トランプ騒ぎに便乗したエセ相撲ファンたち

トランプ騒ぎに便乗したエセ相撲ファンたちアイキャッチ2019年夏場所

スコゲワブロガーのペパーミントあいです。

トランプ大統領大相撲観戦時には、
相撲が大きく話題になりました。

でも話題になった代わりに、
相撲について間違った情報を発信したり、
穿った見方をして政治利用する人たち

たくさんいましたm(__)m

そんな困った「エセ相撲ファン」について
ぼやきたいと思います。

※ここでいう「エセ相撲ファン」とは、
相撲について変な情報を発信する人全般
を指します。

エセ相撲ファンとは

ここでいう「エセ相撲ファン」とは、
「相撲について間違った情報を
発信する人全般」
を指しています。

相撲で何か起こると、
普段全く相撲に関心もない人が
急に相撲ファンになります。

さも自分が
相撲ファンであるかのように振る舞い、
頓珍漢な情報を垂れ流す人
がいます。

相撲ファンぶるまではいかなくても、
間違った認識を元に相撲について
批判したがる人
もいます。

こういう人たち全般を指して
「エセ相撲ファン」と
呼ばせていただきます。

マス席と溜まり席を混同するエセ相撲ファン

先だっての2019(令和元)年夏場所千秋楽に
トランプ大統領が大相撲観戦に訪れた際にも
エセ相撲ファンは大量発生しました。

アメリカの大統領が来日するという
だけでも大きなニュースなので、
相撲ファン以外の方の関心が高いのは
頷けます。

マスコミ以外の発信するブログやSNSでも、
話題に便乗してブログ記事を書いたり、
呟く人はたくさんいました。

ただやはり、
相撲ファンじゃない人が
即席で調べて発進した情報って、
やっぱり付け焼刃なんですよね。

全部見たわけではないですが、
私が調べ物をしていて
偶然検索上位に出てきたブログは、
マス席と溜まり席を混同していました。

「マス席(溜まり席)」なんて
表記してしまっていましたm(__)m

「マス席は力士が落ちてくるから危険!
そんな場所に大統領をお招きするなんて!」

とあり、頭を抱えたくなりました。。。

溜まり席とは

訂正すると、
マス席と溜まり席は別物です。

溜まり席は土俵のすぐ下の席のことです。

「砂かぶり」とも呼ばれ、
土俵の真下だから力士が落ちてくることも
度々あります。

運が悪ければ怪我をすることもあります。

そのことも了承したうえで観る席です。

でも溜まり席は
怪我するリスクはあるけれど、
とても人気があります。

一部一般販売もされますが、
何かしらのツテがないと
まず手に入りません。

マス席とは

マス席は溜まり席のさらに外側の席です。

座席が四角いマスで区切られていて、
そこに4枚の座布団が敷かれています。

お客さんはこの座布団に座って
相撲を観戦します。

溜まり席の次に土俵に近い席ですが、
力士が落ちてくることはまずありません。

トランプ大統領が椅子を並べて観戦したのは
このマス席です。

マス席に椅子、に便乗したものの

トランプ大統領の大相撲観戦決定時は、
本来は座布団に座って観戦するマス席に
椅子を並べることが話題になりました。

相撲ファンの多くが
「そんなの本来の相撲観戦の形じゃない」
と激怒した
わけですが、

エセ相撲ファンは
話題に乗っかってブログに取りあげたは
いいものの、

調べが不十分で
残念な方向の記事に
なってしまったんですね。。。

マス席と溜まり席の違いくらいは
相撲協会の公式サイトを見れば
すぐ分かることなので、
それくらいは理解してほしかったですね。

このブログを書いた方、
海外の来賓が貴賓席で相撲観戦した
歴史などはよく調べていたみたいですが、
物凄く基本的なところを勘違いしていたので
とても残念な記事になってしまいました。

もったいないことです。

微妙に内容のおかしい米誌

トランプ大統領大相撲観戦時には、
こんな誤情報も出回りました。

トランプ氏は大相撲観戦で「数多くの礼儀作法を破った」米メディアが批判/夏場所
大相撲夏場所千秋楽(26日、両国国技館)令和初の国賓として来日中のドナルド・トランプ米大統領(72)が安倍晋三首相(64)とともに観戦した。現職米大統領の大相撲観戦は初めて。升席に設置された1人掛けソファに座って楽しむと、表彰式では土俵に上がり、初優勝した西前頭8枚目朝乃山(25)に「米国大統領杯」を授与。異例の厳戒警...

上記はアメリカのとある新聞が
「トランプは大相撲観戦の作法を破った」
と批判したことを取り上げた
サンケイスポーツの記事です。

ただ読んでみると、

「通常観客は地べたに引かれた座布団と呼ばれるクッションに座るが、トランプと妻のメラニアにはいすを与えられた」

とか

「日本相撲協会は安全対策のため、
座布団を投げることを禁じた」

とか、

「人々が土俵に上がるときは
裸足で上がることになっているが、
トランプはスリッパを履いて上がり
賞を授与」

とか、微妙に事実と間違いが混在した内容に
なってしまっているんです。。。

地ベタに座布団以外の席もある

まず、「地ベタに座布団」で観戦するのは
マス席と溜まり席です。

2階には椅子席もあります。

トランプ大統領はマス席で観戦したので、
この指摘は説明不足ではあるけど
まあ正しいです。

座布団投げは常に禁止

相撲協会は常時
座布団を投げることは禁止しています。

相撲では横綱が敗れると
観客が座布団を投げるのが
風物詩のようになっていますが、
本当は禁止なんです。

座布団が飛ぶと

「危険ですから座布団は
お投げにならないで下さい」

というアナウンスが入っているの、
テレビで一度は見たことありませんか?

座布団って柔らかそうに見えるけど、
人の体重を支えるだけの強度があるので、
投げると本当に危ないんです><

遠心力をつけて投げられた座布団は、
当たれば相当な衝撃です。

実際に投げられた座布団が当たって
怪我をしたお客さんもいます。

だから実質守られてはいないけど、
座布団投げは常に禁止されています。

トランプ大統領のためだけに禁じたという
事実はありません。

全員裸足で土俵に上がってはいない

「人々が土俵に上がるときは
裸足で上がることになっている」
は、完全な間違いです。

十両格以上の行司さんは足袋、
三役格以上の行司さんは草履を履いて
土俵に上がっています。

呼び出しさんも足袋を履いていますよね。

表彰式に表彰に来る人の多くも
スリッパを履いて土俵に上がっています。

安部さんとトランプさんは
このスリッパも“特注”という
特別待遇ぶりでしたが、

スリッパで土俵に上がって
表彰すること自体はふつうです。

海外の新聞だから仕方がないか

以上が米紙が指摘した
「トランプの礼儀作法破り」の
間違いです。

ただ、私も原文を自分で通訳して
読んだわけではありません。

あくまでもサンスポが
通訳して引用した内容に対しての
間違い
です。

通訳の段階で
原文とは変わってしまっている可能性は
十分にあり得ます。

逆に原文の方が
もっと間違いが酷い可能性もあります。

海外の新聞だから、
多少の錯誤は仕方ないのかなぁ、
とは思います。

ただこのサンスポの記事だけを読んだ
日本人がまんま信じてしまうことを危惧して
間違いを指摘させていただきました。

相撲を政治運動に利用したがる人たち

一方でトランプさんと安部さんの
大相撲観戦は、
両政権に対して批判的な人たちにとっても
関心の高い話題
でした。

それは当然だと思います。

両政権に対して思うところがある人も
たくさんいると思います。

その気持ちも分かります。

でもそのことで、
相撲を政権批判のために利用する人が
出てきたことは残念でした。

それは少し違うだろう、と思います。。。

ジャーナリストの江川紹子さん、
立憲民主党の川内議員
の発言は、
非常に残念なものでした。

能町みね子さんの文春コラムは必見

彼らがどんな発言をし、
どう相撲ファンを怒らせたのかは、
下記週刊文春の能町みね子さんのコラムに
詳しく書いてあります。

私が説明するより
こちらを読んでいただいた方が
伝わると思います。

週刊文春はコンビニでも買えますが、
私はすぐ読めてお値段が若干お得な
電子書籍版を買いました!

相撲ファンなら多くの人が
頷ける内容ばかりではないかと思います。

一見の価値ありです!

▼週刊文春6/13号
「能町みね子の言葉尻とらえ隊」を
ご参照のこと▼

相撲にもう少し優しく接してほしい

以上、
トランプ騒ぎに便乗したエセ相撲ファン
についてお届けいたしました。

トランプ大統領大相撲観戦時に沸いた
相撲について間違った情報を流す人や、
相撲を政治運動に利用したがる人たちへ
思うところを語ってみました。

いかがでしたでしょうか?

米大統領の大相撲観戦ということで、
相撲が多くの人の話題になったことは
嬉しいことです^^

ただ、相撲について付け焼刃の知識で

間違った情報を広めてしまう人がいたり、

自身の政治信条を主張するために

相撲を利用する人がいたことは残念でした。

話題になると変な情報が流れたり、
穿った見方をしてくる人が出てくるのは
仕方のないことかとは思います。

でも相撲にそんなに興味のない人も、

もう少しフラットに、もう少し優しく、

出来れば敬意を持って接してくれたら

嬉しいですね^^

好きになってくれとまでは言わないから。

以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。

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