中村親方が佐伯市を訴えたやむを得ない理由

中村親方が佐伯市を訴えたやむを得ない理由アイキャッチ 相撲ニュース

ペパーミントあいです。

中村親方(元嘉風)が地元佐伯市を訴えた
「やむを得ない理由」を、
相撲記者の抜井規泰さんが
ツイッターで解説していました。

とてもいい内容のツイートだったので、
私のブログにも掲載したいと思います。

リツイートで拡散しても
すぐ流れてしまうのが
ツイッターの弱点なので、
検索出来るようブログにもUPします。

ワイドショーは無知で無責任な
コメンテーターの言葉より、
このツイート内容こそ人々に
知らしめるべきだと思います。

泣き寝入りしなければ裁判になるのが普通

行政を相手に損害賠償を求める場合、
裁判に発展するのは
ごくふつうのことのようです。

理由は以下、
抜井記者のツイートを
読んでいただければ分かります。

ここまで読んでいただければ、
市は税金で運営しているため、
賠償金をもらうには
裁判で金額を算出しないといけない

ことが分かります。

民事裁判はどちらにとっても辛いもの

続きのツイートで、
民事裁判は原告、被告どちらにとっても
非常にしんどいものであることが分かります。

佐伯市にとっても辛い訴訟である

ここまで読んでいただければ、

佐伯市にとっても
辛い訴訟であることが分かります。

相撲ファンなら
みんな知っていることですが、
九州場所での九州出身力士への声援は
凄まじいです。

応援の仕方がちょっと品がないから
黙れと言いたくなるくらい凄まじいです。

でもそれくらい、
地元の人たちにとって
ご当地力士は愛すべき存在
なのです。

それがこのような訴訟沙汰になって、
どちらにとっても
辛くないはずがありません。

金銭面と精神面の負担が大きい

そして民事裁判は
金銭面と精神面の負担が
大きいことが分かります。

裁判で勝っても
莫大な弁護士費用を
負けた側が払ってくれるわけでは
ありません。

裁判で争う限り、
ずっと相手を憎み続けなければ
いけないというのは、
非常に精神が病むことである

想像出来ます。

中村親方側のダメージが大きくなる可能性大

さらにポイントをおさらいすると、
本件に関しては中村親方のダメージが
大きくなることが想像できます。

市の方はお金は税金で賄い、
誰か個人が訴えられているわけでは
ないですからね。

ワイドショーでは

「お金のために地元を訴えた
心の狭い中村親方」

という批判をするコメンテーターも
いるようですが、

このような無知無責任なコメントも
中村親方の精神的負担にならないか、
心配です

5億円近い請求金額について

そして5億円近い請求金額については、
このように述べられています。

金額の根拠については、
引用元の記事に

損害賠償請求額は約4億8100万円で、中村親方が40歳まで現役を続けた場合に得られたはずの収入、休業損害、後遺障害の補償、逸失利益、慰謝料が含まれるという。

とあります。

冷静に考えて、
この金額は弁護士が出したものでしょうから
中村親方を叩くのは筋違いですよね。

この金額を根拠に、
さらに裁判所が精査して
損害賠償金額を決めます。

そのための裁判ですからね。

金額に関しては
素人である中村親方を
叩くのは論外
だし、

法律に精通していない素人が
とやかく批判するのも
筋違い
というものです。

裁判の争点は「佐伯市側の責任」

抜井規泰記者は別ツイートで、
本裁判の争点について
こうつぶやいています。

まとめると

佐伯市が中村親方にキャニオリング体験を求めたかどうか

キャニオリングがお金を取っている事業であるかどうか

が争点となるようですね。

佐伯市のHPを見る限り、
大人1人8000円の事業であるようです。

とあるワイドショーでは

「危険行為を行なった自分が悪い。
プロ失格」

という批判をしている
コメンテーターもいたようですが、

有料で行なっている事業なら
この批判は的外れ
と言えそうです。

双方に幸せな結末をただただ祈る

以上、中村親方が佐伯市を提訴した件
についての抜井規泰記者のツイートを
まとめさせていただきました。

とても専門性の高い内容で
勉強になりました。

ワイドショーは無知で無責任な
コメンテーターのコメントより、
こういうちゃんとした知識を
人々に広めるべき
だと思います。

これはどちらが悪いという話ではなく、
どちらにとっても
不幸な事故だったのですから。

そのことを一人でも多くの人に
分かってもらいたいと思い、
こうしてブログに書かせていただきました。

今はただ、
佐伯市にとっても中村親方にとっても
幸せな結末となることを祈るばかりです

裁判所が然るべき判決を下す形であれ、
和解が成立する形であれ、
これ以上誰も辛い思いをすることなく
幸せな結末を迎えてほしいです。

そうなることを信じて、
今はただ、祈ろうと思います。

ペパーミントあいがお届けいたしました。