相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。
2020(令和2)年初場所千秋楽から、
手さばき帳をブログに公開することに
しました。
「手さばき帳」とは、
相撲の取組の流れを大まかにまとめた
メモのようなもののことです。
これを毎日つけると、
相撲の見え方が大きく変わり、
より深く楽しむことが出来ます!
相撲ファンの方にはぜひ、
やってみていただきたいです^^
NHKのアナウンサーや熱心な好角家の方も
手さばき帳を付けているそうです。
令和2年初場所 千秋楽の実況と解説
実況:太田雅英
解説:北の富士勝昭
向正面:舞の海秀平
(敬称略)
令和2年初場所 千秋楽 幕内前半の手さばき帳
7-8 ○琴奨菊-栃煌山● 9-6寄り切り
明徳義塾高校同士の対戦。
この場所優勝の徳勝龍の同級生と先輩の対戦。
琴奨菊、栃煌山の双差しを振り解き、左のハズ押しからの一気の寄り切り。
東土俵へ回り込みながらの寄り切り。
琴奨菊は幕内勝ち星数が701となり、貴乃花と並んで10位タイとなる。
11-4 ○霧馬山-千代丸● 6-9 送り出し
霧馬山は新入幕での10勝以上が評価され、敢闘賞が無条件で決定。
霧馬山が突っ張る千代丸から逃げて逃げて回り込んで送り出し!
引っ掛けるのが上手い!
北の富士さん、霧馬山を見て霧島の吊り出し特集を思い出し、つり出しについて語り出す(笑)
「今は重くなりすぎて吊れなくなった」
「昔は1日に3番くらいはあった」
「異常事態だ!」
取組後、霧馬山の敢闘賞インタビュー。
相変わらず笑顔が素敵で可愛らしい人だ^ ^
6-9 ○剣翔-照強● 8-7 すくい投げ
照強が土俵際まで攻め込むが、剣翔、すくい投げで体を入れ替えて逆転。
剣翔は怪我して以降、とても相撲が取れる状態とは思えなかったけど、終盤少し動きが良くなっているように思う。
7-8 ●千代大龍-魁聖○ 8-7 寄り切り
魁聖が外四つからの寄り切り。
大柄同士ががっぷり組み合う相撲は圧巻!
7-8 ○佐田の海-琴恵光● 2-13 押し出し
佐田の海が一気の寄り切り!
琴恵光、最後まで沼から抜け出せず。。。
来場所頑張ってほしい(><)
佐田の海はいい速攻相撲だった!
7-8 ●隆の勝-勢○ 8-7 はたき込み
隆の勝優勢だったけど、勢回り込んで土俵際叩き込み。軍配勢で物言い。
スロー映像では、勢の踵は残っているように見えるが、微妙なところ。
結果、隆の勝の手が先に付いたとの判定で、軍配通り。
場内説明は藤島審判長。説明、分かりやすい。
勢勝ち越し!隆の勝は負け越し。
勢が勝ち越していたことに、私は驚いた!
あんなに元気なかったのに……
7-8 ○宝富士-志摩ノ海● 6-9
宝富士が一気に寄り切り!
志摩ノ海は元気がない。あっさり捕まった。
10-5 ○輝-炎鵬● 8-7 押し出し
炎鵬は今日勝てば技能賞。「今日勝てば」と聞いて、北の富士さん、耳を疑い聞き直す。
「勝たなかったら何もないの??(炎鵬が)どんだけ貢献していると思ってるの」
輝、ふわっとした立合から、一気に押し出し!
炎鵬、何も出来なかった。
炎鵬、技能賞受賞ならず。。。
輝はちょっと、待ったと見間違うような立合いだった。
炎鵬は待っただと思ったよう。これは気の毒だ。。。
8-7 ○隠岐の海-東龍● 7-8 寄り切り
7-7同士の対戦。
隠岐の海が左を差してどんどん前に出て寄り切り!
手順通りの相撲、といった印象です。
5-10 ○玉鷲-石浦● 6-9 押し出し
玉鷲が一気に押し出し!
玉鷲、今場所は元気なかったけど、最後はいい相撲で勝った^o^
令和2年初場所 千秋楽 幕内後半の手さばき帳
13-2 ○正代-御嶽海● 7-8 押し出し
正代は勝てば優勝の可能性あり。
御嶽海は勝ち越しをかける。
両者が土俵に上がると歓声がどっと湧く。
正代は4回目の敢闘賞が確定。
優勝すれば殊勲賞も貰える。
正代が西土俵へ一気に押し出し!
御嶽海は前廻しを狙ってきたが、
構わず振り解いて捕まえる。
御嶽海に何もさせなかった。
今場所一番強い正代を見た!
地元も大盛り上がり!
11-4 ○北勝富士-豊山● 11-4 はたき込み
北勝富士は2回目の技能賞を受賞。
北の富士さん、想像以上の活躍と話す。
立合いは豊山が踏み込み勝っていた。
北勝富士が押し返してきたところを
横へ崩してはたき込み。
北の富士さん、
「北勝富士の方が上だと思っていた」と話す。
悔しがっているのか?
5-10 ●栃ノ心-妙義龍○ 5-10 上手出投げ
妙義龍が土俵際腕を手繰って逆転!
栃ノ心は今日も
上半身と下半身の動きがバラバラだ……
9-6 ○遠藤-松鳳山● 7-8 寄り切り
遠藤は初の殊勲賞受賞。
両横綱と豪栄道を倒した相撲が評価される。
遠藤が捕まえて一気に寄り切り!
いい相撲だった^o^
5-10 ●阿炎-大栄翔○ 7-8 突き出し
大栄翔が阿炎との押し合いを制する。
でも終始大栄翔が攻めていた。
阿炎は終始引き気味だった。
埼玉の先輩と後輩の両者。
大栄翔、阿炎にはやはり強い!
4-11 ●碧山-高安○ 6-9 引き落とし
碧山が攻めていたが、
膝から崩れてしまった。
よほど膝が悪いと見える。
令和2年初場所 千秋楽 これより三役以降の手さばき帳
10-5 ○朝乃山-竜電● 10-5
浴びせ倒し
竜電突っかける。2度目で成立。
朝乃山が一気に寄り倒し!10勝目!
立合いで左を差し勝って、
一気の攻めだった!
強かった^ ^
9-6 ○阿武咲-豪栄道● 5-10
下手投げ
右四つに組んだから
豪栄道かと思ったら、
阿武咲が投げで逆転!
ちょっと、豪栄道の
衰え的なものを感じてしまった。。。
阿武咲が強くなったとも言えるが……
嬉しいのとショックが
同時に来る相撲だった。
14-1 ○徳勝龍-貴景勝● 11-4
寄り切り
徳勝龍は初の敢闘賞受賞。
優勝すれば殊勲賞も受賞する。
33歳5ヶ月での受賞は、
年長三賞受賞記録の4位。
徳勝龍が貴景勝を左四つに組み止めた!
マジか!?そこからの攻防!
勝った後は涙(T . T)
20年ぶりの幕尻優勝!
マジかぁぁぁ!!
徳勝龍の優勝は、
奈良県出身では鶴ヶ濱以来の98年ぶり
木瀬部屋からは初
年長初優勝では3位
徳勝龍がまさかの優勝
そんなわけで、令和2年初場所は、
まさかの徳勝龍の優勝で終わりました!
絶対真っ先に優勝戦線から脱落すると
思っていたのに……
千秋楽は正代と徳勝龍が敗れて
優勝が決まると思っていたのに……
優勝ラインは4敗くらいまで
下がると思っていたのに……
幕尻の徳勝龍が14勝1敗で優勝するとは、
ビックリです!
だって先場所は十両だった人ですよ!?
それも西十両2枚目だったから、
番付運次第では今場所も
十両だったかもしれない人ですよ!?
誰も優勝するとは思わないですよね。
もう色々ビックリすぎです!!
でも、貴景勝を倒し、
優勝が決まった瞬間の徳勝龍の涙には、
泣けるものがありました(´;ω;`)ウッ…
徳勝龍は初場所中、
近畿大学時代の恩師の伊藤監督が
急逝するという出来事がありました。
いい相撲を取って監督に恩返しがしたい
という想いは強かったと思います。
優勝インタビューでは終始笑顔で、
初優勝力士とは思えないサービス精神で
楽しませてくれた徳勝龍関ですが、
伊東監督に話が及ぶと
涙を堪えられない様子でした><
明るくてカッコいい男ですよ^^
本当、おめでとうございます!
令和2年初場所の優勝と三賞
幕内優勝:
徳勝龍(奈良・木瀬)14-1 初
十両優勝:
照ノ富士(モンゴル・伊勢ヶ濱)13-2
2回目
幕下優勝:
魁渡(新潟・浅香山)7-0 初
三段目優勝:
勇磨(大阪・阿武松)7-0 初
序二段優勝:
宇良(大阪・木瀬)7-0 初
序ノ口優勝:
二本柳(東京・阿武松)7-0 初
殊勲賞:
遠藤(石川・追手風)9-6 初
殊勲賞:
徳勝龍(奈良・木瀬)14-1 初
敢闘賞:
正代(熊本・時津風)13-2
4回目
敢闘賞:
霧馬山(モンゴル・陸奥)11-4 初
敢闘賞:
徳勝龍(奈良・木瀬)14-1 初
技能賞:
北勝富士(埼玉・八角)11-4
2回目
以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。