北海道出身の横綱は8人

北海道出身の横綱は8人アイキャッチ 大相撲の記録

NHK大相撲の細かすぎる記録が
大好きなペパーミントあいです。

平成30年(2018年)
夏場所7日目のNHK大相撲中継では、
北海道出身の横綱が紹介されました。

北海道出身の横綱は
歴代72人中8人です。

北海道出身の横綱8人

北海道出身の横綱は以下の8人です。

北海道出身の横綱
千代の山
吉葉山
大鵬
北の富士
北の湖
千代の富士
北勝海
大乃国

歴代横綱の10分の1以上

北海道出身の横綱は合計8人。

江戸時代から数えて72人しかいない
稀有な存在の横綱ですが、
その10分の1以上を占めています。

北海道の相撲大国ぶりがうかがえます。

昔はそれこそ海を越えるのは
大変なことだったから、
北海道・沖縄という「端端」の力士は
忍耐力があって出世する人も
多かったようですね。

今でいう外国出身力士みたいなものかな、
と感じました。

大横綱と有名な大鵬、北の湖、千代の富士も
北海道出身です。

旭大星への期待

そんなかつての相撲大国・北海道ですが、
最近では平成10年夏場所の北勝鬨を最後に
幕内力士が20年間途絶えました。

北海道出身の横綱の記録が紹介された
平成30年夏場所は、
北海道出身の旭大星が新入幕を
はたした場所でもありました。

26年ぶりの北海道出身の新入幕、
20年ぶりの北海道出身幕内力士

ということが話題になりました。

解説でおなじみの北の富士勝昭さんも
北海道出身です。

同郷の旭大星に対する
北の富士さんの期待は高いようです。

解説では厳しい言葉も多いですが、
それ以上に大きな期待を感じます。

矢後への期待

旭大星が入幕した翌年、
2019年初場所には、
北海道出身の矢後が新入幕を果たします。

矢後の所属部屋は
元琴風の尾車親方率いる尾車部屋。

尾車部屋の力士の多くは
関取昇進と同時に「風」のつく
四股名を襲名するのですが、

矢後は珍しく、
関取になっても本名の矢後のままでした。

師匠の尾車親方は初め、
風の四股名をつけなかった理由を
「急いでトンボになる必要はない」
と話していました。

(「やご」をトンボの幼虫の「ヤゴ」とかけて)

でもその後、
いずれは「琴風」を襲名させる
つもりであることを明かします。

琴風を襲名するに相応しい力士になったら
改名するようですね。

師匠の期待は相当高いと見えます。

はたして矢後は、
師匠の期待に応えて琴風を襲名し、
師匠の現役時代の番付を越えて
次の北海道出身横綱になれるのでしょうか?

矢後がどれだけ素質に恵まれた
力士だったとしても、
横綱になるのはとても難しいことです。

でも将来が楽しみな力士には違いありません。

北の富士さんのコーナーで紹介

この記録はNHK大相撲中継の中入り企画
「北の富士語る」のコーナーで
紹介されました。

北海道出身横綱の記録が紹介されたのは
その第1回。

北の富士さんの入門当初の
お話が紹介された回でした。

第1回の最後に北の富士さんは、
「元気なうちに北海道出身の横綱が見たい」
と話しています。

※「北の富士語る」のコーナーは、
翌年2019年春場所に最終回を迎えています。

北海道は幕内力士輩出人数も1位

以上、北海道出身の横綱について
お伝えいたしました。

かつては相撲大国だった北海道。

大横綱の大鵬、北の湖、千代の富士も
輩出した北海道ですが、
今はその地位をモンゴルに
とって変わられた感があります。

でも遠いところからやってくる人は
覚悟が違うというのは
いつの時代も共通なのかなと思いました。

北の富士さんがお元気なうちに
北海道出身の横綱は誕生するのでしょうか?

横綱が誕生すること自体、
そうめったにあることではないけど、
誕生したら嬉しいですね^^

矢後と旭大星の今後を
楽しみに見守りたいと思います。

ちなみに相撲大国北海道は、
幕内力士の輩出人数も
歴代1位となっています。

大相撲の県別幕内昇進人数の記録
1位は北海道の51人、2位は青森県の43人、3位は東京都の29人となります。この県別幕内昇進人数の記録は、2018年(平成30年)夏場所現在、昭和20年秋場所以降のものです。県別幕内昇進人数の記録は、平成30年夏場所6日目、NHK大相撲の十両の取組中に紹介されました。

以上、ペパーミントあいが
お届けいたしました。