照強が送り掛けを決めた!関取では初

照強が送り掛けを決めた!関取では初アイキャッチ 2019年夏場所

スコゲワブロガーのペパーミントあいです。

2019(令和元)年夏場所9日目。

幕内の照強が関取初の「送り掛け」を
決めました!

「送り掛け」は2000年12月に
追加された決まり手です。

関取では照強が初めて
「送り掛け」を決めましたが、

幕下以下では照強と身近な力士が
「史上初の送り掛け」を決めています。

「送り掛け」とは?

送り掛けとは、
相手の後ろに回って
足を掛けて倒す技。

日本相撲協会公式サイトでは、
このように説明されています。

相手の後ろに回り、
左右の足どちらかを
掛け倒して勝ちます。

足を掛けずに相手を倒せば
「送り投げ」または「送り倒し」
となります。

※「ハッケヨイ!せきトリくん」→
「おしえて八十二手」の特殊技のところに
送り掛けのページがあります。

決まり手制定以降、関取では初

この「送り掛け」。

2000(平成12)年12月に
決まり手に追加されて以降、

十両以上の関取では

今回2019(令和元)年夏場所に

照強が千代丸に決めたのが

初の送り掛けとなります。

また幕内でも初の送り掛けとなります。

照強が送り掛けを決めた千代丸戦

照強が千代丸に送り掛けを決めたのは
2019年夏場所9日目。

立合いで千代丸の両手突きを

かいくぐって中に入った照強は、

投げで千代丸の体勢を崩すと

後ろに回ります。

そのまま送り出しても

良かったのですが、

後ろに回って足を掛けて倒しました。

取組終了直後は「送り掛け」ではない
別の決まり手が発表されましたが、

その後のNHKアナウンサーの
リポートによると、照強は

「今の『送り掛け』じゃないんですか?」

と不満そうに話していたとのこと。
(不満そうに、は私の意訳です)

それからしばらくすると、
決まり手が「送り掛け」に訂正されました。

結果、晴れて照強は幕内初、関取初の
「送り掛けを決めた男」となりました!笑

照強の前に送り掛けを決めた力士

でも実は、照強の前にも
「送り掛け」を決めた力士はいます。

照強の付け人の翠富士です。

翠富士は2017(平成29)年春場所9日目、

三段目で送り掛けを決めました。

これが正真正銘、

史上初の「送り掛け」となりました。

翠富士の現在の番付は幕下です。

翠富士は同部屋の錦富士とともに、
近畿大学を中退して伊勢ケ浜部屋に
入門した力士。

照強同様、
小兵の業師としての活躍が
期待される力士です。

珍しい決まり手・珍しい巡りあわせ

以上、珍しい決まり手「送り掛け」について
お伝えいたしました。

送り掛けは相手の後ろに回って
足を掛けて倒す珍しい技。

照強が幕内初、関取初の送り掛けを

2019(令和元)年夏場所9日目に決めました。

史上初の「送り掛け」は

2017(平成29)年春場所9日目に

当時三段目の翠富士が決めています。

二人は同じ伊勢ケ浜部屋で、
現在関取と付け人という関係。

しかもいずれも9日目という
面白い巡りあわせです^^

今後の照強、翠富士両力士が
小兵業師として相撲をますます
盛り上げてくれることを
楽しみにしています!

ペパーミントあいがお届けいたしました。