朝乃山の付け人、廻し泥棒の被害に!

アイキャッチ朝乃山の付け人、廻し泥棒の被害に! 相撲ニュース

相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。

朝乃山の付け人を務めている
高砂部屋の寺沢が「廻し泥棒」
被害に遭っていたことが分かりました!

廻し泥棒なんてする奴いるんかい!?
と思いますよね。

でもこれが、いるんです!

力士さんの使用済みの廻しって、
けっこうオークションサイトにも
出品されていて、
特定の趣味趣向の方々に人気があるとのこと!

ビックリです!

高砂親方、廻し泥棒の被害を報告

寺沢の廻しが盗まれたことは、
高砂部屋のHPで、高砂親方(元朝潮)が
しれっと告白していました。

今日の高砂部屋

令和2年8月13日

3月につづき異例の本場所であったが、高砂部屋でも異例の事件があった。場所中(確か前半戦)の午後2時過ぎ、部屋の裏道の突き当りにある会社の社長が、裏口にいる力士に興奮気味に話しかけてきた。「さっき軽トラが路地に入ってきて、干してあるマワシを取って急発進していった。どうも様子がおかしかった」 調べてみると、ブロック塀に干してあった寺沢のマワシが無くなっている。おかみさんにお願いして防犯カメラの画像を確認してもらうと、1:53分裏に車が止まり、一瞬の後走り去るのが映っている。110番して被害届を出したが、未だ出てこず。40年近くこの世界にいるが初めてのこと。寺沢は、協会でマワシを新調、マワシ代はおかみさんが出してくれた。
高砂部屋HPより引用

下着泥棒ならぬ“廻し泥棒”がいたとは!

ビックリしました!!

実は一部の趣味趣向の方に人気らしい

でも、相撲記者の方によると
力士さんの使用した廻しって、
一部の趣味趣向を持つ方に人気があって、
けっこうヤフオクとかでも
出品されているらしいのです。

うーん、これが本当なら酷い話ですねm(__)m

そういう趣向の方に廻しを盗まれた、
あるいは盗品売買されているかもしれない
と考えたら、気分が悪いですね。

下着泥棒みたいなものですからね。

高砂親方は

「40年近くこの世界にいるが初めてのこと」

と言っているので、
廻し泥棒自体はそうしょっちゅう
あることではないのでしょうが……

ウサギの遺骨も一緒に盗まれていた

高砂親方がHPで廻し泥棒の被害を告白すると、
このことは相撲ファンのSNSで
あっという間に拡散。

翌日にはニュースになります。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

上記は翌々日14日のニュースで、
13日のニュースより内容が詳細な
ものとなっています。

寺沢の廻しには、
子供の頃飼っていたウサギの
遺骨が入ったお守り
が挟んであったとのこと!

そんな大事なものが一緒に
持ち去られたとあっては、
それはショックだろうと思います。

寺沢、七月場所は3勝4敗で負け越し

結局この場所、
寺沢は3勝4敗と負け越し。

記事によると廻しを盗まれたのは
七月場所2日目の7月20日で、
寺沢はその日、新大関 朝乃山の付け人として
国技館に場所入りしていました。

廻しが盗まれたことは
支度部屋にいる時に知り、
その日のうちに急遽新しい廻しを購入します。

ただ緊急事態に見舞われたため、
寺沢は翌3日目に取組が組まれていたのを
4日目に編成し直しとなったようです。

突然大事なウサギの遺骨ごと
廻しを盗まれるわ、取組編成は変わるわで、
さぞ混乱したことと思います。

ご本人としてはこれを
負け越しの言い訳にはしたくないでしょうが、
動揺が相撲に影響したことは
少なからずあったものと想像します。

「廻しは洗わない」は30~40年前の都市伝説?

一方で、相撲の稽古場廻しについては、
師匠が死んだとき以外は洗わないという
伝統をよく聞きます。

廻しを洗うことは汗と一緒に
師匠の教えも洗い流してしまうことだから
洗ってはいけない。

洗っていいのは師匠が亡くなって
代替わりする時だけなのだそうです。

でも、この「廻しは洗わない」伝統について
高砂親方はHPのブログで
こう言及していました。

今日の高砂部屋

令和2年8月13日

「マワシは洗わない」というと驚かれることが多いが、関取が本場所で締める締め込みは、絹なので、もともと洗えない。汚れた場合は濡れタオル等で汚れを落として陰干しする。というか、一場所終わると、必ず広げて陰干しする。稽古マワシは厚地の木綿なので日干しするが、こちらは汗と汚れがひどくなるとデッキブラシで洗い流して干すこともある。30~40年ほど前は、稽古マワシに関しても「洗っていいのは師匠が亡くなったときだけ」という言い伝えがあったが、当時も汚れがひどくなったら新調するのが一般的ではあった。
高砂部屋HPより引用

私、廻しを洗うのは師匠が死んだときだけ、
って話を20年前に聞いて、
それをずっと信じていたのですが……

高砂親方にとっては30~40年前の
都市伝説レベル
だったようで(;^_^A

要は、廻しを毎日広げて
デッキブラシで洗うのは大変だから、
毎日は洗わない、
というだけのことだったんですね。。。

寺沢ってこんな力士

ちなみに、
今回廻し泥棒の被害に遭った寺沢さんは、
2019(令和元)年の名古屋場所で
三段目優勝を果たしている力士です。

同じ高砂部屋の朝天舞さんとの
優勝決定戦を制して優勝しています。

当時の相撲ファンは、
ベテランの朝天舞さんが
三段目で全勝するというのは
ある意味奇跡みたいなことだったので、
朝天舞さんを応援する人が
多かったのですが……

優勝したのは東洋大出身、
エリートの寺沢さんでした^^

とても将来有望な力士さんです。

ちなみに寺沢さんが三段目優勝した
2019年名古屋場所は、
序ノ口でも優勝決定戦が行われていて、
序ノ口は鳴戸部屋の3人の力士による
巴戦でした。

この巴戦を制したのは
元林(現在の欧勝竜)です。

2019年名古屋場所は
幕下以下の優勝決定戦が
全て同部屋の力士によって行われる
という、
過去に例のない場所となりました。

2019年大相撲名古屋場所の優勝と三賞
2019(令和元)年大相撲名古屋場所の幕内から序ノ口までの優勝力士と三賞力士の情報をまとめました。最後に軽く自分の言葉で2019年名古屋場所を振り返る総括もしています。思い出の振り返りにでもどうぞ。2019年名古屋場所は、鶴竜が優勝。4大関が全員休場する中、千秋楽まで両横綱が優勝を争いました。

盗まれた廻しが戻ってきますように

以上、朝乃山の付け人、
高砂部屋の寺沢が廻し泥棒の被害に遭った
話をお伝えいたしました。

力士さんの廻しが
そういう気持ち悪い目的で
盗品売買されているのかもと思うと、
とても気分のいいものではありません。

どんな趣味趣向を持つかは自由だけど、
盗んだり盗品売買してはダメです。

その上寺沢さんは、
お守りとして大事に持っていた
ウサギのラルキーちゃんの遺骨まで
一緒に持ち去られてしまったので、
ショックは大きかったものと思います。

防犯カメラに映像が残っていることだし、
何とか犯人割り出して
捕まえられないですかね?

何より早く大事なラルキーちゃんのお守りが
寺沢さんの元に戻ってくることを
祈るばかりです。。。

ペパーミントあいがお届けいたしました。