阿武咲、明生の仕切りに敗れ二敗

01.阿武咲、明生の「仕切り」に敗れ2敗 2018年九州場所

2018(平成30)年九州場所は阿武咲を
応援しているペパーミントあいです。

ここまで1敗と好調だった阿武咲ですが、
中日は明生に敗れてしまいました。

敗因について、
ゲストの伊東勤さんは
「仕切り」に注目していました。

さすが好角家の伊東勤さん。
鋭い視点です!

中日の主な出来事とあわせて
詳しくお伝えしたいと思います。

明生に一気に持っていかれた中日

7日目まで6勝1敗と絶好調だった
阿武咲ですが、
中日は明生に敗れます。

これまでの一気の押し出しとは対照的に、
立合いから明生に左四つに組み止められ、
一気に寄り切られてしまいましたm(__)m

阿武咲の立合いはいつものように
右手を出して左でおっつけるような
動きだったのですが、

仕切り線後ろで構えていた明生には
力が伝わらなかった印象です。

それでワンテンポ遅れたような形になり、
捕まってしまったのかなぁ。。。

まあそんな日もあるさ。

切り替えて明日また頑張ってほしいです!

これで阿武咲は6勝2敗。

明日9日目は大奄美と対戦します。

伊東勤さんは「仕切り」に注目

中日のNHK大相撲中継は
元西武ライオンズの伊東勤さん
ゲストに来てくれていました。

伊東さんはこの阿武咲と明生の
相撲について、

「明生の方がゆったり
マイペースに仕切っていた」

と話します。

さすが好角家の伊東勤さん!

観ているポイントが違いますね。

(私は全然気が付かなかった!)

せっかちな阿武咲は
明生のマイペースな仕切りに
焦れてしまったんですかね?

よく相撲は
「仕切りから勝負が始まっている」
と言いますもんね。

あるいは仕切っている段階で、
すでに勝負が決まっていたのかも
しれません。

本当の好角家は仕切りまで
じっくり楽しむとも聞きます。

ちょっと私は集中力がなくて
仕切りまでじっくり見れていないですが、

これからは伊東さんを見習って
仕切りからじっくり観察してみよう
思いました。

「伊東親方」で大好評だった!

伊東勤さんは好角家と
紹介されていましたが、
それは本当でした。

NHK大相撲中継に呼ばれたゲストさんは、
たとえ相撲をふだん全然見ない人でも
「相撲好き」と紹介されますが、

伊東勤さんは本当に相撲が好きで
よく見ていることも分かる方でした。

その証拠に
ふつうに相撲の感想を言うだけで
軽く解説っぽくなります
(笑)

「左四つになるの早かったですね!」
とか、そこそこ相撲を観る目が肥えている
人でないとまず言えないですもんね。

ツイッター相撲部の相撲ファンからも
「伊東親方」と呼ばれて大好評でした^^

伊東親方、ぜひまたゲストに
いらしてほしいです!

貴景勝が単独トップ

中日はその後、
1敗の大栄翔も敗れ、
再び貴景勝が単独トップになります。

中日終了時点での成績優秀者は、
以下のように変遷しました。

1敗:貴景勝
2敗:高安、栃煌山、阿炎、大栄翔、
碧山、阿武咲

個人的には高安と栃煌山が
生き残ってくれたことと、
阿炎がまだ生き残っていることが
嬉しいです(笑)

仕切り中の廻し締め直しには苦言も

一方で中日は、
仕切り中に貴景勝の廻しがゆるみ、
呼び出しさんが3人がかりで締めなおす、

という珍しい光景がありました。

呼び出しさんが勝手に
廻しを締めなおすことはないと思うので、
審判の親方から注意されたんですかね?

このことに対して解説の舞の海秀平さんは
「ちゃんと準備を整えていないのはダメ」
と苦言。

相手に廻しを取られないように
緩めに締めるという戦略だったのかも
しれないけれど、

ちゃんと準備していないと
取られても仕方がありません。

それで仕切りのテンポが狂ったためか、
ちょっと対戦相手の妙義龍は
集中力が切れたような相撲に
なってしまっていました。

……アクシデントがあったから
そう見えちゃっただけかもしれないけど。

そこはちょっと気を付けてほしいですね。

目の肥えたファンと観る相撲は面白い!

以上、2018年九州場所中日の主な出来事と
阿武咲の相撲についてお伝えしました。

伊東勤さんが阿武咲の敗因を
「仕切り」に見たのは
私にはない視点でした!

目の肥えたゲストさんが来ると
相撲が何倍も面白く見られていいですね。

伊東親方にはまたぜひ、
大相撲中継のゲストに来て
いただきたいです!

ペパーミントあいがお届けいたしました。