朝乃山が本当に優勝してしまった!

朝乃山が本当に優勝してしまった!アイキャッチ 2019年夏場所

スコゲワブロガーのペパーミントあいです。

2019(令和元)年夏場所は、
14日目に朝乃山の優勝が決まりました!

前日の栃ノ心戦では誤審疑惑な判定があり、
ちょっと本人も
手放しで喜べない優勝なのが悲しいですが、

14日目に大関豪栄道を破った相撲は、
本当に強くなったことを
証明する素晴らしい相撲でした!

おめでとうございます^^

富山県出身力士の優勝は103年ぶり

朝乃山は富山県出身。

富山県出身力士の優勝は
大正5(1916)年五月場所の太刀山以来、
103年ぶり
となります。

太刀山峯右エ門は第22代横綱です。

「俺がいない」関がまさかの優勝!

朝乃山には序盤、
こんな一コマがありました。

初日のNHK大相撲中継中に
「令和期待の3力士」として
期待の若手力士が紹介されたのですが、

ここに朝乃山の名前がなかったことが
発奮材料になったそうです。

その話を聞いた時は
「なんて目立ちたがり屋な……」と
ちょっと笑ってしまったのですが、

まさか発奮して
本当に優勝してしまうとは!

恐れ入りました><

本当の発奮材料は先場所の負け越し

もっとも、現実には
初日の特集を見て急に発奮したところで
急に強くはなれません。

本当の発奮材料は
“先場所(春場所)の負け越し”です。

先場所、朝乃山は10日目という
比較的早い段階で7勝目をあげたものの、
その後5連敗して
まさかの負け越しを喫してしまいました!

聞いたところによると、
カキか何かを食べて当たったらしく、
力が出なくなってしまったとか。

師匠にも喝を入れられ、猛省し、
稽古も体調管理もしっかりしようと
心を入れ替えたとのことです。

栃ノ心に「すみません」は悲しい

ただ朝乃山の優勝決定直後のインタビューに
笑顔はありませんでした。

優勝の実感が湧かなかったからかと
思いましたが、
それだけではありませんでした。

時事通信さんの記事に
その理由が書いてあります。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190525-00000099-jij-spo

特に重要と思える部分のみ抜粋します。

「きのう(の一番が)納得いっていないんで…分かんないです」。この朝も、もやもやしたものが残っていると明かし、土俵上では忘れられたというが、降りて再び心に影が広がったようだ。
 救いは栃ノ心の一言。NHKのインタビュールームを出る時、栃ノ心から「おめでとう」と言われたという。「うれしかった。僕は『すいません』と謝りました。一生残るんじゃないですか」。

詳しく説明すると、前日13日目、
朝乃山は二敗で、
三敗の栃ノ心と対戦しました。

栃ノ心が勝てば
朝乃山と栃ノ心が三敗で並び、
さらに栃ノ心は大関へ復帰出来る、
という状況でした。

結果は、物言い差し違いの末、
朝乃山の勝ち。

この判定がちょっと、

いやかなり誤審と思える判定で、

多くの相撲ファンがモヤモヤしました。

上記ニュース記事を読むと、
それは当事者である朝乃山も
同じだったようです。

判定が覆ることは、まずないと思います。

でも、北の富士さんがよく言っているけど、
「実際に取っている力士が一番分かる」
んですよね、きっと。

朝乃山は何も悪くないのに、

誤審があったがために栃ノ心に対して

負い目を感じて謝るなんて、

せっかくの初優勝なのに悲しすぎます><

ビデオ判定の在り方、
今後真面目に検討し直してほしいです。

これでは一生懸命頑張っている
力士さんが可哀想です。

ビデオ判定の在り方については、
こうしてほしいという要望を
下記記事に書いています。

あわせてご覧いただけると嬉しいです^^

栃ノ心の誤審の原因はビデオ判定
こうなってしまった原因は、ビデオ判定が導入されても今だ肉眼での印象を重視している勝負審判のあり方であるように思えてなりません。2019(令和元)年大相撲夏場所13日目の栃ノ心が差し違いで朝乃山に敗れた一番、スロー映像ではどの角度から見ても栃ノ心の足は出ていなかったので、判定に納得がいきません。

強くなったと感動した豪栄道戦

でも、色々なことがあったけど、

14日目に朝乃山が豪栄道を破った相撲は
文句なしに素晴らしい相撲でした!

豪栄道と朝乃山は右の相四つ、
さすがにいくら力を付けているとはいえ、
大関の方が断然有利だと思いました。

豪栄道も悪くありませんでした。

むしろ右四つがっぷりに組み合った時は
豪栄道が有利かと思いました。

でも、がっぷり四つの攻防を制して

最後は朝乃山が寄り切り!

本当に強くなったんだなと
感動しました^0^

朝乃山の優勝が決まったのは、
その後栃ノ心が鶴竜相手に
変化で勝ったからなのですが、

前日の誤審(?)も
変化で決まるちょっと残念な相撲も、

朝乃山に免じて赦してあげたくなるほど
いい相撲でした!

ビデオ判定の在り方を見直してほしい

以上、2019(令和元)年夏場所の
朝乃山の初優勝について
お伝えいたしました。

富山県出身では太刀山以来、
103年ぶりの快挙を成し遂げた朝乃山。

でも前日の誤審と思われる判定のために
朝乃山本人が手放しで喜べないことが
悲しいです><

とはいえ、
朝乃山が強くなったことには
違いありません。

14日目の豪栄道を破った相撲は
優勝力士に相応しい相撲でした^0^

願わくば今場所のことを教訓に、

今後のビデオ判定の在り方を

検討し直してほしいものです。

優勝した力士さんが悲しい思いをするのは
見ているファンも悲しいです。。。

ペパーミントあいがお届けいたしました。