2020年大相撲11月場所千秋楽の感想

2020年大相撲11月場所千秋楽の感想アイキャッチ大相撲観戦日記

相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。

2020(令和2)年大相撲11月場所千秋楽の
感想をハイライト形式でまとめました。

目次はほぼ時系列順になっています。

全部読むとそこそこ長いので、
目次から気になるところだけ飛んで
読んでいただければと思います^^

でも全部通して読んでいただけたら、
なお嬉しく思います(笑)

三賞がまあまあ妥当でホッ

2020年11月場所の三賞は、
以下の通りでした。

殊勲賞:なし

敢闘賞:志摩ノ海、千代の国

技能賞:照ノ富士

照ノ富士は「優勝すれば」という
条件付きで殊勲賞にも
ノミネートされていましたが、
惜しくも優勝出来なかったので受賞ならず。

千代の国は「今日勝てば」という
条件付きで敢闘賞にノミネートされ、
見事勝って受賞しました!

正直に言うと、
この三賞情報を最初に聞いた時は
「え?これだけ?」と思いました。

他にも平幕で活躍した力士は
たくさんいたからです。

個人的には大栄翔、北勝富士、
竜電、宝富士も候補でした。

ただ大栄翔、北勝富士は
三役経験者だから二桁くらい
勝てて当たり前という理由で
ノミネートされないことは想像出来ました。

竜電、宝富士も、
ちょっと後半失速したので
厳しいかなぁとは思います。

三賞の選考って昔から、
前半がどれだけ良くても、
ほぼ終盤の印象で決まりますからね。。。

なのでまあ、予想通りというか、
それなりに納得です。

でも「それなり」なのは、
千代の国に条件付きは
厳しいように感じたことと、

照ノ富士の殊勲賞の条件
「優勝すれば」に違和感を
覚えるから
でしょうか?

前者はまだ、
千代の国がいくら大怪我から
二度目の復活だったとしても
「二桁は欲しい」というのは
分かるんです。

でも後者は、
三賞の条件に「優勝すれば」を
見るたびに、

三賞は優勝力士以外の活躍を
讃えるために創設された賞では
なかったのか?

と思わずにはいられません。

富士東がまさかの15連敗

2020年11月場所の千秋楽、
十両の富士東は14連敗で
千秋楽を迎えましたが、
千秋楽の相撲も黒星。

今場所はとうとう1勝も出来ずに
終わってしまいましたm(__)m

先場所は新十両の王輝が
15戦全敗という、
新十両力士としては前代未聞の
不名誉な記録を打ち立ててしまいましたが、

王輝に続いて2場所連続で
15戦全敗する関取
が出てしまいました。

15戦全敗の記録については分かりませんが、
多分、史上初のことなのではと想像します。

富士東は先場所、
コロナの集団感染が発生した
玉ノ井部屋の力士です。

自身も無症状でしたが
コロナに感染しました。

そのため先場所は
玉ノ井部屋の力士全員が全休し、
番付は先場所のまま
据え置かれる事態となりました。

富士東の不調の原因は、
色々あるかと思います。

富士東が押し相撲の力士で、
元々連勝、連敗の傾向が強いこと。
コロナに感染して
十分な稽古が出来なかったこと。
無症状とはいえ、
コロナによる内臓への後遺症が
影響した可能性。

新型コロナウィルスは
軽傷だった患者や無症状だった患者も
実は内臓に深刻なダメージを受けて
後遺症に悩まされるケースもあると聞くので
心配です><

もっとも富士東本人の話では
感染中も感染後も何ともないとのこと。

コロナの後遺症の可能性は
限りなく低いかとは思います。

ただどのような理由であれ、
1勝も出来ないというのは悲しいですね><

来場所は幕下に番付を落とすことに
なりますが、
早く沼から抜け出して
白星を挙げてほしいです!

旭大星がまさかの勝ち越し!

先場所アキレス腱の大怪我
途中休場した旭大星が、
千秋楽に勝ち越しを決めました!

出場したときは
「こんなすぐ出て大丈夫なの!?」
と思いましたが、

まさかの勝ち越しです!

さすがに怪我をしているので、
下がってしまうと踏ん張る力は
ないようでしたが、

今場所の旭大星は
上手く相手の攻めを交わしながら
前に出る相撲を取っていました。

何より何事もなかったかのように
ふつうに相撲を取っていたところが凄い!

本人曰く

「休場も考えたけど、
何もしないで幕下に落ちたくない」

と思って出場したとのこと。

勝ち越せたので結果オーライですが、
「何もしないよりは」という
根性論だけで無理はしないでほしい

思いました。

そうは言っても、旭大星は口では
「何もしないよりは」と言っていても、
それなりに相撲が取れる勝算があったから
出場に踏み切り、勝ち越すことが出来た

想像しています。

そしてこれは全ての競技の指導者に対して
思うことですが、

旭大星のような例があるからといって、
怪我をした選手に競技を続けることを
強要はしないでほしい
と思います。

欧深沢が序二段優勝

2020年11月場所千秋楽には
序二段の優勝決定戦が行われ、
鳴戸部屋の欧深沢が優勝しました。

欧深沢の決定戦の相手は
同じ鳴戸部屋の欧鈴木でした。

最近、鳴戸部屋の力士同士での
各段優勝決定戦が多いですね。

(……実際は言うほど多くないのかも
しれませんが、印象としては多いです)

鳴戸親方(元琴欧州)、頑張ってますね!

欧深沢も欧鈴木も
高校相撲で実績ある選手だったようですが、
とてもいい相撲でした^^

翠富士が十両優勝

2020年11月場所の十両優勝は、
伊勢ヶ濱部屋の翠富士でした。

2020年11月場所千秋楽。

十両は4敗で翠富士が単独トップ。

5敗で複数人の力士が
追いかける展開となっていましたが、

翠富士登場の前に
翠富士と対戦する旭秀鵬以外の
5敗力士はことごとく敗れます。

そのため翠富士は、
本割で旭秀鵬に勝てば
十両優勝が決定するところでしたが、
敗れて旭秀鵬との決定戦になります。

この決定戦を制しての優勝となりました!

その後の優勝インタビューで翠富士は、

「本割で負けてどうしようかと思ったけど、

部屋の安治川親方(元安美錦)に

声をかけてもらい、

『胸から行け』

と言われたので、

何でと思ったけど

言う通りにしたら勝てました」

と話していました。

翠富士は小兵力士なので、
ふつうは胸から当たりません。

胸から当たるのは
頭で当たると低くなりすぎて
窮屈になってしまう長身の力士です。

でもこの旭秀鵬との決定戦に関しては、
翠富士は胸から当たったことで
相手のカチ上げを防ぎ、
自分有利に展開することが出来ました!

安治川親方、さすがですね。

翠富士は十両2枚目で10勝5敗。
来場所は晴れて新入幕がほぼ確実です。

相撲ファン、北の富士さんの体調を心配する

2020年11月場所千秋楽も、
幕内の解説は北の富士さん&舞の海さんの
コンビでした。

この日の北の富士さんは
せき込んでいることが多かったので、
多くの相撲ファンが
北の富士さんの体調を心配していました。

なにぶん根性論を言うおじいちゃんなので、
自身も休むこと=悪いことという意識で
無理をしてしまっていないか
心配になります。。。

この日の北の富士さんは
体調がお悪いせいか、
ちょっとネガティブな言動が多かったり、
人の話を聞いていないことが
多いように思えました。

でも舞の海さんが向正面から
かつてのライバル・玉の海さんの話を振ると
生き生きと思い出を語り、
少し元気を取り戻したように見えました^^

おじいちゃんには若き日の思い出を
思い出してもらうのがいいみたいです。

舞の海さんの好感度が少し上がりました(笑)

阿武咲&若隆景、負け越しを1点に留める

2020年大相撲11月場所千秋楽。

先場所大活躍をした阿武咲と若隆景は
共に負け越しましたが、
千秋楽に勝って7勝目をあげます!

両力士とも先場所から番付を大きく上げ、
当たる相手も強い人ばかりになって、
ちょっと前半は黒星が続きました。

でも両力士とも、
負けは混んでいたけど、
相撲内容は悪くなかったんですよねぇ。。。

負け続けても最後まで
相撲がぶれないところは
凄いなと思いました!

今場所は周りが強すぎたから
負け越しちゃったけど、
両力士とも先場所の活躍は
まぐれではなかったことを
相撲内容が証明していると思います。

なんか今場所の三賞がケチく
感じてしまったのは、
阿武咲と若隆景の活躍の印象が
強いからかもしれません。

負け越してるので
三賞の対象にはならないのですが……。

貴景勝が幕内最高優勝

決定戦を制しての優勝

そして2020年納めの11月場所の優勝は、
大関 貴景勝でした!

千秋楽、貴景勝は優勝争いトップの1敗で、
2敗の照ノ富士と対戦します、

勝てばその場で優勝が決まりましたが、
照ノ富士の執念感じる力強い相撲に
裏返されてしまいました。

照ノ富士の気迫がとにかく凄かったです!

決定戦となると、
勝って迎える照ノ富士が
俄然有利と思いましたが、

決定戦は貴景勝の一方的な
勝利に終わります。

照ノ富士は本割の相撲に
全て出し切ってしまい、
ちょっと膝がもたなかったように
見えました。

両者とも結びの一番から
まもなくの決定戦だったので、
膝の悪い照ノ富士には
不利だったかもしれません。

ただ決定戦の貴景勝の相撲は
迷いのないものでした。

勝って優勝が決まった時には、
感極まって泣いているように見えました。

今場所は両横綱と他の大関が
そろって休場してしまい、
出場する唯一の大関となった貴景勝。

大関の責任として
優勝しなければという重圧は
計り知れないものがあったと想像します。

でも、それに打ち勝っての
見事な優勝でした!

侍み溢れる優勝インタビュー

表彰式での優勝インタビューで、
貴景勝は

(本割で負けたのは)弱いから負けただけ
(決定戦で勝てたのは)子供の頃の
ただ勝ちたいという気持ちを思い出して、
無心で取った
(上位力士たちの休場については)
みんな怪我したくてするわけではない。
自分も新大関の場所で怪我をした

と話していました。

他にも話していましたが、
特にこの3つが印象に残りました。

上2つは
侍み溢れるコメントだと思いました。

そして3つめのコメントからは、
休場した他の横綱、大関たちへの
気遣いを感じました。

これを、根性論を振りかざしてくる人たちや
休場を悪いことであるかのように批判する
人たちへの本音である
と受け取る人も
いました。

その通りであると思います。

貴景勝の立場や性格を考えると、
批判してくる人たちへ
真っ向から反論することはないと思います。

なので反論してやろうという意図は
なかった
ものと想像します。

ただ本当に無難にインタビューに答えるなら
「周りが休場しようが自分のやることは
変わらない」とでも言っておけばいいので、

休場して辛い立場にある
他の上位力士たちを気遣う気持ち

あったのではないでしょうか。

良く出来た青年だと思います^^

THE 千秋楽で泣いた(´;ω;`)

THE 千秋楽とは、
NHK大相撲中継が千秋楽の
エンディングとして流す
素敵なハイライト映像に、
相撲ファンが勝手に名付けた名称です。

相撲ファンの間では「THE 千秋楽」とか
「かっこいいエンディング」
呼ばれています。

THE 千秋楽を観ると
毎場所どこかしらで
泣くことも多いのですが、

今場所は琴奨菊が引退し、臥牙丸が引退し、
高砂親方(元朝潮)が定年を迎え、
たくさんのお別れがありました(´;ω;`)

THE 千秋楽のEDの中には
琴奨菊の電光掲示板のパネルを外すところ、
臥牙丸がリモート引退会見で手を振る姿、
高砂親方が花束を受け取っている姿もあり、
このくだりではボロボロ泣きました。。。

ほかのスポーツなら
引退した人が現役復帰することもあるけど、
相撲は絶対ありえないですからね。

相撲に全てをささげてきた人が
力士でなくなる瞬間って、
泣けるものがありますよ。。。

私最近では、
幕下以下のお相撲さんが
最後の相撲を取り終えて
花道の奥で花束を受け取っている姿を
見ただけで泣いちゃいます><

それが1回も見たことのない
知らない力士さんでも、
泣いてしまいます;;

ただ今場所は、お別れだけでなく、
宇良の「居反り」や照ノ富士のつり出しなど
珍しい技、豪快な技も
たくさん観れた場所でした。

泣きながら凄い技に「おぉ!」となったり、
忙しいEDでした(笑)

両横綱が休場しようが、
大関が2人休場しようが、
やっぱり相撲は面白い!

来年も無事、大相撲が開催出来ますように

そんなわけで、
とうとう1年納めの11月場所が
終わりました。

客数を先場所までの2500人から5000人に
引き上げての開催だったので、
先場所よりマス席が埋まっているように
見えました。

声を出しての応援は出来ないものの、
拍手の音量も大きかったように思えます。

ただここ最近、
またコロナの感染者が増えているという
気になるニュースもあります。

そんな中で無事、
一人の感染者も出すことなく
場所を終えることが出来て、
本当に良かったです^^

ひとえに感染対策を徹底してくれた
運営の親方衆、裏方さん、力士さん、
そして協力してくれた専門家の方々の
おかげです。

今場所も無事に千秋楽まで
相撲を見せてくれて
ありがとうという気持ちしかありません。

次は1月場所、東京での初場所です。

11月場所前は、相撲協会は
少しずつ通常の開催に戻していく方向で
進めていたようですが、

ちょっと昨今の感染状況を考えると
難しいかもしれませんね。

少なくとも初場所は、
良くて今場所同様の5000人上限が限度かも。

ただどのような形であれ、
本場所の開催だけは出来てほしいと
願っています。

本場所が開催できない
=感染状況が相当ヤバイ、
ということですからね。。。

新型コロナの収束と
角界の明るい未来を願って、
このブログを締めようと思います。

力士の皆さん、
相撲協会員の皆さん、
関係者の皆さん、
そして相撲ファンの皆さん、
11月場所もお疲れ様でした。

また来年も、
相撲ファンが大相撲を楽しむことが
出来ますように。。。

ペパーミントあいがお届けいたしました。

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