

とあるモラハラ問題に精通した弁護士さんは、

「モラハラする人が悪い人なのではなく、
モラハラしてしまう状況になってしまう
ことが悪い」

と話していました。

モラハラしてしまう状況とは、

「相手を下に見て、
支配していい人間と判断する」

ことであると私は理解しています。

モラハラする人は、
自分より上と判断した相手に対しては
思いのほか大人しいものです。

よって、式秀親方が指導出来ないのであれば、
おかみが上に見るであろう相手、
式秀親方より現役時代の地位も現在の地位も
高い親方を親方代行に立てる
のが
いいのではないかと考えます。

ただ一部の報道では、
式秀親方が一応の回復を見せて、
再び指導へ意欲を燃やしているという情報も。

式秀親方が戻ってくることで
おかみの力士さんへのモラハラDVが
鎮まってくれればいいのですが……

相撲協会がモラハラ問題を考えるきっかけになってほしい

以上、式秀部屋のモラハラ問題について、
色々意見を述べさせていただきました。

相撲協会の対応には色々不安と不満が
残りますが、

それでも「悔しかったら強くなれ!」の

一言で一蹴せずにちゃんと力士さんたちの話を

聞いてくれるようになっただけ、

進んだのかなとも感じます。

ただこの手のモラハラ(モラハラDV)は、
相撲の世界が閉鎖的な世界だから
起こるのではなく、
世の中のいたるところで
起こっている問題です。

モラハラに関しては、
まだまだ世の中に正しい知識や対応方法が
理解されていない現状があります。

助けを求められた相撲協会が、
親方夫妻へ注意だけしてそのまま
力士さんたちを部屋へ帰してしまう
というのは、それこそ、
無知ゆえの対応と思います。

今回の式秀部屋の件をきっかけに、
相撲協会全体がモラハラ問題に関心を持ち、
モラハラの関する講習を積極的に
受けるようになってくれたらいい
と思います。

社会福祉精神を強く持っている
日本相撲協会なら、
きっと出来ることであると信じています。

以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。