正代と御嶽海、大関を掴んだ決定的な差

正代と御嶽海、大関を掴んだ決定的な差アイキャッチ相撲コラム

相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。

大関を掴んだ正代と、
いまだ大関を掴めていない御嶽海。

その決定的な差を、
私なりに分析してみました。

先に断っておきますが、
私は専門家でも相撲経験者でもない
ただの一般の相撲ファンです。

ただの一般の相撲ファンなりに、
色々な親方のお話や
他のスポーツを見て感じたこと、
本を読んで学んだことなどを総動員し、

正代と御嶽海の差は
ここにあるんじゃないか?

と思えたことを
ここに発表したいと思います。

「なるほど、そういう考え方もあるな」
程度にお読みいただければ
嬉しく思います^^

正代と御嶽海の決定的な差は「稽古量」

そんな私が思う
正代と御嶽海の決定的な差。

それはやはり、
多くの親方衆が指摘するように
「稽古量」だと思います。

……って、めっちゃ
ふつう過ぎますよね(;^ω^)

でも単純に「稽古量の差だ」だけでは
今更過ぎて全然面白くないので、

私なりにもう少し掘り下げて
分析してみました。

横綱にボコボコにされ続けてきた正代

まず、世間一般には
「稽古熱心」と評されている
正代について。

正代はよく稽古をする力士と評判です。

巡業へ行くと、
毎回必ず横綱や大関から
稽古相手に指名され、
ボコボコにされます。

巡業中以外でも、
時津風部屋に出稽古に来る
横綱・大関は多く、
正代はそこでも稽古相手に指名され、
ボコボコにされていました。

毎場所必ずと言っていいほど

「白鵬、出稽古で正代に〇〇勝●敗」

とか

「白鵬、正代に〇〇戦全勝!」

という見出しの記事が出るほどです。

ここまで横綱・大関が正代を
稽古相手に指名する理由について、
井筒親方(元豊ノ島)は

「正代は胸を出して当たるので

横綱・大関の練習台にちょうどいい」

と話していました。

これを聞いた時には
「なるほどそういうことかよww」
と思わず笑ってしまいましたが、

冷静に考えて、
それだけではないと思います。

いくら胸を出してくれる相手でも
それなりに強い相手出なければ
横綱も練習台にはならないので、
正代の実力をそれなりに
認めてくれた上でのことと思います。

将来有望な正代と
稽古をすることによって、
正代を引き上げようという気持ちも
あったことと思います。

それだけ長きに渡って
横綱・大関にしごかれ続けたわけですから、
正代も当然強くなっているはずです。

覚醒に時間がかかったのは「心」が伴わなかったから

ただ覚醒するのに時間がかかったのは、
心技体の「心」が伴わなかったから
かと想像します。

「心」が伴わないと、強い人が弱くなる

2020(令和2)年秋場所、
朝乃山はまさかの3連敗を
喫しました。

両横綱不在、
優勝候補筆頭として臨んだ
秋場所で、まさかの3連敗です。

朝乃山がどれだけ強い大関かは、
相撲ファンならみんな
分かっているかと思います。

でもビックリするような内容で3連敗。

プレッシャーで
ガチガチになっていることは
明らかでした。

「心」が伴わなければ
あんなに強い人でも
こうも弱くなってしまうのか
と、

「心」の大事さを
改めて思い知らされた
3日間でもありました。

全てがカチリと噛み合った正代は強い!

正代がこれまで
大関候補と言われながらも
いまいちパッとせず、

一時は北の富士さん以外には
忘れられかけるくらい
パッとしなかったのは、

「心」が伴っていなかったからと
想像します。

でもここ数場所で
別人のように覚醒しました!

もうここ最近は毎日のように

「正代ってこんなに強かったっけ?」
「私は正代が強い分史世界にいるのか??」

と驚かされてばかりです(笑)

きっと、横綱・大関との稽古で
力と技術はとっくについていたんです。

そこに何らかのきっかけで
「心」が伴ったから、

全てがカチリと噛み合って
正代の「本当の強さ」が
発揮出来るようになった
のだと思います。

御嶽海は「潜在能力の高さ」が災いしている

一方の「稽古をしない力士」と
悪評の高い御嶽海は、
潜在能力の高さは折り紙付きです。

ただ稽古をあまりしないのは、
この「潜在能力の高さ」が
災いしているように感じます。

御嶽海はすぐ覚えちゃうから練習しない

御嶽海はとても器用で、
教わったことはすぐに覚えて
実行できてしまうので、

何度も繰り返し反復練習する稽古に
飽きてしまうのではないでしょうか?

元々御嶽海は押し相撲の力士でしたが、
今は押し相撲だけでなく、
中に入って双差しになる相撲も取ります。

この双差しの相撲は、
だいぶ前にテレビの企画で
舞の海さんからのアドバイス
覚えたものです。

その番組が放送された次の場所で
御嶽海はこれをさっそく
モノにしていました!

こんなすぐに覚えて、
しかも白星に繋げているのは
本当凄いなと思いました!

(指導した舞の海さんも凄いですが)

ただ一方で、
こんなにすぐに覚えちゃうから
何度も反復練習するという習慣が
ないのではないかと想像してしまうのです。

ムラの原因は「ここぞという時の強さ」

そしてもう一つ。

御嶽海はとても
気持ちの強い力士だと思います。

ここぞという時にとても強いです!

でもその「ここぞという時の強さ」が
数稽古の習慣から彼を
遠ざけているようにも思えます。

思わぬ相手に取りこぼすことが多いのは、

ここぞという時にしか
気持ちの強さを発揮できないことが
影響していると思います。

そしてここぞという時しか
強さを発揮できないのは、

ふだんの稽古を疎かにしている姿勢
現れているのではと思えてしまうのです。

……疎かにしている、
とまでファンごときが言うのも
失礼かとは思うものの、
そう思ってしまうんです。。。

尾車親方の名言

正代と御嶽海を見ていると、
尾車親方(元琴風)の言葉を思い出します。

尾車親方は

「いつやる気が出てもいいように
体だけは作っておけよ」

と弟子に指導しているそうです。

著書に書いてあったのか、
別のどこかで聞いたのかは忘れましたが、
そう指導しているという話だけは
強く印象に残っています。

これをもう少し掘り下げると、

「人の心は変わりやすいから

急にやる気が出て奮起することは

いくらでもある」

「でも体は急には変われないから、

奮起しても体が出来ていないと

急な猛稽古に耐えることが出来ず、

気持ちもすぐにしぼんでしまう」

とのこと。

まさに今の正代と御嶽海
なんじゃないかと思うのです!

体は作ってきたから
心が伴った途端に力を発揮した正代
と、

気持ちは強いけど
体を作ってこなかったから
ムラのある御嶽海

相撲って本当に
心技体の競技なんだなと
思います。

御嶽海、尾車親方の期待に応えよ!

ちなみに尾車親方は、
2020年秋場所終了後、

某スポーツ紙の
自身の連載コラムに

「主役が一人足りない。御嶽海だ。

私は今も彼が

大関に一番違い男だと思っている。

御嶽海、奮起せよ」

と書いていました。

尾車親方は自身の連載コラムで
何度となく

「御嶽海、稽古せよ、奮起せよ」

と繰り返し書いています。

尾車親方の思いが
御嶽海に届いてくれることを
祈るばかりです。

私も「本当の意味で」
奮起して強くなった御嶽海が見たいぞー!

以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。

トップへ戻る