2018(平成30)年九州場所は阿武咲を
応援しているペパーミントあいです。
11日目は惜しくも松鳳山に敗れた
阿武咲ですが、
師匠の阿武松親方(元益荒雄)は、
阿武咲は今場所、
「あることを我慢出来ている」
と評価しました。
それは押し相撲の力士にとっては
とても勇気のいることなのだそうです。
11日目の主な出来事とあわせて
詳しくお伝えしたいと思います。
廻しを取らない勇気
阿武松親方の話す「勇気のいること」とは
「廻しを取らないこと」です。
阿武松親方は今場所好調の阿武咲について
「廻しが欲しくなっても我慢している」
と評価していました。
押し相撲の力士でも廻しが
欲しくなることってあるんですかね?
相撲を取らない人間には
その感覚は分かりませんが、
「廻しが欲しくなっても我慢」
という言い方を親方がするということは、
きっと欲しくなるものなのでしょうね。
押し相撲の力士はそこをいかに我慢して
押しに徹することができるかどうかが
大事なのでしょうね。
勉強になりました!
廻しを取ってしまった阿炎
この阿武松親方のお話を聞いて、
ふと思い出したのが、
前日の阿炎の相撲です。
阿炎は押し相撲の力士ですが、
昨日の勢戦では
廻しを取ってしまいました。
立合いは先手を取り、
途中まではいい感じで突っ張って
いたのですが、
途中で上手を取って
そこからは一気に形勢逆転して
しまいました。
この日の解説は阿炎の師匠の
錣山親方(元寺尾)だったのですが、
「四つ相撲が得意の勢相手に
自分から上手を取りにいくなんて、
その時点で気持ちが負けている。
我慢が足りない」
と言われていました。
押しに徹するって、
我慢も勇気もいることなんですね。
阿武咲、11日目は松鳳山に敗れる
と、少し阿炎の話が長くなりましたが、
11日目、阿武咲は松鳳山と対戦しました。
好調な両者の非常に楽しみな取組でした。
結果は寄り切りで松鳳山の勝ち。
阿武咲が立合いから一気に走り、
松鳳山を土俵際まで追い詰めたのですが、
ちょっと詰めが甘かったのでしょうか?
寸でのところで松鳳山の双差しが
スパっと入り、一気に形勢逆転!
寄り切られてしまいましたm(__)m
上手かったです!
短かったけど好調同士、
見応えのある熱戦でした!
まあそんな日もあります(苦笑)
これで阿武咲は8勝3敗。
優勝争いという意味では
トップの貴景勝に星2つの差と
なりましたが、
この負けは引きずらず、
明日以降も変わらずに
いい相撲を見せてほしいです^^
明日12日目、
阿武咲は大栄翔と対戦します!
またまた好調同士、楽しみな取組です。
熱戦を期待します!
11日目終了時点での優勝争い
11日目終了時点での優勝争いは
以下のようになっています。
2敗:高安、大栄翔、碧山
3敗:豪栄道、隠岐の海、阿武咲
貴景勝は栃煌山に難なく勝って
依然単独トップ。
大関高安は逸ノ城に追い詰められましたが
薄氷の勝利を得ました。
この相撲で逸ノ城が倒れこんださい、
西土俵の一部が崩れるアクシデントが
ありました。
明日12日目は、
2敗の大栄翔と3敗の阿武咲が
対戦します。
楽しみです!
阿武松親方の話が勉強になった
以上、2018年九州場所11日目の出来事と
阿武咲の相撲についてお伝えしました。
11日目は取組前の阿武松親方のお話が
とても勉強になりました。
押し相撲の力士にとって
廻しを取らずに我慢することは
勇気のいることだったんですね。
相撲って何年見てても
知らなかったことが次々分かるから
本当に面白いです!
12日目も熱戦を期待します。
ペパーミントあいがお届けいたしました。