ペパーミントあいです。
2020(令和2)年大相撲秋場所千秋楽は、
正代の初優勝と事実上大関昇進が確定。
新入幕の翔猿、阿武咲、若隆景、隆の勝ら
若い平幕力士たちも活躍し、
大いに盛り上がりました^0^
でも唯一、
三賞の選考が
超超超超超ーーーーー不満です!!!!怒
もう少し
両横綱不在の場所を盛り上げてくれた
平幕力士たちの健闘に感謝しろーーーー!!
正代が優勝&大関昇進!
2020(令和2)年大相撲秋場所千秋楽は、
関脇 正代の幕内最高優勝に終わりました。
千秋楽はまさかの
翔猿と正代の事実上優勝決定戦!
こんな展開、
2週間前の今頃は
はたして誰が予想したでしょう??
だって翔猿、新入幕ですよ!?
まさか千秋楽まで
優勝争いに生き残ってるなんて
誰も思わないですよ!
前回新入幕力士が優勝したの、
106年前の両国ですからね。
新入幕力士が千秋楽まで
優勝に絡んだのも、
2016(平成28)年の逸ノ城以来
じゃないですか?
聞けば
千秋楽の「これより三役」に登場したのも、
1963(昭和38)年の大錦、
2006(平成18)年の把瑠都に続く
戦後3人目
とのこと。
そんなスーパー新入幕と
千秋楽に優勝かけて戦うなんて、
正代の方がやり辛かったと思います。
14日目に翔猿を迎え撃った
大関 貴景勝ほどのプレッシャーでは
なかっただろうけど、
番付も実績も正代が格上ですからね。
優勝を決めた千秋楽の本割の相撲、
正代は前日の朝乃山戦のような
一気の馬力の立合いではありませんでした。
ちょっと相手の出方を伺って
見て立ったような立合いでした。
相手は小兵の翔猿なので、
警戒したのでしょう。
その後も硬さが出たのか、
相撲は終始翔猿のペース。
これは翔猿の106年ぶりの新入幕優勝、
本当に実現してしまうのでは!?
と思いました。
でも土俵際の逆転で正代の白星。
正代の初優勝が決定します。
まさに緊張とプレッシャーに打ち勝っての
初優勝でした^0^
翔猿も小細工せず真っ向勝負で
いい相撲でした^^
結果、正代は2020年秋場所、
13勝2敗の成績で初優勝。
場所後には臨時理事会も招集されるとのこと。
事実上、大関昇進もほぼほぼ確定です。
今場所は両横綱が休場だったので、
優勝ラインは少なくとも3敗には
下がるのではと予想していました。
全勝力士は6日目早々いなくなり、
中日の時点で2敗がトップで9人もいる、
という混戦状態だったので、
誰もが優勝ラインが下がる展開を
想像したことと思います。
でも終わってみれば13勝2敗!
これは凄いことです!!
ちなみに正代の優勝は
熊本県出身力士では史上初
時津風部屋では北葉山以来57年ぶり
とのこと。
正代関、
初優勝&大関昇進、
おめでとうございます!
三賞が怒りを覚えるレベルでケチすぎる
そんなわけで、
ご贔屓力士の一人である正代が優勝し、
横綱不在な中多くの平幕力士たちが
活躍して盛り上がった2020年秋場所ですが、
唯一の不満が三賞です。
何と今場所の三賞、
たったこれだけです。
殊勲賞:正代
敢闘賞:正代、翔猿
何これ!?
初め情報を聞いた時、
聞き間違いかと思いました。
だって今場所、
平幕力士たちがとても活躍したんですよ!
阿武咲と若隆景に至っては
14日目まで優勝の可能性を
残していたんですよ!!
阿武咲は三役経験もある力士ですが、
若隆景は幕内3場所目で
今場所が自己最高位の場所でした。
新入幕の場所は
早い段階で怪我で途中休場したので、
実質新入幕と言える2場所目で二桁勝利して
番付を大きく上げた場所での11勝目なのに、
何もなしっておかしくないですか!?
もう一人、
隆の勝大活躍し、
場所を大いに盛り上げた立役者の一人です。
優勝争いに絡むまではいかなかったけど、
大関倒したり、優勝争いに絡んだ力士を
圧倒する相撲も取っています。
三賞ってこういう活躍した力士を
讃えるものではないのでしょうか?
辛うじて正代と翔猿は
三賞を受賞しているけど、
正代は「優勝すれば殊勲賞」
翔猿は「今日勝てば技能賞」
という条件付き。
はっきり言って意味不明です。
翔猿は千秋楽、
真っ向勝負で立ち向かって
精一杯戦った上で敗れました。
でももし、
立合いの変化一発で勝っていたら
技能賞に値する相撲に
なるということなのでしょうか?
これまでも三賞がけち臭いを思ったことは
何度もありますが、
今場所に限っては、
はっきり言って、
怒りを覚えるレベルで納得できません!
「相撲協会にお金がないから
三賞を出し渋っているんじゃないか?」
という声も聞こえてきました。
そういうことなら、
賞金を減らすか
三賞自体取りやめにすべきだと思います。
選考委員の方々には
それぞれ言い分もあると思うし、
三賞選考委員会の場に居合わせて
決まる経緯を全て見ていれば
多少は納得も出来るかもしれません。
でも、ファンと選考委員の温度差が
あまりにもありすぎると感じます。
これはとても良くないことだと思います。
もうあまりにも納得いかないから、
相撲協会からの正規の三賞とは別に、
私が勝手に私設三賞を設けて
表彰しちゃってもいいですか?
クラウドファンディングで賞金募って
ファン有志一同で選考してもいいですか?
(どうやってやるのか
全然分からないけど……)
出来ることなら、
ファンの声を聞いて
三賞選考をもう一度
やり直してほしいです。。。
それくらい
今回の三賞選考に関しては
納得がいきません。
せっかくの盛り上がった楽しい場所に
水を差すものと思います。
両横綱不在の場所を盛り上げてくれた
平幕力士たちの健闘を
もう少し評価してあげてほしいです。。。
朝乃山&貴景勝 両大関のこと
一方で今場所、
両大関の朝乃山と貴景勝にとっては
悔しい場所となったと思います。
横綱不在の場所こそ、
最高位の大関が優勝することが
大関の責任と言えますからね。
ただ優勝こそ正代に
持っていかれたものの、
貴景勝は千秋楽まで
優勝の可能性を残していたし、
朝乃山も14日目まで
優勝の可能性を残していたので、
両大関とも
立派に大関の責任を果たしたと言って
いいと思います^^
八角理事長(元北勝海)も
「よく頑張った」と褒めていました。
千秋楽結びの大関戦は、
貴景勝は目の前で正代の優勝が決まった中、
よく気持ちを切らさずに頑張ったと思います。
朝乃山は、
前日の正代戦でのショックを
引きずったまま土俵に上がってしまった
印象でした。
そこは先輩大関の貴景勝の
経験値が勝ったかなと思います。
(年齢は貴景勝の方が若いけど)
特に朝乃山にとっては
今場所とても悔しい場所になったかと
思います。
非常に試練の多い場所だったと思います。
でもこの経験がこれからに生きて、
朝乃山を強くしてくれるものと信じます。
これからは正代も加えた若い3大関で
切磋琢磨して
大相撲界を盛り上げてほしいです!
2020年秋場所千秋楽 全体の感想
2020年秋場所千秋楽の感想は以上です。
三賞選考には大いに不満が残りましたが、
正代の初優勝と大関昇進、
新入幕翔猿の大活躍、
若隆景、阿武咲、隆の勝ら
平幕力士たちの活躍で、
両横綱不在なりに
大いに盛り上がった
2020年の秋場所でした。
活躍した力士の多くが
平成生まれの若い力士ばかりだったので、
若い力が着実に育っていると感じました。
願わくば三賞選考委員の皆様には、
そこをもっと評価してほしかったです。。。
多くの相撲ファンが
今回の三賞選考には
不満を抱いています。
この不満の声が選考委員の方々へ届き、
今後の相撲界をより良くするものと
なってくれたらいいと心から願います。
力士さん、相撲関係者の皆さん、
相撲ファンの皆さん、
秋場所15日間、お疲れさまでした。
ペパーミントあいがお届けいたしました。