相撲ファンのペパーミントあいです。
旧井筒部屋が
2020(令和2)年11月4日に
解体工事を始めることが
報じられました。
ニュース記事を読んでいるうちに
泣けてきてしまいました(´;ω;`)ウッ…
日刊スポーツの記事に涙
私が泣いたのは
以下の日刊スポーツの記事です。
先代井筒親方(元逆鉾)のおかみさんと
横綱 鶴竜のコメントが載っています。
おかみさんにとっては
親方とお付き合いしていた頃から
出入りしていた思い出の部屋であること。
鶴竜がつい最近、
一人で旧稽古場に行ったという話が
書かれていました。
旧井筒部屋の思い出
旧井筒部屋は、
先々代の井筒親方(元鶴ヶ嶺)が
1973年に創設したとのこと。
先々代親方の息子の井筒3兄弟が
子供時代から力士時代まで過ごした
部屋でもありますね。
井筒3兄弟と同時代に活躍した
大関 霧島(現陸奥親方)も
かつては井筒部屋の力士でした。
ちなみに鶴竜は、
当時現役だった寺尾(現錣山親方)に
憧れて井筒部屋に入門したそうです。
その後、井筒は次男の逆鉾が継ぎ、
部屋も継承。
寺尾は錣山親方となって
錣山部屋を興します。
鶴竜は井筒部屋の力士として
逆鉾の弟子となります。
そして先だっての昨年9月、
先代井筒親方が急逝すると、
所属する力士たちは
陸奥部屋へ移籍します。
旧井筒部屋には
おかみさんが一人で住んでいました。
でも老朽化が激しいことと
一人で住むには広すぎるため
解体されるとのこと。
先代井筒親方は親方を引退後は
ビルを持ちたいという夢を
持っていたようなので、
旧井筒部屋の跡地には
マンションが建設されるそうです。
依然厳しい鶴竜の状況
そんなわけで、
鶴竜にとっては思い出のたくさん詰まった
かつての“おうち”が無くなってしまう
わけですが、
その記憶がなくなることはない」
と前を向いています。
ただ十一月場所を目前に控えた
現時点での鶴竜の状況は、
とても厳しい状況です。
持病の腰痛など
長年体を酷使してきた影響で
怪我を抱え、
十分に相撲を取る稽古は
出来ていないようです。
その上、2場所連続で休場をしているので、
十一月場所に横綱として満足な成績が
残せないと「引退勧告」の可能性も
あり得ます。
これはファンにとっても辛いです><
鶴竜には引退してほしくないけど、
「横綱は横綱の責任が
果たせなくなったら引退」
という美学も
相撲の伝統として大切なものだと思うので、
この引退勧告への世論の流れも
仕方ないと感じるからです。
安心して引退出来るように
聞いたところによると、
鶴竜は師匠が亡くなる前に
旧井筒部屋を継ぐという話も
していたようです。
先代師匠の教えを
次の世代に伝えたい思いも
あると思います。
でも、日本国籍が取得できていないため、
今引退してしまうと親方になれません。
この親方の国籍の問題、
何とかならないものでしょうかね?
相撲は“国技”を謳うことで
得をしたり守られることも
たくさんあっただろうけど、
これは国技を謳うことによる
弊害と感じます。
いい親方になるのに
国籍は関係ないと思います。
鶴竜は力士会会長としての仕事も
よくしてくれているし、
きっといい親方になります!
鶴竜に今すぐ引退してほしい
わけではありません。
ただ、安心して引退したい時に
引退できる状況は
整えてあげてほしいと思うのです。。。
かつて桜の花がぱあっと散るように
潔く引退した歴代の横綱たちは、皆、
引退後の道筋も整えられていたのですから。
以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。