相撲ファンのペパーミントあいです。
能町みね子さんがツイッターで
変な人とやり取りしているのを見て、
不快なやり取りなはずなのに、
なぜか楽しい気持ちになることがあります。
これってある種の個性かなと思います。
人の個性って凄いですね!
他の人がやったら嫌な事でも、
その人がやるとなぜか全然嫌じゃない。
むしろ楽しいって思えるのですから。
なぜか嫌な気がしない、能町みね子さんと変な人のやり取り
能町みね子さんという方がいます。
この方、相撲ファンで、
イラストやコラムやエッセイを書いている
作家さんです。
能町みね子さんは、少し変わった方です。
私、能町みね子さんのツイッターを
フォローしているのですが、先日、
こんなやり取りをお見掛けしました。
こういうむちゃくちゃな結びつけをするバカも私は大嫌いです。というか、この話をしている私自身が大相撲ファンだっつーの。相撲ファンがどれだけモンゴル人力士を応援してるか知らんのか。私はいまいちばん応援してる若手は霧馬山だし。コイツ霧馬山の存在すら知らないだろうな。バーカ。 https://t.co/m8gCeIrZdL
— 能町みね子とアマビエは全く関係ないよ (@nmcmnc) August 20, 2020
「大相撲ファンには差別雑誌購読者が多いのでは?」ということ自体が侮辱的だろうがバカ。なに私のことフォローしてんだよバカ。汚いから今すぐ外せバカ。 https://t.co/EXQoZsO43m
— 能町みね子とアマビエは全く関係ないよ (@nmcmnc) August 20, 2020
うるせえなあもう終わりだよバカ。 https://t.co/oSYWV0hsIT
— 能町みね子とアマビエは全く関係ないよ (@nmcmnc) August 20, 2020
他の人にはシクシク被害者ヅラしてて世話ないね。「明らか」っていう言葉遣いで相撲ファンをひとくくりにして侮蔑したくせに、噛みつかれたら「仮定の話してるのに〜シクシク」って。 https://t.co/aK1rM6w6cT
— 能町みね子とアマビエは全く関係ないよ (@nmcmnc) August 20, 2020
バカとは言ってないけど、相撲ファンである私を「差別雑誌を買う層と重なるのは明らか」と言っており、「差別雑誌を買う層」=「差別的な人間」ですから(ここがイコールではないと言い張るのは詭弁です)、「バカ」よりも悪質です。礼儀どころの話ではないです。 https://t.co/LcE095bEXS
— 能町みね子とアマビエは全く関係ないよ (@nmcmnc) August 20, 2020
要は「相撲ファンはみんな差別主義者だ」と
言ってきた人に対して
ブチ切れたやり取りです。
しょうもないやり取りです。
「相撲ファンはみんな差別主義者だ」
と言った人は、はっきり言って超絶失礼です。
私も相撲ファンなので、
そういうこと言ってくる人には
心の中でブチ切れます。
でも、わざわざ引用リツイートして
「バカ」とか言わなくても、という話です。
「相撲ファンはみんな差別主義者」という
嘘情報を訂正するのはいいと思うけど、
わざわざ売られた喧嘩を
買ってあげる必要はありません。
ふつうだったら、
こんなやり取りをタイムライン上で
見せられたらたまったものじゃありません。
でもなぜか、
私は能町みね子さんが変な人に突っかかられ、
突っかかっているやり取りを眺めるのが、
非常に楽しくて仕方ありません!笑
同じようなことを他の人がしていたら
即フォローを外すか、
フォローを外すことを検討します。
でもなぜか、能町みね子さんだと
フォローを外そうという気など全く起きず、
むしろやり取りの続きを
楽しみにしてしまうんです(笑)
この理由は何なのでしょうか??
能町みね子さんが言葉のプロだから、だけではないと思う
理由は色々あると思います。
能町みね子さんが、
相撲ファンの私が思っていることを
代弁してくれているからかもしれません。
私が思っているけど
上手く言葉に出来ないことを
的確に表現してくれているから、
スカッとしているのかもしれません。
能町みね子さんが言葉の扱いに長けていて
即座に上手い返しが出来ることに
感心しているのかもしれません。
でも、それだけではないような気がします。
他の人が同じことをしたら嫌だけど
この人ならなぜか嫌な気しない、
むしろ楽しいって、
ある種の個性であると思うのです。
いくら言ってる内容に賛同できても、
嫌な人にスカッとすること言ってくれても、
わざわざ揉めてるやり取り見せられたら
ふつうは嫌ですよ。
それがなぜか嫌な気しないのは、
能町みね子さんのお人柄によるところが
大きいように思えます。
一部の差別的な相撲ファン
ちなみに補足説明的な話になりますが、
やり取りで話題になっていた
「相撲ファンは差別主義者」については、
残念ながら一部の相撲ファンには
そういう人もいます。
コロナでお客さんの数を制限した
今でこそいなくなりましたが、
以前は国技館にも、
モンゴル出身の横綱である白鵬に対して
あからさまな「負けろ」コールを
する人たちもいました。
白鵬の連勝記録を
稀勢の里が63で止めた時には、
万歳三唱をする客もいました。
このことは一部ニュースでも
「ヘイト問題」として取り上げられ、
物議を醸しましたよね。
もう少し最近では、
優勝争いをしていた照ノ富士が
変化で勝って「モンゴルへ帰れ!」という
ヤジが飛んだこともあります。
変化で勝つ相撲は
一般に相撲ファンからは好まれませんが、
「モンゴルへ帰れ」は差別発言です。
どんなにいけ好かない相撲でも、
それは言ってはいけません。
(その後、照ノ富士が変化したのは
膝の状態がとても悪かったからであると
判明しましたが、
取組当時は誰もそのことを知らなかったので
ブーイングが起きました)
本当の相撲ファンはモンゴル出身力士の努力を知っている
でも白鵬の連勝が63で止まった
当時の映像を見てみると、
万歳三唱する人たちを、遠巻きに、
明らかにドン引きした様子で
見ている人たちもたくさんいます。
この人たちこそ本当の相撲ファンであると、
私は思っています。
照ノ富士の変化に対して批判的だった
相撲ファンでも、さすがに「モンゴルへ帰れ」
発言を支持する人はいません。
少なくとも私の周りにはいません。
なので、
一部の相撲ファンの言動だけを見て
全相撲ファンを「差別主義者」
呼ばわりされることは、
相撲ファンとしてはとても心外です。
本当の相撲ファンは、
日本人力士だけを応援する人は嫌いです。
本当の相撲ファンは、
モンゴルの力士さんが巡業などで
人一倍努力している姿を見ているから、
モンゴルの力士さんが強くなったら
頑張っている人の努力が報われたことを
喜びます。
「強い人がモンゴルばっかでつまんない。
国技なんて名ばかりだ」
なんて言う人は、
相撲ファンではないと思っています。
というか、
相撲ファンでも何でもない人ほど
こういうこと、言うんですけどね(;^_^A
人間の個性は凄い!
以上、能町みね子さんがツイッターで
変な人に突っかかられ、突っかかっている
やり取りが面白いよ、
という話をさせていただきました。
他の人が同じようなことをしていたら
見苦しく感じてしまうことでも、
なぜかこの人だと嫌な気がしない、
むしろ楽しく感じる、ということ、
色々な場面であると思います。
それってある種の個性ですよね。
その個性が受け入れられる人、
受け入れられない人はいると思うけど、
人間の個性って凄いなと思います!
その人にされたら全然嫌じゃないんですから!
私もそんな個性ある人間になりたい(笑)
以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。