阿武咲の四股名の由来

阿武咲の四股名の由来アイキャッチ 2018年九州場所

スコゲワブロガーのペパーミントあいです。

私が九州場所で一目置いている阿武咲の、
四股名の由来について調べてみました。

「阿武咲(おうのしょう)」の四股名は、
「部屋の名前」「恩師の願い」から
ついた四股名なんです。

「阿武」は「阿武松部屋」から

阿武咲の「阿武」は、
所属する「阿武松(おうのまつ)部屋」
阿武です。

「『阿武』ってかいておうのってなんだよ、
キラキラかよ」

という人もいるようですが、
決してキラキラ四股名ではありません(笑)

むしろかっこいい、
難しい読み方の四股名だったんですねぇ。

「咲」は恩師の願いから

阿武咲の「咲」は、

「土俵の上で花が咲くように」

という恩師の願いから付けられたそうです。

「咲」って、なんかきれいでいいですよね。

素敵な四股名だと思います。

江戸時代の横綱・阿武松緑之助

小野川以来30年ぶりの横綱

さらに「阿武松部屋」の「阿武松」は、
江戸時代に活躍した第6代横綱・
阿武松緑之助みどりのすけに由来しています。

阿武松緑之助は江戸時代後期の
文政から天保にかけて活躍した横綱。

江戸時代に横綱制度が出来て
最初の横綱が4代横綱の谷風梶之助と
5代横綱小野川喜三郎。

(それ以前の横綱は横綱制度がなく、
伝説上の力士や引退してから実績を讃えて
横綱とされた人たちでした)

その小野川の引退から30年後
吉田司家から横綱免許を許されたのが
阿武松緑之助でした。

阿武松の四股名の由来

阿武松は入門当初は小車、
その後小緑、小柳と四股名を変え、
大関昇進と同時に阿武松を名乗ります。

この「阿武松」の由来は、
萩市にある景勝地「阿武の松原」
由来しているとのこと。

「阿武の松原」は2つあるそうです。

一つは「あぶのまつばら」と読む
現在の菊ヶ浜。

もう一つは「おうのまつばら」と読む
大井地区の阿武の松原。

ただいずれの阿武の松原も
山口県にあります。

石川県出身の阿武松緑之助が
なぜ山口県の阿武の松原を四股名に
したのかは分かりません。

山口県と石川県って、
隣接もしていないですからねぇ。。。

昔はiPadで予測変換できた阿武松

ちなみに、どうでもいいですが。

以前は「阿武松緑之助」と
iPadで一発予測変換出来ました。

「おうのまつ」まで打てば
予測変換に「緑之助」が出てきたんです!

本当です!

でも残念ながら、
今やったら出ませんでしたm(__)m

一応「おうのまつみどりのすけ」まで
打てば、一発変換は出来るようです。

阿武松緑之助の予測変換

※PCでは単語登録しないと
一発変換はできません。

北の富士さんも覚えられない阿武咲

そんなわけで、
ちょっと一目では読みにくい
阿武咲という四股名。

大相撲解説でおなじみの
北の富士勝昭さんも、
なかなか覚えられないようです(苦笑)

よく「おうのさき」とか
「あの元気のいい、若いの」
言っています(笑)

おじいちゃんだから
仕方ないかもしれません。

でも阿武咲本人の取組でない時に
「あの元気のいい、若いの」
と話題に出すということは、

相撲ぷりは印象に残っているという
ことですよね。

阿武咲は素晴らしい由来の四股名

以上、阿武咲の四股名の由来について
お伝えいたしました。

阿武松部屋の由来となっている
阿武松緑之助までさかのぼってみましたが、
いかがでしたでしょうか?

部屋、昔の横綱、恩師の願いからきている
いい四股名であること、

決してキラキラ四股名ではないことが
お分かりいただけたかと思います。

九州場所開始までは、
阿武咲の記事を中心に書いていきたいと
思います。

阿武咲の九州場所での活躍を
楽しみにしています!

ペパーミントあいがお届けいたしました。