スコゲワブロガーのペパーミントあいです。
テイルズオブアスタリア
追憶の楽園「粛清の閃光」の
ネタバレ感想をまとめています。
「粛清の閃光」はラザリスとの対峙から、
主人公たちが白き獅子と戦う決意を
決めるまでの過程が描かれています。
泣けました。
「粛清の閃光」は
2018年5月に公開されました。
以下、2018年5月に以前のブログに書いた
記事の移行分です。
ラザリスとの対峙
前話「災禍の記憶と導師の導き」は
ちょうどラストにラザリスが現れるという
物凄く気になる終わり方でした。
「粛清の閃光」はまさにその
続きのシーンから始まります。
自分の管理する世界こそが理想の
平和な世界だと思っているラザリスと、
元の世界を取り戻したい主人公たちの
考えは全く相容れません。
主人公たちを邪魔な存在と認識した
ラザリスは、彼らを晶化しようとしますが、
コレットによって防がれました。
かつてラザリスの苦しい心のうちを
感じ取ったコレットは、
再度ラザリスと話し合いを試みます。
でも、
「お前たちはぼくの話を聞かない。
お前たちがぼくを否定するから
ぼくもお前たちを否定する」
と言われ、結局平行線に。
結晶化が出来ないと分かると、
ラザリスは魔物を放ってコレットと
主人公たちを消しにかかりますが
それもかないません。
魔物を使って抹殺することも
出来ないと分かると、
ラザリスは「より確実な手段」として
帝都ジャングレイスの宮殿に結界を
張り始めました。
結界を張って「特異点を修復する」
というのです。
ここで結晶編の最後にスレイが
結晶の花につけた傷が原因で
「特異点」なるものが生まれ、
特異点によって元の世界の記憶を取り戻す
咎人が生まれていることが分かりました。
ご丁寧にそこまで説明してから
転送移動で帝都に帰っていくラザリス(笑)
……じゃあなんで最初から
そうしなかったんだよ、
という疑問が残ります(;^_^A
この手段はラザリスにとっても
リスクを負うものだからなのか、
それともフィクション特有の
「最初からそうしろよ」現象なのか……
打開策を求めて
ラザリスを取り逃がした主人公たちは、
打開策を話し合います。
ラザリスの話しぶりから、
「特異点の修復」が完了したら
新たに記憶を取り戻す人が
出なくなるだけでなく、
記憶を取り戻した自分たちも
記憶を書き換えられてしまうという
結論に至りました。
でも結界は、神衣の力でも
コレットの世界の意思の力でも
どうすることも出来ません。
「せめて結界の仕組みが分かれば……」
誰かがそう口にすると、
カイルが「仕組み」という言葉に反応!
ハロルドなら結界の仕組みを解明して
打開策を見いだせるのではないかと
提案します。
そうと決まったら善は急げで、
ハロルドのいる市都アルメリアに
向かいました。
リオンとの再会
その道中でリオンと再会します。
リオンによると、
ハロルドは現在咎人として追われ、
市都ファルカームのリオンの家に
かくまわれていることが分かりました。
リオンはハロルドに頼まれた調査に
向かうというので、ここでお別れ。
主人公たちはファルカームに向かいますが、
その途中、コレットが以前呼ばれた
光の玉の気配を感じとります。
この光の玉の存在も
打開策の手掛かりになるのではと考え、
主人公たちはファルカームに向かう組と
光の玉を目指す組に分かれて行動する
ことになりました。
光の玉を再訪
コレット、ゼロス、スレイ、ミクリオ、
ヴェイグ、エリーゼ、ルドガーは
光の玉のところへ向かいます。
行ってみると、
光の玉は以前より小さくなっていました。
でも、前に見つけた光の玉同様、
以前の世界の光景が映し出されて
いました。
前回はスレイとミクリオの故郷の
イズチでしたが、今回はウィンドルの
首都のバロニアです。
今は戻ることのできない
故郷の光景をルドガーは懐かしみます。
この光の玉が元の世界と
何らかの形で繋がっていること、
光の玉のある場所を
白き獅子が厳重に警護していることから、
コレットたちはこの光の玉が
ラザリスの言う「特異点」であるという
結論に至りました。
そしてラザリスの言う
「特異点の修復」とは、
光の玉を消し去って元の世界の記憶を
取り戻せないようにすること。
この光の玉とコレットが共鳴する
理由は分からないけれど、
コレットに宿った世界の意思が
関係しているのだろうと思われます。
このことを一刻も早く仲間に知らせようと、
コレットたちはファルカームを目指します。
ハロルドとの再会
一方、カイルたちも無事に
ファルカームでハロルドと再会。
ハロルドは追われてはいるものの、
リオンの家を勝手に改造してラボを作り、
相変わらずの様子です。
ハロルドはすでにこの世界の
光の玉のある場所を割り出し、
これらすべてが白き獅子に管理されている
ことも突き止めていました。
このことから、
ハロルドも光の玉が特異点だろうという
結論に至ります。
さらには結界が出来てから
この世界のエネルギーの流れが
おかしくなっていることにも気づき、
リオンに調査を依頼していました。
そこにちょうどリオンからの連絡が入り、
3つの神殿から帝都に巨大なエネルギーが
流れ込んでいることが判明します。
3つの神殿とクローの正体
この3つの神殿は、
いずれも白き獅子の警備している
神殿でした。
ハロルドによると、
これら3つの神殿から帝都に
巨大なエネルギーが流れ、
結界を形成しているとのこと。
この神殿にある「核」を壊せば
結界も破れることが分かりました。
ここでレイヴンが、
蒼流の神殿はクロー隊、
翠樹の神殿はファング隊、
虹雲の神殿はロアー隊が
警備していることを告げます。
そして、現在同行不明の白き獅子たちは、
皆神殿の警護に当たっているとみて
間違いないと言うのです。
つまり、神殿の核を壊して
結果を打ち破るためには、
現在は記憶を書き換えられて
白き獅子となっている
ミラやロイドと戦わなければ
ならないということ。
そのことを知った時の仲間の反応は、
動揺を隠せないジュードとエリーゼ、
事前に知れて良かったと前向きなスタン、
様々です。
でもここでレイヴンが
クローの正体はユーリであることを
しれっと告げると、
「そんな大事なことを何で
今まで黙っていたんだ!」
と仲間たちから
総バッシングを食らいます(笑)
白き獅子との対決へ
レイヴンとカイル
無事コレットたちも
リオンの家にたどり着くと、
3手に分かれて3つの神殿に向かう
ことになりました。
ここでレイヴンは、
ユーリの記憶を取り戻すと誓った手前、
クローのいる蒼流の神殿に行くと宣言。
その決戦を前に、
レイヴンはカイル、スタン、ヴェイグを
酒飲みに付き合わせます。
ここでカイルが英雄になりたいという
話をすると、
レイヴンは
「英雄なんてなるもんじゃないよ」
と、自身の過去を重ね合わせるような
話をしました。
レイヴンと話して、
何か心を突き動かされるものを感じた
カイルは、レイヴンと一緒に蒼流の神殿へ
行くことを決意します。
カイルにとっては
ロイドもミラもユーリも
友達のソフィを助けてくれた恩人ですが、
前々から薄々、
レイブンとユーリの深い絆を
感じ取っていました。
レイヴンの力になりたいと思いました。
カイルが行くなら俺も行くと、
スタンも蒼流の神殿行きが決定。
そしてヴェイグも、
ユーリには恩義があるから
一緒に行くことになりました。
ヴェイグはエリーゼと一緒に
行くものと思っていたレイヴンには
意外な展開でしたが、
「エリーゼにはジュードもついているし、
必ずやり遂げるから大丈夫」
と、信頼しているようです^^
コレットとミクリオ
一方で、コレットも真っ先に
ファング隊のいる翠樹の神殿へ行くと決意。
翠樹の神殿へ行けば
ロイドと戦うことになるので、
この決断にミクリオは驚きます。
でも大好きなロイドだからこそ
自分の手で記憶を取り戻したいと
コレットは話します。
この決意を語るくだりは
めちゃめちゃ泣けました(´;ω;`)ウゥゥ
この思いを聞いたミクリオは、
向き合おうとする彼女の強さに感銘し、
共に行くことを誓います。
そして、ゼロスも一緒に来ることに。
「コレットちゃんと二人きりには
させないぞ~」なんて言っていますが、
彼の本心は間違いなくロイドです(笑)
このゼロス、かっこいい!
そしてミクリオが翠樹の神殿を目指すので、
スレイも一緒に行くことになりました。
ジュードとベルベット
一方、ジュードはミラのいる
虹雲の神殿を目指します。
ルドガーも元の世界ではミラに、
そしてこの世界ではジュードに
助けられたので、共に虹雲の神殿へ
行くことを決意。
さらにジュードの決意を聞いて
踏ん切りのついたエリーゼも、
共にミラの記憶を取り戻すと決意します。
そしてその決意をベルベットに伝え、
「一緒に来て、決意を見届けてほしい」
とお願いします。
ジュードもエリーゼも、
ジャングレイスでミラをかばったこと、
中途半端な気持ちで戦っていたことに
決着をつけたいようです。
ベルベットは
「わたしはわたしの目的のために
虹雲の神殿へ行くけど、ついでに
あんたたちの決意とやらも見てあげるわ」
と了承。
虹雲の神殿へは、
ジュードとルドガーとエリーゼ、
そしてベルベットとティアが
行くことになりました。
目的地が決定!
こうして、
誰がどの白き獅子の元へ向かうのかが
決定します。
それぞれの目的地が決まり、
白き獅子との対決に旅立ったところで、
「粛清の閃光」は終了です。
「粛清の閃光」の感想
以上、追憶の楽園編「粛清の閃光」の
ネタバレをお伝えいたしました。
長々お付き合いありがとうございます。
ラザリスとの対峙から
白き獅子との対決に向かうまでの
お話が描かれた「粛清の閃光」。
特にメインは、
誰がどの神殿へ向かうのか、
決意に至るまでの過程だったと思います。
特にコレットがロイドと戦う
決意を語るシーンは泣けました( ノД`)
あとエリーゼが覚悟を決めるまでの葛藤も。
前話で一度はミラと戦う覚悟を決めた
エリーゼですが、
いざ本当にそれが目の前に迫ると、
ミラを傷つけることへの怖さが生まれる、
というのは実に人間らしいです。
人間、そう簡単に頭だけでは
割り切れないですもんね。
アスタリアはざっくりした
シナリオのようで、
とても丁寧に描かれていると思います。
次章の予想
そんなわけで、
白き獅子との対決に旅立った主人公たち。
次章では当然、
白き獅子の記憶を取り戻す話が
予想されます。
でも、3人まとめて1つの章でなのか、
1人1章ずつなのか、気になりますね。
続きは早く知りたいけど、
丸々1章使ってじっくり楽しみたい
気持ちもあります。
大切な人と戦わなければならない
主人公たちの心情も辛いですが、
白き獅子たちが記憶を取り戻した
あとの心情も想像すると辛いです。。。
でも、面白い話には違いないなず!
楽しみですvv
「粛清の閃光」前後のお話
「粛清の閃光」の前の
「災禍の記憶と導師の導き」と
次の「白き獅子編~明星の縁~」の
ネタバレ感想も書きました。
よろしければあわせて
ご覧いただけると嬉しいです^^
以上、ペパーミントあいが
お届けいたしました。