スコゲワブロガーのペパーミントあいです。
貴公俊が「貴ノ富士」に改名するそうです。
この新しい四股名の由来を聞き、
貴公俊自身に由来することが
一つもないのが気になりました。
ちなみに名付け親は元貴乃花親方。
同じ暴力事件を起こした弟子なのに、
貴ノ岩とはずいぶん温度差があるのだなぁ、
とも思いました。
貴公俊改名のニュース
貴公俊 初場所から新しこ名「貴ノ富士」に、元貴親方が命名
12/11(火) 5:36配信 スポニチアネックス
大相撲の東幕下10枚目・貴公俊(たかよしとし、21=千賀ノ浦部屋)が来年初場所(1月13日初日、両国国技館)の新番付から新しこ名になることが10日、分かった。前師匠の元貴乃花親方(元横綱)の花田光司氏が「貴ノ富士」と命名した。大相撲の歴史と伝統を受け継ぐ「富士」をしこ名に刻み、心機一転して再十両を目指す。由来は前師匠の先代にさかのぼる。貴公俊によると、元大関・貴ノ花に目をかけていた元関脇・玉乃海の愛弟子、元関脇・玉ノ富士とNHKの大相撲解説者、北の富士勝昭氏(元横綱)から、元貴乃花親方が「名誉ある名前を取らせてもらった。古き良き伝統を受け継いでもらいたい」という意味を込めてしこ名を付けた。夏頃から検討していたが、部屋の移籍などが落ち着いての改名となった。
この日は十両復帰を狙う初場所へ、底冷えのする稽古場で体を動かした。稽古が終わり、紙に書かれた“貴ノ富士”の字を見ると厳しい表情は一変、「自分にはもったいないぐらい物凄くいい名前。心強さもある」と目を輝かせた。
7日に兄弟子の元幕内・貴ノ岩が付け人への暴力の責任を取り、現役を引退。会見中、女将さんが涙していたという。「移籍しなければ千賀ノ浦部屋にこんなことは起きなかった。(千賀ノ浦)親方と女将さんも苦しむことはなかった」。3月、自身も付け人に暴行をはたらき謹慎処分を受けた。「もう絶対やらない」と誓った中、元貴乃花部屋の消滅に伴い移籍。新天地で「引き受けて良かった」と喜んでもらえるよう改心してきただけに、兄弟子が起こした不祥事は人ごとではなかった。
心を痛めた人の姿に「申し訳ない」と責任を痛感したが、師匠が見守る中で汗を流すと自然と気持ちが前を向いた。「自分たちが強くなって親方と女将さん、前師匠と前の女将さんに本気で恩返ししたい」。女将さんの涙は原動力となった。貴ノ富士の力士人生に、感謝の気持ちがしっかりと刻まれた。
ポイントとなる部分は
赤い太字にさせていただきました。
例によって、
リンク切れ後の処理が面倒なので、
参照元のリンクは貼っていません。
参照元ご確認の際は、
お手数ですが記事タイトルと日時から
スポニチアネックスを検索して
いただければと思います。
貴公俊自身の由来がないのが気になる
新四股名「貴ノ富士」の由来は、
元貴乃花親方の師匠に目をかけてくれた人の
お弟子さんと、北の富士勝昭さんだそうです。
「富士」は北の富士さんだけでなく、
多くの部屋の多くの力士が使っている
伝統ある四股名の文字だと思います。
元師匠の「古き良き伝統を受け継いでほしい」という想いも感じます。
少なくとも教祖様から取った四股名よりは
いいと思います。
ただ由来が元師匠に関することばかりで、
貴公俊自身に関することがないのが
気になりました。
ちょっと私が、
元貴乃花親方のネーミングに
過敏になりすぎているのかもしれません。
これまでのお弟子さんの四股名が全部
貴親方の好きなもの、尊敬する教祖、
尊敬する武将など、
とにかく自分の気に入ったものを
弟子の四股名にする傾向が強く、
お弟子さん自身から由来するものを
四股名にもらった弟子っていたのかな?
と思うので。
由来になっている玉ノ富士さんや
北の富士さんの現役時代の相撲が、
貴公俊が目指す完成形の相撲である、
とかだったらいいのですが…。
どうも元貴親方は、
弟子を自分の所持品かアクセサリーのように
扱っているように感じてしまうのです。。。
私が過敏になりすぎているだけですかね?
貴ノ岩との温度差が気になる
それともう一つ。
元貴乃花親方の、
貴ノ岩への態度との温度差が
気になりました。
同じ暴力事件を起こした弟子なのに、
ずいぶん態度が違うんだな、と。
見えない部分では他にも
いろいろあるのかもしれません。
でも一方には電話無視、
「今後10年は会わない」発言。
もう一方には
心機一転のための新しい四股名を
考えてあげている、って……。
エコ贔屓に感じてしまいますよねm(__)m
スポニチの記事には
部屋移籍前から話は出ていたとありますが、
それならそれが完了する前に
いきなり弟子を丸投げしてしまう
というのも理解に苦しみます。
※元貴乃花親方の貴ノ岩への態度については、
下記記事をご参照いただければと思います。
「富士」をつけるのは失礼?
一方で一部のファン
(主に日馬富士のファン?)からは、
「富士をつけるのは
日馬富士や旭富士に対して失礼だ!」
という声もありました。
恐らくは元日馬富士が
貴乃花と貴ノ岩に「陥れられた」と
思っている人たちが言っているのでしょう。
それに関しては
ちょっと違うんじゃないかと感じます。
前述したように、
「富士」は一つの部屋だけでなく、
様々な部屋の様々な力士が使っています。
伊勢ケ浜部屋も使っているけど、
九重部屋もその他の部屋も使っています。
「貴ノ富士」の由来はあくまで
「玉ノ富士」と「北の富士」です。
仮に日馬富士が由来だったとしても、
「日馬富士のような
スピードある相撲を極めてほしい」
という想いからついたのなら、
そこに文句を言うのは違うんじゃ
ないかと思います。
「旭富士のような懐の深い相撲を
極めてほしい」
という想いからついたのなら、
それでいいじゃないですか。
個人的に、
日馬富士は全く相撲のタイプは違うけど、
貴公俊が旭富士のような相撲を目指すのは
ありなんじゃないかと思います。
まあ余談ですけど(笑)
いい意味での心機一転になりますように
以上、貴公俊の新四股名「貴ノ富士」に
ついて思うことをまとめてみました。
貴公俊自身に由来することがないことと、
貴ノ岩との温度差が気になったのですが、
いかがでしたでしょうか?
元貴乃花親方に関しては
いろいろあったのでどうしても
肯定的になれません。
でも元師匠なりの想いがこもった
四股名には違いありません。
この改名が貴公俊にとって、
いい意味での心機一転と
なってくれることを願います。
ペパーミントあいがお届けいたしました。