提訴は本当に貴ノ岩の意思だったのか?

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スコゲワブロガーのペパーミントあいです。

2018年九州場所の番付が発表された翌日に、
貴ノ岩が日馬富士への提訴を取り下げたとの
報道がありました。

話を聞けば聞くほど、
この提訴が本当に貴ノ岩の意思だったのか、
疑問に思えます。

貴ノ岩が提訴を取り下げたとされる理由

貴ノ岩が日馬富士への提訴を取り下げたとの
報道があったのは、九州場所の番付が発表された翌日の10月30日のことです。

理由は「モンゴルの国民性」とのこと。

聞いたところによると、モンゴルでは

「目下の人間が目上の人を訴えるなんて
とんでもない!」

という意識が強いようですね。

特に横綱というのは
モンゴルでは神のように
崇められている
そうです。

だからモンゴルの人にとっては、
貴ノ岩が日馬富士を訴えることは
目上に対して失礼というだけでなく、

神のような横綱を訴えるなんて
考えられないというのです。

そのため、母国に残した家族が
物凄いバッシングを受けている
とのこと。

家族が辛いから訴えを取り下げた、
というのです。

相反するコメントに困惑しかない

でも一方で、日馬富士は代理人を通して
このモンゴルの国民性について
「そんなことはありえない」と話します。

「そんなことが本当にあるなら遺憾だ」
とも話しています。

明らかに矛盾する2つの主張。

はたしてどちらが本当なのでしょうか?

モンゴルに行ったことも
モンゴルで暮らしたこともない
私たち日本人にとっては、

モンゴルの人の話を聞く以外に
知るすべがないので困ります。

そのモンゴルの人が全然違うことを
言っているのですから、
困惑するしかありません。

もっとも、日馬富士側のコメントは
代理人を通じているとはいえ
一応本人のコメント。

貴ノ岩側のコメントは
全部弁護士のコメントで、
どこまで貴ノ岩本人の意思が
反映されているのか、全く見えません。

本当に貴ノ岩の意思?

無理があるモンゴルの国民性

私にはこの「モンゴルの国民性」という理由は、無理があるように思えてなりません。

そもそも横綱が神、
目上を訴えるなんてとんでもないというのが
モンゴルの国民性なら、

モンゴル人の貴ノ岩が
日馬富士を訴えたりするでしょうか?

仮に「それでも訴えるんだ!」という
強い意志があったとしても、
家族への影響は容易に想像できるはずです。

訴えるなら家族みんなで話し合い、
家族全員で強い覚悟を決めて
訴えると思います。

でも貴ノ岩側の弁護士の話を聞いていると、
どうも家族全員でそこまでの覚悟では
臨んでいなかったように思えます。

理由が後付けのように感じてなりません。

暴行事件後の貴ノ岩のコメント

一方で暴行事件後、
相撲協会の聞き取り調査に対して、
貴ノ岩は

「殴られたことには納得していないが、
私は横綱の引退を望んではいなかった」

とコメントしています。

文字通りのコメントだと思います。

こう思っている人が、訴えたりしますかね?

これも提訴が本当に貴ノ岩の意思なのか
疑いたくなる理由の一つです。

私が思う取り下げた本当の理由

何にせよ、
真実が全て私たち一般人に
伝わることはないと思います。

それは仕方のないことです。

ただそれゆえに、
今持っている情報だけを総合すると、
このように見えてなりません。

貴乃花が親方をやめて自由になったから
やっと訴えを取り下げることが出来た
、と。

本当に貴乃花の意思だったのかは
分かりません。

でも少なくとも、
貴ノ岩の意思ではないように思えます。

早くふつうの力士に戻れますように

以上、貴ノ岩が日馬富士への提訴を
取り下げたニュースについて、
思うところをお伝えいたしました。

いかがでしたでしょうか?

この件については伝え聞いた
限られた情報しかないので、
どうしても憶測交じりの話に
なってしまいますが、

訴えが本当に貴ノ岩の意思だったのか、
疑問に思えてなりません。

取り下げた理由が「モンゴルの国民性」
というのも、無理があるように思えます。

とはいえ、もうすぐ九州場所が始まります。

九州場所ではこういう嫌なことは気にせず、
貴ノ岩の相撲も楽しく観戦したいです!

早く貴ノ岩が渦中の人から
ふつうの力士に戻れる日が来ますように。

ペパーミントあいがお届けいたしました。