相撲と紅茶とゲームが大好きな
ペパーミントあいです。
すみません。
2020(令和2)年大相撲秋場所10日目は、
思いっきり藤井康夫アナと舞の海秀平さんへ
説教かましてます。
私ごときたかが相撲観戦歴20年ぽっちの
一ファンが偉そうにすみません。
でも一相撲ファンとして、
NHK大相撲中継の実況アナと解説者には、
相撲がより楽しくなるような
楽しい実況をしてほしいと希望します。
舞の海さん、それは立浪親方に失礼です
しょっぱなから愚痴でごめんなさい。
でも10日目のNHK大相撲中継幕内は、
頭から舞の海さんの発言に
イラっときて始まりました。
私が今日イラっと来たのは、
舞の海さんが豊昇龍に対して言った
この一言。
つきっきりで指導していれば、
今頃もっと強くなっていて、
とっくに三役に上がっていたでしょうね」
これは今の師匠の立浪親方(元旭豊)に
対して非常に失礼なのではないでしょうか?
師弟を親子と見るほど
師弟関係を大切にする相撲界の伝統にも
水を差すものと思います。
元嘉風の中村親方は、
かつて朝乃山がインタビューで
大学時代の恩師の指導を
今も受けていると発言したことに
苦言を呈していました。
「師匠がいるのにそれは失礼だ」と。
舞の海さんご自身は
師匠の佐田の山さんを
今もとても慕い、
尊敬していると思います。
もし誰かが自分勝手に
「舞の海は師匠が佐田の山でなければ
大関にはなっていただろう」
とでも発言したら、
どう思うのでしょうか?
たとえ自分の潜在能力を
高く評価されての一言だったとしても
全然嬉しくないのではありませんか?
舞の海さんが佐田の山さんを
尊敬していることは、
彼の言動からとてもよく伝わります。
それだけ師匠との絆を大切にされている方が、
大相撲の良き伝統を守っていらっしゃる方が
他人の師匠を否定するような発言を
されたことを心から残念に思います。
賛否が分かれた正岡子規特集
2020年秋場所10日目は、
明治から大正にかけて活躍した俳人・
正岡子規の相撲に関する俳句の特集も
交えた大相撲中継でした。
ちなみにこの日の実況は
藤井康夫アナウンサー。
藤井さん実況の日は
何かと面白い特集が組まれるので、
藤井さん主導で
企画が組まれたものと思われます。
正岡子規は好角家だったようで、
相撲に関する俳句もたくさん
残していたんですね!
角力取(すもうとり)」
など、相撲愛あふれる句が
たくさん紹介されていました。
相撲が秋の季語であることや、
「雷」は夏の季語だけど
「稲妻」は秋の季語であることまで
学べたりして勉強になりました。
ただこの正岡子規特集、
一部の相撲ファンには不評だったよう。
理由は
「推し力士が土俵に上がっているのに
相撲の話をしないで正岡子規の話
ばかりしていた」
ことと、
正岡子規が四つ相撲の見応えを
詠んだ句を引用して、
「最近は見ごたえある四つ相撲が
少なくなった」
とか
「押し相撲ばかりになってしまった」
など、藤井アナと舞の海さんが
今の力士さんをディスるようなこと
ばかり言っていたからのようです。
特に後者の比率が大きかったと想像します。
「昔の力士は素晴らしかった。
それに引きかえ今の力士は……」
という話は、
聞いていてあまり気分のいいものでは
ないですもんねm(__)m
企画自体は良かったのに、
それを台無しにしてしまうような
愚痴っぽい会話が残念でした。
翔猿も若隆景も勝った!
と、ちょっと愚痴っぽい話題が
続いてしまいましたが(;^_^A
気を取り直して今日の相撲のお話を。
2敗の若隆景と翔猿は
ともに勝って勝ち越しを決めます!
両力士ともいい相撲でした^0^
この調子でこの先も
いい相撲を取り続けてほしいです!
翔猿、息が上がっても喋る!笑
そして勝ち越しを決めた両力士は
勝ち越しインタビューを受けます。
翔猿は竜電との我慢比べの相撲を
制した後のインタビューだったので、
とても息が上がっていましたが、
よく喋っていました(笑)
翔猿がよく喋るので、
インタビューアーの質問も多く
若隆景の1.5倍くらいは
あったのではと思います。
あんなに息上がりながら
よく喋れるなぁと感心しました(笑)
でも竜電との我慢比べを制した相撲は
見事でした!
動き回る力士だと思っていたけど、
理詰めの相撲も取れる力士なんだなと
思いました。
阿武咲、高安に勝って勝ち越し!
そして私が個人的に応援している阿武咲は
高安に勝って勝ち越し!
2敗も守ります。
とても気合の入ったいい相撲でした^0^
勝ち越しインタビューにも
はきはきと答えていました。
ゲン担ぎなのか
お髭も伸びているようでした。
お髭のせいか、
ちょっとたくましく見えました^^
隆の勝が照ノ富士に勝った!
そんなわけで、
2敗力士は順当に勝ち続けていた
10日目ですが、
まさかのまさかで、
一番安定していると思っていた照ノ富士が
隆の勝に敗れます!
立合い左の押っつけで
照ノ富士の右差しを封じ、
一気に出た隆の勝。
素晴らしかったです!
隆の勝、強くなりましたね^0^
元大関に勝った隆の勝、インタビュールームへ
そして隆の勝はこの日、
照ノ富士に勝ってまさかの
インタビュールーム。
私が冗談でツイッターに
「隆の勝のインタビューないの?」
と呟こうとしたら、
本当にインタビュールームに呼んだ
NHKさん、素晴らしいです!
事実上、大関に勝ったようなものですからね。
殊勲インタビューに値する
相撲だと思います。
それくらい今場所の照ノ富士は強いですよ。
価値ある1勝です。
仕切り線はみだしの基準が違いすぎるのは、ちょっと……
一方で今日は、
立合いで仕切り線からはみ出して
手をつく力士さんに対して、
行司さんや審判が
注意したりしなかったりしているのが
気になりました。
さっきのあの力士は
あんなにはみ出していたのに
注意されなくて、
今のこの力士さんは
これしかはみ出していないのに
注意されるの??
と思う場面がありました。
仕切り線はみだしを注意する基準は、
手付き以上に行司さんと審判による
さじ加減に差があるように感じます。
統一してほしいなと思います。
朝乃山、今場所2度目の不戦勝
一方で朝乃山は10日目、
今場所2度目の不戦勝です。
対戦相手の霧馬山は、
何と昨日の貴景勝との相撲で
左肩の腱板を損傷していた様子。
「ブチっと音がした」とのことです!
ぱっと見は全然分からなかったのですが……
昨日まで2敗で調子よかっただけに
休場は残念です><
とはいえ、力が入らない、
冷やしても痛みが取れないとのことなので、
無理はしないでほしいですね。。。
大関が一場所で2度の不戦勝の記録
ちなみに
大関が一場所で2度不戦勝となるのは、
2014(平成26)年初場所の稀勢の里以来
だそうです。
この時の対戦相手は
妙義龍と琴奨菊とのことです。
朝乃山、今場所2度目の試練?
そんなわけで、朝乃山にとっては
思わぬラッキーな白星となりました。
でも星の上ではラッキーですが、
場所全体の流れやリズムを考えたら、
朝乃山にとっては2度目の試練なのではと
私は思います。
不戦勝で1日相撲を取らない日があると
リズムが狂って
翌日以降の相撲に影響が出ることもあると
よく聞くので。
特に横綱や大関になる人ほど
こういう1日1日のリズムを
大事にしていて、
不戦勝は嬉しくないと話します。
朝乃山は一昨日不戦勝で、
昨日相撲を取って
本場所の勘を戻しかけたのに
今日また不戦勝ですからね。
これから強い相手と当たっていく中で
リズムが狂うと
大変なのではないでしょうか?
無論、怪我した霧馬山は悪くないし、
朝乃山とて
そんなことで潰れるような大関ではないと
思っていますが……
※変な陰謀論言ってる人が
いるようだから、
書かせていただきました。
正代、照強を下して2敗を守る
そして正代は照強に勝って2敗を守ります。
正代は以前、
照強の足取りに敗れたことがありますが、
今場所は足取りは食いませんでした。
というか、
照強が足取りは狙わず、
まともに当たりました。
正代は
当たって中に入ろうとする照強の
手首をつかみ、もう一方は抱え込んで
完全に動きを封じ、
そのまま土俵の外へ出すという
スケールの大きな相撲を見せました!
以前だったら胸で当たって双差しを狙い、
その後も頑ななまでに
双差しになろうとし続けていたと
思うのですが、
成長を感じる相撲でした!
ただ勝ち越しインタビューでは、
過去に足取りを食らった照強について
聞かれると
と答えていて、
やっぱり正代だなと思いました(笑)
貴景勝、大栄翔を落ち着いて押し出し
そして結び。
2敗の大関貴景勝は
大栄翔との押し相撲対決を制して勝ち越し。
2敗を守ります。
落ち着いていたように見えました。
がむしゃらに前に出ずとも勝てるところに
自力の差を感じました。
さすが大関ですね。
2敗力士は6人から5人に
結果、6人いた2敗力士は照ノ富士が敗れ、
5人に。
3敗で朝乃山と照ノ富士が追うという
展開になりました。
3敗:朝乃山、照ノ富士
となっています。
依然混戦状態ですが、
2敗力士が一歩の引かない感じがいいですね。
この中から優勝力士が出そうです。
2020年秋場所10日目 全体の感想
以上、
2020年秋場所10日目の感想を
語らせていただきました。
ちょっと愚痴も多くなりましたが、
まあ、それも含めて楽しんでます(笑)
でもせっかく面白いいい相撲が
たくさんあったのに、
「昔の力士は強かった。
それに引きかえ今は……」
という話は不粋に感じてしまいましたm(__)m
きっと正岡子規も
喜んでいないのではないでしょうか?笑
昔には昔にしかない良さがあるだろうけど、
同様に、今の相撲には今の相撲にしかない
良さがあるはずなのになぁ。。。
相撲に造詣の深い藤井アナだからこそ
昔と比べて色々
言いたくなってしまうのでしょうが、
相撲を伝えることに矜持を持っている
藤井アナだからこそ、
今の相撲の素晴らしさも
伝えてほしいと感じます。
私ごときたかだか20年ちょっとしか
相撲を観ていないファンが
偉そうにすみません。。。
ただの一相撲ファンの思ったことです。
以上、
ペパーミントあいがお届けいたしました。