スコゲワブロガーのペパーミントあいです。
笑点でおなじみの三遊亭好楽さんは、
相撲が大好きな好角家なんですね!
2019年初場所7日目の大相撲中継の
ゲストだったのですが、
好楽さんが子供のころ好きだったという
横綱東富士や信夫山の話が聞けて、
とっても面白かったですvv
ちょっと昔気質の人とも感じましたが、
放送席は終始にこやかで
いい雰囲気でした^^
落語「阿武松」の話
放送席に登場した好楽さん。
いきなり歴代横綱の名前を
すらすらと言い始めます。
何でも落語には「阿武松」という
6代横綱阿武松を題材にした演目があり、
落語家さんの多くは
初代明石志賀之助から6代阿武松緑之助
までは暗記しているそうです。
落語には6代横綱・阿武松緑之助が出世する話があるらしく、落語家さんは初代明石志賀之助から阿武松緑之助までの横綱はすらすら言えるようです。 #sumo
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
落語の阿武松について調べてみたところ、
阿武松は「大食漢は出世しないから」
という理由で武隈部屋を破門され、
もう故郷に戻ることも出来ないからと
自害を決意。
「この世の名残に」と入った飯屋で
その食いっぷりを主人から見込まれ、
錣山部屋に入門して出世する、
というお話のようです。
落語家の昇進の話
落語家さんの階級は
「前座見習い」→「前座」→「二ツ目」
→「真打」の4階級。
相撲よりもシンプルですが、
その分昇進までの道のりも
長いようです。
落語家の階級制度。下積みの前座の下に、前座の仕事を教えてもらう前座見習いがある。二ツ目は真打になるための準備段階だけど、そこから10年はかかるとのこと。でも二ツ目から紋付き袴を身につけられるから、好楽師匠は二ツ目の昇進が一番嬉しいと話します。 #sumo pic.twitter.com/cB8fgyXUow
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
真打が相撲でいうところの十両なら、
二ツ目はさしずめ、
博多帯を締められる幕下、
といったところでしょうかね?
相撲でも幕下って、
関取ではないけど特別な
地位ですもんね。
好楽さんの芸名遍歴
好楽師匠の芸名遍歴。
「九蔵」と書いて「くぞう」と読むそうです。
元の師匠が無くなって5代目圓楽さんの元へ移籍したため、林家から三遊亭に変わりました。 #sumo pic.twitter.com/2CS6dCt8oa— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
好楽さんは元は林家彦六師匠の
お弟子さんだったようですが、
亡くなった時に5代目圓楽さんの元へ
移籍したようです。
今は圓楽一門だけど、
元は木久扇さんや太平さんと
同じ一門だったんですね!
ちなみに「のぶお」は好楽さんの本名。
彦六師匠は好楽さん入門時は
弟子を取ることを渋っていたけど、
亡くなった息子さんと同じ名前だったことで
引き受けてくれたとのことです。
好楽さんが好きだった信夫山
そんな本名が「のぶお」の好楽さんが、
子供の頃好きだった力士は
「信夫山」でした。
好楽師匠が昔好きだった力士・信夫山。
好楽さんの本名が「信夫」なので「のぶおやま」と読めるのがきかっけで好きになったけれど、技巧派の力士で魅入られたとのこと!その後、信夫山が東富士を破った映像が流れました^o^
藤井アナ「相撲協会にお金を払って映像をお借りしました」と話す笑 #sumo pic.twitter.com/aP6ftPZDt0
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
信夫山の最高位は関脇で、
技能賞を6回受賞した技巧派力士。
横綱東富士を破った相撲のしばらくあと、
初代若乃花を破った相撲も放送されました。
かっこいいなと思いました!
ちなみに信夫山という方、
徴兵されて朝鮮半島の北で終戦を迎えたり、
ソ連の収容所から脱走したり、
大変な思いをした方のようです。。。
※フォロワーさんのツイートで知りました。
信夫山ってどんな力士だろうかと手始めにWikiったら、のっけからハードな展開で「よくぞご無事で…」ってなってる pic.twitter.com/vkgjwyQgmy
— しまぷくろう (@fishowl626) 2019年1月19日
昔気質の人と感じる部分も
好楽さんの発言からは時折、
昔気質の人と感じるところもありました。
落語家さんが言うと、ふつうに考えたらすごく失礼なことでもなんか嫌な感じがしなくて笑えることも多いから、そういう台詞も意外と嫌味なく飛び交っていることも想像出来るけど……
間に受けた素人が使い所を間違えた時が怖いですねm(_ _)mhttps://t.co/cIi1ZMiWOw
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
好楽さん「褒められたら調子に乗って成長が止まる」というあたりは、古い人だなと感じますね。
— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
ただなぜか嫌な感じには
聞こえなかったです。
その後「手を抜いた叱り方はダメだ」
というお話もあったりして、
叱るときはちゃんと相手と向き合って
愛情持って叱る方なんだなということは
伝わりました。
どんな言葉も、指導方法も、
褒めるのも叱るのも、
結局は言い方、使いどころですもんね。
中日は笑点を見て下さい(笑)
藤井康生アナとは、
こんなやり取りもありました(笑)
好楽さん「明日は中日だから笑点を見て下さい」
藤井アナ「笑点は録画でみてください」 #sumo— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
笑点は大相撲中継の裏番組ですからねぇ。
昔だったら裏番組に出演している人を
ゲストに呼ぶなんてありえなかった
でしょうけど、
局の垣根が
ずいぶんおおらかな時代になりました^^
境川親方と懸賞金の話
取り組みが終盤まで進むと、
放送席が懸賞金の話題で
盛り上がる場面がありました。
解説の境川親方(元両国)が
「落語の世界にも懸賞金はあるんですか?」
というようなことを言ったのが
きっかけだったと思うのですが、
気が付いたらこんな展開に!
日馬富士は懸賞金の一部を恵まれない子供への寄付に回していた。(藤井康生アナ談)
その直後に境川親方(元両国)、
「豪栄道は懸賞金の中身を抜いて袋だけ持ってきた」そこで豪栄道のドアップ!
面白すぎるんですけどww #sumo— スコゲワブロガーのペパーミントあい (@peparmint_ai) 2019年1月19日
藤井アナが日馬富士のいい話を
持ってきたと思ったら、
境川親方が豪栄道のゲスい話を
ぶっこんでくるという絶妙ぶりww
少し補足すると、
ツイートでは「一部」となっていますが、
これはわたしの聞き間違いで、
実際の放送では「懸賞金の全額」と
伝えられていたようです。
※録画を確認した方から確認済み
豪栄道が袋だけ持ってきたのは、
横綱に勝った時の懸賞金とのこと。
この日の解説は好楽さんと親交がある
という理由で境川親方でしたが、
なかなかに神回だったように思えます^^
好楽さんゲスト回の総括
以上が、
三遊亭好楽さんが大相撲中継のゲストに来た
2019年初場所7日目の感想です。
落語「阿武松」の話を聞けたり、
信夫山、東富士、初代若乃花の
映像が見れたり、
日馬富士のいい話からの
豪栄道の落ちが面白い会話が聞けたり、
終始楽しいゲスト回でした^^
好楽さんは昔気質の人と
感じる部分もあったけど、
嫌な感じはしませんでした。
また来てほしいゲストさんの一人です。
以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。