2018(平成30)年九州場所は阿武咲を
応援しているペパーミントあいです。
13日目、阿武咲は琴奨菊と対戦。
勝てば優勝のチャンスも残る3敗でしたが、
敗れて4敗となりました。
最後引いてしまったことが悔やまれます。
13日目の主な出来事とあわせて
詳しくお伝えいたします。
琴奨菊は強かった!
13日目を9勝3敗で迎えた阿武咲。
勝てば優勝のチャンスも残るという状況で、
対戦相手は元大関の琴奨菊です。
過去は琴奨菊の2勝1敗、
加えて相手は元大関の実力者、
加えて今場所めちゃめちゃ元気、
加えてご当所場所という、
ちょっと阿武咲に不利な条件が
揃った相手でしたが、
決して勝てないわけではない相手。
何とか強い琴奨菊を倒して
3敗で残ってほしかったのですが、
残念ながら敗れてしまいましたm(__)m
先に相手を土俵際へ追い詰めたのは
阿武咲だったのですが、
攻めきれずに引いたところを呼び込み、
攻め返されてしまいました。
最後まで攻めきれなかったことが
悔やまれます。
とはいえ、やはり琴奨菊、強いですね。
この相撲で琴奨菊は
ご当所場所での勝ち越しを決め、
お客さんは大喜びでした^^
阿武咲は優勝争いから一歩後退の4敗目。
とはいえ、優勝争いしただけでも立派です!
残り2日間、最後まで悔いなく
自分の相撲を取り切ってほしいです。
決まり手は微妙な「極め出し」
この琴奨菊が阿武咲を破った決まり手は
「極め出し」と発表されました。
琴奨菊が右で阿武咲の左腕を
極めるような形で
寄り切ったからでしょうか?
ちょっと完全に極まっているとは
言い難い形だったもので、
実況の太田雅英アナウンサーも
解説の北の富士勝昭さんも
「え?極め出し?」と若干
納得のいかない雰囲気ではありました。
でも決まり手はその後も
訂正されることなく「極め出し」です。
まあ、たまには
そういうこともありますよね(苦笑)
決まり手はこうして発表される
決まり手は
簡単なものは場内アナウンスの
行司さんが直接発表し、
難しいものは決まり手係の親方が
映像を確認して判断し、
場内アナウンスを通して発表されます。
決まり手係の親方は
決まり手に精通したプロの親方ですが、
それでも時には視聴者やアナウンサー、
解説者と見解が分かれることはあります。
優勝は貴景勝と高安に絞られる
13日目を終えて、
幕内の優勝争いは以下のようになりました。
2敗:高安
3敗:隠岐の海
貴景勝は3敗の碧山、
高安は3敗の大栄翔を下したため、
4人いた3敗力士は隠岐の海のみとなります。
でも貴景勝が勝った時点で、
3敗力士の優勝はありません。
優勝は貴景勝と大関高安に絞られました。
訂正:13日目終了時点ではまだ
3敗力士の優勝の可能性はありました。
失礼いたしました。
明日14日目は、
その高安と貴景勝が直接対決します。
いずれも13日目は力強い相撲で
勝っているので、楽しみです!
3横綱1大関が休場の今場所ですが、
この両力士の相撲はそれを埋め合わせる
だけの見応えがあります。
2018年九州場所の各段優勝
そして13日目は、
幕下以下の各段の優勝が
決定する日でもあります。
この日は幕下、三段目、序ノ口の
優勝が決定しました。
現在決定している優勝者は
以下の通りです。
三段目:宇良(大阪・木瀬)
序二段:※千秋楽に決定戦
序ノ口:鳩岡(神奈川・木瀬)
幕下優勝は幕内経験者の蒼国来、
三段目優勝は怪我から復帰した宇良、
序ノ口優勝は幕下経験者の鳩岡です。
いずれも怪我をして番付を落とし、
復帰した力士ばかりです。
どの力士も優勝インタビューからは
苦労人オーラが漂っていました。
苦労して復帰したんだなぁと思います。
苦労して戻ってきた人の優勝は
嬉しいです^^
14日目も熱戦を期待!
以上、
2018年九州場所13日目の主な出来事と
阿武咲の相撲についてお伝えしました。
この日は実際に発表された決まり手と
放送席が判断した決まり手の見解が
分かれるということが起こったので、
決まり手がどのようにして発表されている
のかについても触れてみました。
いかがでしたでしょうか?
阿武咲の優勝戦線離脱は残念ですが、
今場所はいい相撲がたくさん観られて
面白いです!
14日目はいよいよ優勝が
決まるかもしれない日。
楽しみにしたいと思います。
ペパーミントあいがお届けいたしました。