親方としては微妙だった貴乃花

アイキャッチ不撓不屈 相撲ニュース

こんにちは。
スコゲワブロガーのペパーミントあいです。

平成30年秋場所千秋楽の翌日、
突如、相撲協会からの退職宣言をした
貴乃花親方。

結局その後協会と話し合いが
行なわれることもなく、
相撲協会を去っていきました。

貴乃花は横綱としては
素晴らしかったけれど、
親方としては微妙だった
ように
私には思えます。

貴乃花親方は コミュニケーション能力が微妙

先に申し上げておきますが、
これはあくまでも私の印象です。

私にはこう映っている、という話です。

私は貴乃花親方と面識もなければ
会話をしたこともありません。

でもテレビでの解説や
新聞記事などから伝え聞く情報から、
貴乃花親方は人とのコミュニケーションが
あまり上手くない方と思えました。

相撲教習所には「角道の精華」と
昭和天皇が相撲観戦された時の和歌

掲げられているそうですが、

貴乃花親方はこの2つを混同していたうえ、
独自の解釈を加えている、

というお話も聞きました。

参照:

貴乃花親方が支援者に送った決意表明のメール全文 「角界を取りもどす」と逆襲宣言 | AERA dot. (アエラドット)
大相撲の元横綱日馬富士による平幕貴ノ岩への暴行事件で、鳥取県警は11日、日馬富士を書類送検した。

https://twitter.com/RaidenTameko/status/942073295418961920

思想信条に対する是非は置いておいて、
この角道の精華を天皇陛下のお言葉と
思っているのがすでに勘違いだし、
相当かけ離れた解釈をしていると思います。

相撲協会の他の親方との
コミュニケーションにおいても、
こういった曲解が多かったのでは?

と思えてならないのです。。。

全部が全部貴乃花親方の曲解
というわけではないでしょうけど、

それが原因でお互いに誤解が生まれる
悪循環に陥っていた、
と想像してしまいます。。。

横綱としては良かったけれど…

確かに貴乃花は大横綱でした。

角界が彼から多大な恩恵を
受けているのは確かです。

貴乃花がいなかったら、
私も多分、相撲好きになって
いなかったです。

だから横綱貴乃花には
とても感謝しています。

でも、今の貴乃花親方を見ていて
コミュニケーション力が残念な方
であるという印象は否めません。

コミュニケーション力が残念ゆえに、
親方としてはやっていけなかったのかな、

と感じます。

親方は指導者であり運営者

現役の頃は極端な話、
自分の相撲にだけ集中していればいいです。

だから多少コミュニケーション力に
難があろうが、
相撲で結果を出せば誰も文句は言いません。

でも親方は違います。

力士を育成する指導者であり、
相撲協会という組織を動かす運営者
です。

大きな組織の運営は一人では出来ません。

他の親方と協力し合って、
足並みをそろえていかないと
組織は回りません。

師匠としてはいいけど、運営者としては…

指導者としての貴乃花親方は、
貴ノ岩、貴景勝、貴源治、貴公俊という
4人の関取を育てています。

うち、貴景勝は三役にまで昇進

それを思えば、
指導者としての実績・実力は
十分にある方です。

でも運営者としては、
人と上手くコミュニケーション
取れないと大きな障害になる
と思います。

私が貴乃花親方が運営者として
微妙と感じるのは、
コミュニケーション力だけではありません。

協会へ退職届を提出すべきところを
引退届で提出したり、

弟子を託す千賀ノ浦親方(元隆見杉)への
引継ぎが不十分だったり、

事務処理がきちんと出来ないのは
運営者としてどうなのかな?
と感じてしまいました。

子供時代のヒーロー・貴乃花

これこそが横綱相撲だ!

と、ここまで貴乃花親方に対して
あまり良くないことばかり語りましたが、

横綱貴乃花が私の小学生の頃の
ヒーローであることには違いありません。

私が相撲を観るようになったきっかけは、
小学生の時、テレビで偶然
人気絶頂の貴花田の取組を観たことでした。

それ以来、相撲ってなんて面白いんだろう
と思いました。

貴花田がのちに貴乃花となって、
何度も壁に当たりながらも
不撓不屈の精神で成長し、
大関、横綱となっていく様は
本当に見ていて楽しかったです!

特に大関貴乃花が2場所連続で全勝優勝して
横綱になった時の30日間
の相撲内容は
全てが完璧で、
今でもとても印象に残っています。

世の中の「横綱相撲」を知らない人には
「これこそが横綱相撲だ!」
突き付けてやりたいほど素晴らしかった!

でも小さな違和感はあった

ただ、その頃から整体師による
洗脳疑惑があったり、

お兄さんの相撲に対して
「基本がなってない」と
メディアを通して批判したり、

ちょっとあれ?と思うことはありました。

勝って笑顔を見せることは
相手に対して失礼だ、という世界で、
メディアを通して目上であるお兄さんを
批判するって、矛盾してない?

と思いました。

この小さな「あれ?」が、
引退後に少しずつ大きくなって、

「横綱としては素晴らしかったけど、
親方としては……」

という今に至っています。

貴乃花が協会を離れるのは残念

ゆえに私は、
貴乃花親方が相撲協会を離れることを
残念に思います。

でも正確には、
相撲協会を離れることに対して
というよりは、

ここに至るまでの経緯が
子供のころに抱いたヒーロー像とは
かけ離れたもの
であったことに対してです。

同じ相撲協会を離れるにしても、
何か新しいビジョンを見つけて
円満に退職だったらまだよかったけれど、

協会ともめて、居づらくなって退職、
というのが残念
です。

協会が酷い、貴乃花はかわいそうだ、
と思う人もいるでしょう。

確かに貴乃花がかわいそうというのは
理解できます。

でも協会が酷いかと言うと、
そうも思えません。

中には貴乃花に冷たい親方も
いたでしょうが、

何とか貴乃花親方と
コミュニケーションをとって
仲良くやっていきたいと思っている親方も
たくさんいたように思える
からです。

私はただの一般人なので、
報道などで伝え聞いた情報しか
知りません。

だから本当のところは分かりません。

どう努力したところで、
私が真実にたどり着けることも
ないと思います。

ただ私の目には、
今回の貴乃花親方の退職劇が
このように映っている、という話です。

私は変わらず相撲を楽しむだけ

以上、貴乃花親方の退職劇について、
思ったままを素直に語ってみました。

なるべく言い方には配慮したつもりですが、
きつく聞こえてしまう部分があったら
申し訳ないです。

私には貴乃花親方が
コミュニケーションが下手だったゆえに
親方としてはやっていけなかったのかな

思えました。

ゆえに貴乃花親方が
自分で自分を追い詰めてしまっていたら
とても気の毒に感じます。

とはいえ、
私にはどうすることも出来ません。

これからも元貴乃花親方を中心とした
相撲に関するネガティブな報道は
ちょいちょい上がってくるかもしれません。

でも私は今後とも変わらず、
大相撲を楽しもうと思います^^

私のすることは変わりません。

以上、スコゲワブロガーの
ペパーミントあいがお届けいたしました。