チコちゃんが相撲の制限時間を調整する裏技を紹介

チコちゃんが相撲の制限時間を調整する裏技を紹介アイキャッチ 相撲関連番組・映画

相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。

2019年12月27日放送の
NHK「チコちゃんに叱られる」で、
相撲が何で18時ちょうどに終わるのか
紹介されていました。

理由は時計係の審判が
制限時間を調整しているから
なのですが、

どんな裏技を使って調整しているのか、
という一歩踏み込んで切り口が、
さすがNHKさんだなと思いました!

チコちゃんで相撲の制限時間の謎が取り上げられた!

大相撲は毎日必ず、
18時ちょうどに終わります。

「なんで相撲は18時ちょうどに終わるの?」

というお題に対するチコちゃんの答えは、

「いろいろな裏技があるから知っておこう」

というものでした(笑)

チコちゃんって、
時々大雑把な回答に逃げること、
ありますよねww

それはさておき、
相撲が毎日必ず18時ちょうどに終わる理由。

相撲ファンなら一般常識として
知っていることです。

なので、ゲストには相撲ファンの
さだまさしさんもいましたが、
さだまさしさんは回答権なし(笑)

相撲ファンの私は、
どういう切り口で伝えるんだろう?
という部分を興味深く見ていました。

てっきり

「時計係が時間を調整しているから」

と答えると思っていたのに、

「いろいろな裏技があるから知っておこう」

とは、意外な切り口でした!

要は「時計係の使っている裏技」

でもよくよく内容を聞いていると、
結局のところ、

“時計係の審判がどんな裏技を使って
仕切り時間を調整しているか”

というものでした。

さすが相撲中継歴が
私の人生より長いNHKさん!

模範解答より
切り込んだ回答をしてきました。

ここで、チコちゃんで紹介されていた
「仕切り時間を調整する裏技」を
ご紹介したいと思います。

大相撲の「仕切り」とは?

まずは「仕切り」について軽くご説明。

大相撲では、力士は土俵へ上がっても
すぐには相撲を取りません。

何度かお互いに見合って、
一度分かれて塩をまき、
また見合って、という仕切りを繰り返し、
呼吸が合ったら立ちます。

この立つまでの仕切りには
制限時間があります。

昔は制限時間がなかったので、
1時間以上仕切る力士もいましたが、
ラジオ中継が導入されてからは、
ラジオの放送時間に合わせて
制限時間が設けられるようになりました。

この制限時間を決めているのが、
向正面向かって左側にいる
時計係の審判です。

時計係の審判が行司さんと呼び出しさんに

合図を出すと、

呼び出しさんが立ち上がって

力士にタオルを渡し、

制限時間いっぱいを知らせます。

相撲の制限時間を調整する裏技

制限時間は

幕内4分

十両3分

幕下以下2分

と、一応は決まっていますが、
時には物言いがついて時間が伸びたり、
休場者が出て不戦勝となり、
短くなる
場合もあります。

その時は時計係の審判が様々な技を使って
仕切り時間を調整しているのです。

①仕切りの回数を増やす(減らす)

②呼び出しさんの呼びあげを長く行う

③呼び出しさんが土俵をほうきで掃く

こういったよく見かける光景は、
実は時間調整のためだったりするんですね。

チコちゃんでは紹介されなかった裏技

あとチコちゃんでは
紹介されていませんでしたが、

「④幕下の取組で塩を入れる」

というものもあります。

これは幕下以下の取組の進行が早く、
十両土俵入りまで間が空いてしまう時に
よく行われています。

BS-NHKで幕下の中継から見ている方なら、
時々お見掛けしている光景かと思います。

通常幕下以下の仕切りでは
塩はまかないのですが、
進行が早い時には入ることもあります。

これ、関取経験のある幕下力士なら
塩をまき慣れているけれど、
関取経験のない力士だと
まき方が分からなくて、
戸惑うみたいですね(笑)

時計係が使っている相撲の制限時間を調整する裏技+α

以上、チコちゃんで紹介された
「相撲の制限時間を調整する裏技+α」を
お伝えいたしました。

①仕切りの回数を増やす(減らす)

②呼び出しさんの呼びあげを長くする

③呼び出しさんが土俵をほうきで掃く

④幕下の仕切りに塩を入れる

これらは時計係の審判の裁量
行われています。

勝負を見極めるだけでなく、
時間配分もしないといけない時計係の審判。

大変なお仕事だと思います。

以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。