スコゲワブロガーのペパーミントあいです。
14日目に朝乃山の優勝が決まりました!
前日の栃ノ心戦では誤審疑惑な判定があり、
ちょっと本人も
手放しで喜べない優勝なのが悲しいですが、
14日目に大関豪栄道を破った相撲は、
本当に強くなったことを
証明する素晴らしい相撲でした!
おめでとうございます^^
富山県出身力士の優勝は103年ぶり
朝乃山は富山県出身。
大正5(1916)年五月場所の太刀山以来、
103年ぶりとなります。
太刀山峯右エ門は第22代横綱です。
「俺がいない」関がまさかの優勝!
朝乃山には序盤、
こんな一コマがありました。
朝乃山「オレがいない…」(発奮材料になったそう) #sumo pic.twitter.com/zGINXIdjnM
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) 2019年5月13日
初日のNHK大相撲中継中に
「令和期待の3力士」として
期待の若手力士が紹介されたのですが、
ここに朝乃山の名前がなかったことが
発奮材料になったそうです。
その話を聞いた時は
「なんて目立ちたがり屋な……」と
ちょっと笑ってしまったのですが、
まさか発奮して
本当に優勝してしまうとは!
恐れ入りました><
本当の発奮材料は先場所の負け越し
もっとも、現実には
初日の特集を見て急に発奮したところで
急に強くはなれません。
“先場所(春場所)の負け越し”です。
先場所、朝乃山は10日目という
比較的早い段階で7勝目をあげたものの、
その後5連敗して
まさかの負け越しを喫してしまいました!
聞いたところによると、
カキか何かを食べて当たったらしく、
力が出なくなってしまったとか。
師匠にも喝を入れられ、猛省し、
稽古も体調管理もしっかりしようと
心を入れ替えたとのことです。
栃ノ心に「すみません」は悲しい
ただ朝乃山の優勝決定直後のインタビューに
笑顔はありませんでした。
優勝の実感が湧かなかったからかと
思いましたが、
それだけではありませんでした。
時事通信さんの記事に
その理由が書いてあります。
特に重要と思える部分のみ抜粋します。
「きのう(の一番が)納得いっていないんで…分かんないです」。この朝も、もやもやしたものが残っていると明かし、土俵上では忘れられたというが、降りて再び心に影が広がったようだ。
救いは栃ノ心の一言。NHKのインタビュールームを出る時、栃ノ心から「おめでとう」と言われたという。「うれしかった。僕は『すいません』と謝りました。一生残るんじゃないですか」。
詳しく説明すると、前日13日目、
朝乃山は二敗で、
三敗の栃ノ心と対戦しました。
栃ノ心が勝てば
朝乃山と栃ノ心が三敗で並び、
さらに栃ノ心は大関へ復帰出来る、
という状況でした。
結果は、物言い差し違いの末、
朝乃山の勝ち。
この判定がちょっと、
いやかなり誤審と思える判定で、
多くの相撲ファンがモヤモヤしました。
上記ニュース記事を読むと、
それは当事者である朝乃山も
同じだったようです。
判定が覆ることは、まずないと思います。
でも、北の富士さんがよく言っているけど、
「実際に取っている力士が一番分かる」
んですよね、きっと。
朝乃山は何も悪くないのに、
誤審があったがために栃ノ心に対して
負い目を感じて謝るなんて、
せっかくの初優勝なのに悲しすぎます><
ビデオ判定の在り方、
今後真面目に検討し直してほしいです。
これでは一生懸命頑張っている
力士さんが可哀想です。
ビデオ判定の在り方については、
こうしてほしいという要望を
下記記事に書いています。
あわせてご覧いただけると嬉しいです^^
強くなったと感動した豪栄道戦
でも、色々なことがあったけど、
文句なしに素晴らしい相撲でした!
豪栄道と朝乃山は右の相四つ、
さすがにいくら力を付けているとはいえ、
大関の方が断然有利だと思いました。
豪栄道も悪くありませんでした。
むしろ右四つがっぷりに組み合った時は
豪栄道が有利かと思いました。
でも、がっぷり四つの攻防を制して
最後は朝乃山が寄り切り!
本当に強くなったんだなと
感動しました^0^
朝乃山の優勝が決まったのは、
その後栃ノ心が鶴竜相手に
変化で勝ったからなのですが、
前日の誤審(?)も
変化で決まるちょっと残念な相撲も、
朝乃山に免じて赦してあげたくなるほど
いい相撲でした!
ビデオ判定の在り方を見直してほしい
以上、2019(令和元)年夏場所の
朝乃山の初優勝について
お伝えいたしました。
富山県出身では太刀山以来、
103年ぶりの快挙を成し遂げた朝乃山。
でも前日の誤審と思われる判定のために
朝乃山本人が手放しで喜べないことが
悲しいです><
とはいえ、
朝乃山が強くなったことには
違いありません。
14日目の豪栄道を破った相撲は
優勝力士に相応しい相撲でした^0^
願わくば今場所のことを教訓に、
今後のビデオ判定の在り方を
検討し直してほしいものです。
優勝した力士さんが悲しい思いをするのは
見ているファンも悲しいです。。。
ペパーミントあいがお届けいたしました。