2020年大相撲七月場所5日目の手さばき帳

相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。

2020(令和2)年七月場所5日目の
手さばき帳を公開いたします。

この手さばき帳ブログを通して、
より深く相撲を楽しむことが
出来ますように。

2020年七月場所5日目の実況と解説

実況:厚井大樹
解説:舞の海秀平
向正面:井筒親方(元豊ノ島)
東リポート:吉田賢
西リポート:沢田石和樹

2020年七月場所5日目 幕内前半の手さばき帳

※特に良かった相撲・
個人的に注目していた相撲は
ピンクのボックスで表示。

●翔猿(十両)(2-3)-(4-1)琴恵光○

すくい投げ

翔猿が突っかける。二度目で成立。

琴恵光が左でおっつけながら前に出る。

右を差して、右ですくって、すくい投げ。

強かった!

○錦木(2-3)-(0-5)千代丸●

押し出し

千代丸、前に出るけど、勝てない。。。

初日が出ない。。。

●琴勇輝(1-4)-(2-3)若隆景○

押し出し

若隆景、琴勇輝の突っ張りをよく当てがい、

下から押し上げて押し出し!

いい相撲だった^o^

○高安(3-2)-(4-1)照ノ富士●

寄り切り

組んだり離れたりの攻防。

高安が今日は全力で取っている印象だった。

(昨日までは慎重に取っていたように感じる)

いい相撲だった。

○琴勝峰(5-0)-(0-5)松鳳山●

小手投げ

琴勝峰突っかける。二度目で成立。

琴勝峰、一気に攻め込まれるが、

土俵際逆転の小手投げ!

琴勝峰は5連勝!凄いなぁ。。。

●佐田の海(2-3)-(3-2)栃ノ心○

突き落とし

栃ノ心、土俵際逆転の突き落とし!

佐田の海はがっかりした表情。

●志摩ノ海(1-4)-(4-1)琴奨菊○

寄り倒し

琴奨菊が志摩ノ海を圧倒!

一気に出て寄り倒し!

意外だけど、志摩ノ海に初めて勝つ。

琴奨菊はこの白星で、幕内勝利数が712

日馬富士と並んで歴代7位タイ

●琴ノ若(3-2)-(5-0)妙義龍○

押し出し

妙義龍が5連勝!

終始妙義龍のペースだったように思う。

今場所の妙義龍は強い!

これは嬉しい^o^

●魁聖(2-3)-(2-3)勢○

下手投げ

勢が優勢。

上手を取られた時はどうかと思ったが、

投げで崩した。

魁聖はやや痛そうな倒れ方だった。

●石浦(1-4)-(4-1)玉鷲○

押し出し

玉鷲、石浦の変化を完全に読んでいた。

これでは何も出来ない。。。

●照強(2-3)-(3-2)千代大龍○

上手投げ

千代大龍、

変わり気味に上手を取って上手投げ。

小兵のお株を奪うような相撲だった……

2020年七月場所5日目 幕内後半の手さばき帳

●炎鵬(2-3)-(4-1)北勝富士○

押し倒し

北勝富士が炎鵬を圧倒!

炎鵬は何も出来ず。。。

炎鵬は立合いのタイミングが合わず、

待ったと思ってしまったような相撲だった。

○阿炎(3-2)-(2-3)徳勝龍●

押し出し

阿炎が一気に押し出し!

喉輪が効いていた。

●竜電(1-4)-(2-3)碧山○

引き落とし

碧山が押し込んでからの引き落とし。

竜電、初日勝って以降、勝てない。。。

○隆の勝(2-3)-(2-3)輝●

押し出し

当たりは互角。

やや輝が有利に見えたが、

隆の勝、横に崩して一気に押し出し!

○大栄翔(3-2)-(0-5)豊山●

突き落とし

取組前、井筒親方(元豊ノ島)から

「豊山の押しは、

圧力が上に抜けてしまっている」

という話があったが、

それが分かる相撲だった。

大栄翔はいい押し相撲だった^o^

●遠藤(1-4)-(5-0)御嶽海○

押し出し

御嶽海が瞬殺!

遠藤はちょっと、元気がない。。。

○正代(4-1)-(3-2)隠岐の海●

すくい投げ

正代、隠岐の海に攻め込まれるが、

さりげなくすくい投げで逆転!

今日も強い正代だった!

井筒親方(元豊ノ島)は、正代について

「最近、豊山が圧力負けするようになった」

と話す。

●霧馬山(1-4)-(5-0)朝乃山○

寄り切り

霧馬山が善戦!

朝乃山は終始劣勢になったが、

凌いで勝った!

体勢は悪いけど、

右四つだったのが良かったか?

やはり大関だなぁ。。。

○貴景勝(4-1)-(2-3)宝富士●

はたき込み

貴景勝が押していなしてはたき込み。

両解説者とも「貴景勝は本調子でない」

と話すが、貴景勝の相撲だったと思う。

○白鵬(5-0)-(0-5)阿武咲●

上手出投げ

阿武咲突っかける。二度目で成立。

阿武咲、真っ先に捕まった。

これはダメだと思った。。。

強すぎる。。。

でももう一度倒す日を楽しみにしている。

白鵬は今日で幕内出場回数1258回で、

歴代単独9位

2020年七月場所5日目の敢闘精神あふれる力士

幕内

1位:琴勝峰
2位:朝乃山
3位:阿炎

十両

1位:若元春
2位:美ノ海
3位:豊昇龍

2020年七月場所5日目に生まれた記録

琴奨菊の幕内勝利数が712勝となり、
日馬富士と並んで歴代7位タイとなりました。

白鵬の幕内出場回数が1258回となり、
歴代単独9位となりました。

<幕内勝利数>
1位 白鵬 1070
2位 魁皇 879
3位 千代の富士 807
4位 北の湖 804
5位 大鵬 746
6位 稀勢の里 714
7位 日馬富士 712
琴奨菊  〃

※2020年場七月所5日目現在

<幕内出場回数>
1位 旭天鵬 1470
2位 魁皇 1444
3位 高見山 1430
4位 安美錦 1399
5位 寺尾 1378
6位 琴奨菊 1310
7位 安芸乃島 1283
8位 琴ノ若 1260
9位 白鵬 1258

※2020年七月場所5日目現在

元豊ノ島が解説デビュー

2020年七月場所5日目は、
元豊ノ島の井筒親方が
解説デビューの日でした。

引退したばかりの親方は
しゃべり慣れていなくて
解説が心配になることも多いのですが、

豊ノ島は現役時代から
バラエティ番組によく出演している
力士だったので、
しゃべりに関しては
全く心配いりませんでした。

ちゃんとした大人の親方なので、
逆にしゃべりすぎが心配になることも
ありませんでした(笑)

解説も上手で、
分かりやすかったです。

現役時にも、
親方の解説より本人のセルフ解説が
一番的確だったこともありますしね。

でも、舞の海さんから褒められたら

「そこまで褒められると光栄ですが……
まあなんでもできましたね」

というノリの軽妙なトークもあり、
終始井筒親方のサービス精神に
楽しませていただきました^^

取組の合間には
豊ノ島の現役時代の素晴らしい活躍を
振り返る映像もたくさん流れました。

朝青龍を倒したり、
白鵬と優勝決定戦をしたり、
優勝した琴奨菊に唯一の黒星をつけたり。

面白いだけでなく、
凄い人だったんですよね。

井筒親方は話も上手いし、
人柄の良さも伺えるので、
きっと弟子を育てるのも
上手いんじゃないかと思います!

引退は寂しいけど、
親方としての活躍が楽しみです^^

以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。