2019年大相撲初場所2日目。
横綱稀勢の里がいよいよ
追い詰められました。
初日の御嶽海に続き、
2日目の逸ノ城戦も黒星で2連敗。
先場所から合計すると
不戦敗を除いて6連敗。
稀勢の里が大好きな相撲ファンの多くは、
この結果にすっかりお通夜モードですm(__)m
稀勢の里が中心だったNHK大相撲
2019年初場所2日目。
この日の多くの相撲ファンの関心事は、
稀勢の里が白星を挙げられるかどうか。
無事引退の危機を脱することが
出来るかどうか、でした。
そのためNHK大相撲中継の話題の
稀勢の里に偏りがち。
そのことに対して
「稀勢の里、稀勢の里うっせー」
「平等に中継しろ」
と言う人もいましたが、
そこは仕方がないと思います。
出番が近づくほどに緊張が高まる
稀勢の里の出番が近づくにつれ、
緊張が高まってきます。
自然と手汗が出てくるし、
彼が土俵に上がったら、
仕切りの時間がとても早く感じました。
初日御嶽海に敗れ、
今度こそ本当に連敗は許されない
状況の稀勢の里。
でも対戦相手は、
横綱になってから3連敗中の
逸ノ城でした。
今の稀勢の里にとっては
誰と当たっても嫌な相手ですが、
3連敗中の相手とはまた嫌な相手です。
「今日負けたら引退だぞ」
という周囲からのプレッシャーは、
本人が誰よりも感じていたはず。
そのためか、土俵入りの時も
花道の奥でも土俵下でも、
緊張による瞬きが多かったように思えます。
一生懸命謎の笑みを作ろうとしている
ようにも見えましたが、
やはり緊張していたように思えます。
まあ緊張しない方がおかしいです。
恐れていたことが現実に!
そして迎えた運命の逸ノ城戦。
結果ははたき込みで逸ノ城の勝ち。
稀勢の里が前に落ちた瞬間、
藤井康生アナの
「いよいよ追い詰められました」
という実況が響きました。
藤井さん、その後の実況では
栃煌山を「稀勢の里」と言い間違えて
しまったくらいなので、
内心では稀勢の里を応援していたはず。
でもさすがはベテランアナウンサー、
実況は的確です。
国技館のお客さんは一瞬静まり返り、
その後は何とも言えない雰囲気に。。。
ツイッター相撲部の相撲ファンも
すっかりお通夜モード。
薄々予想は出来た展開でしたが、
恐れていたことが起こってしまった、
というのが本音です。
でも、3日目は出るらしい
そんなわけで、
稀勢の里はこのまま引退するのか、
あるいは明日3日目も出場するのか?
気になるところでしたが、
どうやら3日目は出場する模様。
出場するからには
今度こそ負けることは許されません。
負けたからって誰に
引退させる権限があるわけでもないけど、
正直、
これ以上情けない姿は観たくありません。
これ以上横綱という
本当に強い人にしか許されない地位を
汚す姿は見たくありません。
稀勢の里ファンは覚悟がいくつあっても足りない
でも、これは絶対に横綱になるのは
無理だと何度もファンを失望させながら、
それでも横綱になった稀勢の里です。
万に一つの逆転劇にも期待したいところ。
「稀勢の里ありがとう、お疲れ様」
を言う覚悟と同時に、
どれだけ横綱の地位を汚したと
批判されようが生き恥を晒そうが、
あがく彼を見守る覚悟も持とうと思います。
ちょっとそれくらいの覚悟は
必要な気がしてきました…。
それもある意味、
稀勢の里らしいといえばらしいので(笑)
しかし、彼を見守る相撲ファンは、
何種類の覚悟を持てばいいのでしょうか?
覚悟がいくらあっても足りません(苦笑)
以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。