スコゲワブロガーのペパーミントあいです。
2019年大相撲初場所3日目の感想を
まとめています。
稀勢の里の進退問題が
いよいよ深刻化したり、
3大関が全滅したり、
白鵬の偉大さに心を打たれたり、
輝に額を割られた勢と佐田の海の
対戦にワクワクしたりしましたが、
最終的には錦木の活躍が
ますます楽しみになった3日目でしたvv
輝に額を割られた勢と佐田の海
いろいろあった3日目ですが、
幕内前半戦での見どころは
勢と佐田の海の対戦でした。
額に巨大な絆創膏をつけた
両力士が入場すると、
異様な光景にお客さんがざわつきます。
この絆創膏は、
前日、前々日に輝と対戦した両者が
額をぱっくり割って流血してのものでした。
初日に流血した勢は
7針縫ったそうですが、
佐田の海は
「縫ってもどうせ頭で当たるから
また割れるでしょ」
と思って縫わなかったとのこと!
佐田の海、ワイルダーですね……!
ただ出血量を見た限り、
傷は佐田の海の方が浅かったと
思われます。
大相撲でも時々流血沙汰はありますが、
ちょっと初日の勢の出血量は、
尋常じゃありませんでした。
そして結果は佐田の海の勝利!
勢は頭を庇って胸から当たりましたが、
佐田の海は頭で力強く当たって
そのまま双差し即効の寄り切り!
額を割ってもなお頭で当たる気迫に
圧倒されました!
「頭で当たるんかい!?」
と思いました!!
3日目の阿武咲と貴景勝
一方で個人的に応援している阿武咲は、
3日目は竜電と対戦。
一度は引きかけましたが、
思いなおして前に出て、
最後は押し相撲から差す形での寄り切り!
いい相撲でした^0^
一方の貴景勝は
押し相撲第一人者の玉鷲相手に
落ち着いた取り口で快勝。
独特の間合いで当たっては見て、
という取り口。
身長の低さと丸い体型も生きた
相撲に思えました。
気迫でがむしゃらに前に出る、
という相撲ではないものの、
隙がなく圧倒していると感じました。
貴景勝、強くなりましたね!
そして阿武咲と貴景勝、
似たような体型で似たような取り口だけど、
阿武咲は突っ張ってから
差す相撲も上手いけど、
貴景勝は廻しは取りません。
そこは大きく違うなと思いました。
3大関がまたまた全滅
そして豪栄道、高安、栃ノ心の3大関は、
初日に続いてまたしても全滅です。
3日間終えて大関の白星は
2日目の高安のみとは!
稀勢の里に隠れてはいるけど、
ちょっとこれは、
かなりよろしくないですねm(__)m
そこは大関だから、
内容悪いなりにも勝つことで
少しずつ盛り返して、
ということも期待していたのですが……
でもまだ3日目なので、
希望は捨てずにおこうと思います^^
ちなみに今日高安に勝った北勝富士は、
3大関を全て撃破しました!
ちょっとこのあたりにも
世代交代の波を感じます。
強い逸ノ城をねじ伏せた白鵬
そんなわけで3大関が敗れた直後に
登場したのが白鵬。
この日の対戦相手は
初日に稀勢の里を破った逸ノ城でした。
いい時と悪い時の差が激しい逸ノ城ですが、
この日は強い方の逸ノ城でした!
でも白鵬はもっと強かった!
途中腕を返されてバンザイになったり、
立ち腰になる場面もあったのですが、
そこから立て直しての上手投げ!
あの劣勢からよく立て直したなと思います。
さすが白鵬!
体勢悪くしたのは本調子でないからなのか、
あるいはエンジンかかっていないだけなのか
分からないけど、
立て直せちゃう白鵬は
やはりレベルが違うと感じます。
うーん、凄い!
見応えのある一番でした^0^
稀勢の里、案の定敗れる
そして進退問題が注目される稀勢の里。
3日目の対戦相手は同学年の栃煌山です。
結果は案の定、
栃煌山にあっさり双差しを許しての
完敗でした。
これで初日から3連敗。
先場所から数えると
横綱としての連敗記録が
史上ワーストの8。
初日からの3連敗が二場所続くのは
宮城山以来88年ぶり。
不名誉な記録を
次々更新してしまっています。
同じ一門の元横綱・大乃国の芝田山親方
からは「もうダメでしょう」とも言われ、
ちょっとこれは、
事実上の引退勧告のように思えました。
芝田山親方はあくまで
「本人と師匠が決めること」
と話していますが、
ふつうどんなにダメな相撲でも
「もうダメでしょう」という
先のない言い方にはならないですからね。
稀勢の里の進退問題に関しては、
相撲ファンのあいだでも
考えは分かれています。
でもわたしは、
今の稀勢の里が横綱としての責任を
果たせているとは思えません。
明日以降出場したところで、
果たせるとも思えません。
決して引退してほしいわけではない。
でも……
果たせないのであれば、
そろそろ腹、括ってほしいと思います。
本人が決断できないのであれば、
誰かに背中を押してあげてほしいと
思います。。。
酷な話ではあるけど、
横綱の伝統がなくなったら、
それはもう相撲じゃないです。。。
錦木が初金星!
そんなわけで、
稀勢の里の黒星には
かなりどんよりモードだったのですが。
その後の結び、
鶴竜と錦木の相撲で
完全に目が覚めました!
何と錦木が鶴竜を撃破!
いや本当は
鶴竜に勝ってもらいたかったのですが、
錦木がここ最近急に強くなって、
ちょっとあっけにとられております。
比較的最近まで、
幕内と十両を行き来している
力士だったと思うのですが……
初の横綱戦、初の結びで、
いつもは露払いを務める鶴竜に
勝ってしまいました!
2場所連続で豪栄道に勝った強さは
偶然じゃありませんでした。
いやぁ、強くなったなぁ、と。
これは今場所も大活躍しそうで
楽しみですvv
こんな面白話もありました
そんなわけで相撲でもいろいろあった
初場所3日目ですが、
NHK大相撲中継では
取組合間にも面白い話も
たくさん聞くことができましたvv
各力士の締め込みの話
この日の十両の取り組みでは、
登場した各力士の締め込みの話が
紹介されていました。
目が詰まった感じだったけれど、締めたら違いは分からなかったとのこと。
最後は「安美錦現役最後の締め込みを作ってくれるスポンサー募集中です」と締めていたそうです(笑)
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) January 15, 2019
豊ノ島、関取復帰時は知人から贈られた黒の締め込みに新調。前々から「復帰したら贈るから」と言われていたとのこと。ちなみに以前使っていた締め込みは、太って足りなくなってしまったらしいです(笑) #sumo
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) January 15, 2019
炎鵬は8mの締め込みでは5周半と長すぎてとても動くことが出来ないので、切って4周半になる様にしている。多分6mないとのこと。 #sumo
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) January 15, 2019
蒼国来、幕下に落ちた時は木綿の締め込みを新調したとのこと。でも締め心地は木綿の稽古回しの方が良く、回しも取りやすいそうです。
幕下では勝てるけど十両では勝てないことがあるのは、回しの影響もあるかもしれませんね。 #sumo
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) January 15, 2019
常幸龍は手持ちの締め込みをその時々の状況で使い分けているとのこと。 #sumo
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) January 15, 2019
臥牙丸「今度締め込みを新調するときは9mにします」
「痩せますという言葉はありませんでした」と楽しそうに話す吉田賢アナ(笑)#sumo
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) January 15, 2019
太田アナの竜電の話
幕内の中継では、
実況の太田雅英アナウンサーが、
竜電が序ノ口から関取に復帰して
さらに幕内まで上がることが
どれだけ凄いことなのか、
実際の番付表を使って
力説する場面がありました!
実際の番付表を使って、十両から序ノ口に落ちて、そこから幕内まで上がることの重みを語る太田アナ。#竜電 #sumo pic.twitter.com/vvVwS9cvjW
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) January 15, 2019
面白かったので思わず
テレビ画面を写真撮って
呟いてしまいました(笑)
2019年初場所3日目の総括
以上が、
2019年大相撲初場所3日目の感想です。
稀勢の里のことを思うと
ちょっと複雑というか
悲しい気持ちにもなるのですが、
強い逸ノ城をねじ伏せた白鵬の強さ、
錦木の急成長ぶりには
目を見張るものがありました!
ますます世代交代を感じた
一日でもありました。
吉田さん、太田さんの趣向をこらした
中継も良かったです^^
以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。