スコゲワブロガーのペパーミントあいです。
2018年11月28日をもって、
テイルズオブデスティニー2が
16周年を迎えました。
TOD2は私にとって、
冗談抜きで人生の転機と言えるゲームです。
このゲームと出会っていなかったら、
私は今も
親を赦せていなかったかもしれません。
16周年を機に、
この思いを語りたいと思います。
※なお、TOD2の原作やアスタリアなどの
ネタバレもあります。
TOD2ってこんなゲーム
TOD2はテイルズシリーズ初の
2世主人公のゲームです。
主人公はデスティニーの主人公スタンと
ヒロイン・ルーティの間に生まれたカイル。
でもスタンが堂々と世界を救った英雄で
あるのに対し、
カイルはみんなの知らないところで
密かに世界を救います。
カイルのしたことは、
かつてスタンが救った世界を
「元に戻す」ことでした。
みんなが知らないところで
「神」が作り変えてしまった世界を、
みんなが知らないところで元に戻します。
スタンは世界の英雄になりますが、
カイルは「リアラだけの」英雄になります。
親との関係を変えてくれたゲーム
ロニの一言
私にとってTOD2は、
親との関係を根本から
変えてくれたゲームでした。
正確にはゲームではなく、
CDドラマに出てくるロニの台詞が
転機となりました。
詳しくは忘れてしまいましたが、
CDドラマの中でカイルは
母ルーティに怒られるようなことをします。
カイルのしたことは、
ふつうに考えたら親に怒られて
当然のことでした。
でも事情を知れば、
カイルがそうせざるを得ないことが
分かるようなことでした。
だからカイルはルーティに
分かってほしくて訴えるのですが、
ルーティは聞く耳を持ってくれません。
母さんに分かってもらいたいのに
分かってもらえない。
カイルは行く当てのない怒りを
幼馴染みのロニにぶつけます。
「母さんは英雄なのに
何であんなに分からずやなんだ!」
そんなカイルに、ロニはこう言いました。
「ルーティさんだってふつうの人間で、
ふつうの親なんだよ。親っていうのは、
子供のことを決めつけてかかるものなんだ」
これが当時の私の琴線に
すごく触れたんですねぇ。。。
クリスチャン家庭に育った私
TOD2が出た当時、私は高校生でした。
私の父はキリスト教の牧師で、
母もクリスチャンのクリスチャン家庭に
育ちました。
両親は私にクリスチャンになって
もらいたがっていましたが、
私はクリスチャンにはなりませんでした。
(今は一応クリスチャンですが、
クリスチャンになったのは
30を過ぎてからです)
そのことで両親との関係は
とても悪かったです。
ふだんはそれなりに仲は良かったけれど、
ことキリスト教のことが絡むと
全く話がかみ合わなくて最悪でした。
親が本当にそういうつもりで
言ったかは分からないけれど、
「イエス様を信じないお前には
何の価値もない」
という意味にしか聞こえないようなことも
言われました。
何より、私は自分の頭で考えて
キリスト教の教えに共感できずにいるのに、
「友達に騙されている」とか
「ゲームをしているせいでおかしくなった」
とか、
何かに惑わされてイエス様を
「見失っている」と決めつけられるのが
嫌でたまりませんでした。
今思えば、両親にとって娘が自分の意思で
イエス・キリストを受け入れないという
事実は受け入れがたかったのだと思います。
でも私には、両親が
イエス・キリストを受け入れない
自分の存在を認めてくれないことが
辛くてたまりませんでした。
そんな時に琴線に響いたのが、
さきほどのロニの台詞でした。
これを聞いたとき、
「あ、そういうものなんだ」と
不思議と受け入れることが出来ました。
だから親が私のことを
分かってくれなくても仕方ないんだな、
と思いました。
それまでは分かってもらいたいのに
分かってもらえなくて辛かったけど、
分かってもらえないことを受け入れたら
とても心が楽になりました^^
以後、
両親のことが赦せるようになりました。
赦したら、楽になりました。
父さんとの関係に悩むカイル
TOD2の本編では
カイルがスタンと会話するシーンは
ほとんど描かれていません。
でもシリーズ合作ゲームの
アスタリアやザレイズでは、
カイルがスタンの一言で
一喜一憂する姿が
とてもよく描かれています。
スタンがカイルに向けている感情は
ずっと変わらないのですが、
カイルはちょっとした一言で
「父さんに認められた!」
「父さんに否定された!」と思い込んで
感情が激しく上下するんですね。
その姿を見ていると、
やっぱり親子なんだなと思います。
親のちょっとした一言が
子供にとってはすごく大きいんです。
親に認められたかどうかが
すごく大きいんです。
原作のカイルは
もっとのほほんとした子供だったと
記憶しているのですが、
アスタリアやザレイズでのカイルは
すごく悩んでいる印象があります。
その悩みの大半が
スタンなんですよねぇ。。。
原作ではあまり悩んでいる印象が
少ないのは、スタンとの絡みが
少ないからなのかもしれません。
なお、アスタリアもザレイズも、
スタンはデスティニーのスタンです。
カイルが未来の自分の息子だということは
知りません。
目の前に父さんがいるのに「父さん」と
呼べないカイルの姿を見ていると、
胸が苦しくなるものがあります><
アスタリアのTOD2覚醒キャラ
そんなTOD2のキャラ。
私がアスタリアで手に入れたのは
70キャラ中26人。
覚醒キャラにいたっては
10人中3人をゲットしています。
TOD2の覚醒キャラは
多くがリアラに偏っているのに、
見事にリアラを外して
カイルとジューダスのみ持っています(笑)
その一人がアスタリア4周年記念ガシャで
ゲットしたこのカイル君です。
4周年はちょうど追憶の楽園編の
最中だったので、
その主人公の一人だったカイルが
ガシャにピックアップされたんですね!
もう一人はログボの光カイル君。
こちらのカイル君は28日間ログインすると
選択召喚でゲットすることができます。
そして最後の一人が闇ジューダス。
彼は2018年の年明け選択無料召喚で
ゲットしました。
ザレイズのTOD2魔鏡
一方でザレイズで持っている
TOD2キャラの魔鏡は以下の2種類。
※配布魔鏡は除きます。
アスタリアも含めて、
TOD2のキャラはカイル君に
偏ってますね(苦笑)
推しを引き寄せる力でしょうか?笑
上の魔鏡「リアラとの行く末」は、
ラスボスに挑む直前のワンシーンが
描かれています。
そして下の魔鏡は、
ラスボスのフォルトゥナとの
決戦に挑むシーン。
魔鏡に原作のワンシーンが
描かれている、って、
粋な演出ですよね^^
デスティニーの魔鏡も含めると、
リオンの季節魔鏡と
ルーティの通常虹魔鏡があります。
TOD2をプレイするなら
テイルズオブデスティニー2は
プレイステーション2のゲームです。
その後PSP版も出ました。
楽天やAmazonで探せば、
ソフト、ハードとも今でも
手に入れることができます。
AmazonだとPS2のソフトって
逆に高くなっているケースもあるので、
楽天で探した方が得かもしれません。
もしあなたがTOD2を未プレイで
このブログを読んで
プレイしたくなっていたら、
ぜひ原作もプレイしてほしいですvv
以下に楽天の検索リンクを
貼っておきます。
ソフトやハードを探すのに
お役に立てればうれしく思います^^
変わらずに愛され続けるTOD2
以上、TOD2の16周年を記念して、
TOD2への思いの丈を綴ってみました。
いかがでしたでしょうか?
私にとってTOD2は
親との関係を良好にしてくれたゲーム。
この作品に出合えたことは
人生の転機ともいえる出来事でした。
それが16年たった今でも
変わらずに愛されていること、
アスタリアやザレイズなどの
シリーズ集合作品を通して
生きていることは、
とても喜ばしいことです^^
原作未プレイの方にはぜひ、
プレイしてほしいと思います!
ペパーミントあいがお届けいたしました。